アクセス
栗の湯さんの最寄駅はサザエさんの聖地 京急田園都市線「桜新町駅」。
南口を出て駅前通りを右手に進み、一つ目のすき家の先を右折。
後はひたすら道なりに直進。首都高沿いの玉川通りの向こうに栗の湯さんが見えますが、横断歩道が無い為、少し迂回して左手の歩道橋より玉川通りの向かい側へ。
玉川通り沿いにあるのは栗の湯コインランドリー。
その向かいの呑川親水公園では何故か犬と鶏の銅像がにらみ合っていますw
栗の湯コインランドリーの奥、駅から徒歩10分程で栗の湯さん到着。
リニューアル前
コチラは世田谷区浴場組合HPに掲載されていた建替え前の栗の湯さんの写真。
記憶と記録に留める為にUPしておきます。外観は瓦屋根の純和風の佇まい。
中はフロント式でロビー奥が男湯、手前が女湯だったようです。
【訪問日】2022/3/17:リニューアル中
この日は休業中銭湯の現状を見るべく世田谷の「栗の湯」さんへ。
東京銭湯マップでも、世田谷区浴場組合HPでも暫く休業表記。
Googleマップ上は、同住所地には更地が映っています。
この日の現場は・・・
建物も残っておらず、もう廃業されたのかなと帰路に着こうとしたその時!
隣のマンション1Fにコインランドリー栗の湯が残っており、その電光掲示板に「栗の湯」の文字が、続いて「リニューアル予定」の表記が。
私が東京お遍路を始めた3年以上前から休業中ですが、その後コロナ過もあり、新築工事のタイミングを図られているのかも。心してその日を待ちたいと思います!
【入浴日】2022/8/13:リニューアル後
この日は2023/7/16リニューアルOPENされた「栗の湯」さんへ行って参りました。
HPでは不定休との事でしたが、基本月、火休みのようですね。
下足箱は、いろは文字と漢数字の組合せでレトロテイスト。
コチラは館内案内図。1Fがフロント、ロビーで2Fが浴室。
今回建替えリニューアルに当たってバリアフリー化も進めたようです。
まずは入口の券売機で入浴券とサウナ券を購入。
フロント脇にも湯っくりのゆの屋号看板が掲げられています。
中庭に面した広いロビーにはホワイトボードが置かれ、子供がお絵かき出来ます。
浴室はロビー奥の階段を上った2F。
男湯入口脇の男湯マークもちょっと愛でポイントw
フロントで下足札と引き換えに預かったロッカーNoに荷物を入れ準備を整えたら、いざ真新しい浴室へLet’s go♬
まずはいつも通り沐浴で全身お清めを済ませ、早速内湯からライド温♨
内湯はシルキーバスと天然温泉浴槽のコンビネーション。
まずはシルキーバスのナノバブルで全身洗浄浴。
シルキーバスに続いて奥の源泉浴槽へ。
源泉は透明感のあるアメリカンコーヒーのような色のモール泉*1で、泉質名は保湿成分のメタケイ酸泉。浴感は軽いスベスベ感もあり良い感じです。
試しに湯口の湯を掌に掬い一舐めしてみましたが、無味無臭。成分濃度はそれほど濃くはないので、その分体への負担も少なく安心して浸かっていられます。
軽く温まったところで露天風呂へも移動。コチラは広い不感温帯のぬる湯。
湯巡りで体も温まったところで、サウナ室へもお邪魔します。
新しい栗の湯さんのサウナは本場フィンランドHARVIA社製ストーブを使用しておりオートロウリュ付き。この日のコンディションは90℃。
常時ポタポタ、ジュンジュジュンとロウリュの垂れる音がし室内は高温高湿状態が保たれています。30分に1度オートロウリュが発動すると、既に高湿度状態の為、飽和水蒸気が頭上から一気に降り注ぎ、かなりの焦熱状態にw
発汗後はサウナ室前の黒湯水風呂へ。
こちらは水温21.7℃程ですが、栗の湯さんの源泉は元が18.2℃の冷鉱泉の為、コチラがほぼ源泉かけ流し。細かな湯の華も舞い極上のクールダウンが楽しめます。
この日は以下3セット楽しませて頂きました。
・オートロウリュサウナ7分⇒黒湯水風呂1.5分⇒露天外気浴3分
・オートロウリュサウナ10分⇒黒湯水風呂1.5分⇒露天外気浴3分
・オートロウリュサウナ12分⇒黒湯水風呂2分⇒露天外気浴5分
仕上げは源泉浴槽で再度体の芯まで温まり、汗止めに黒湯水風呂の冷鉱泉を頭から数杯被り、これまた黒湯源泉で絞ったタオルで全身を拭き上げて上がりました。
お陰様で東京銭湯お遍路516湯目のスタンプも無事GET♪
※トシゾースタンプのデザインはリニューアル前の純和風の千鳥破風の物のようです。
行きは気づきませんでしたが、玄関脇の植栽もオサレな感じでございますw
本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
世田谷方面へお立ち寄りの際は是非♪
※浴室内は撮影不可の為、世田谷区浴場組合HPより拝借しております。
*1:古代海水を由来とした石油化前の海藻等のミネラルを豊富に含んだ泉質