湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

明美湯|梅島|二股カルシウム温泉銭湯|湯活レポート(銭湯編)vol.504

www.1010.or.jp

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Google マップ

アクセス

明美湯さんへは、最寄りの東武スカイツリーライン(伊勢崎線)梅島駅で下車し、正面の道路を梅田1~8丁目、関原2・3丁目方面へ。

一本目の不動産屋の手前の路地へ右折。

右折するとすぐ、正面に閉店銭湯「城北湯」が見えて来ます。
城北湯の手前を左折ですが、折角なので城北湯の周りをグルリと回ってみました。

露天風呂、歩行浴、サウナ、水風呂等がありかなり大きな銭湯だったようです。

裏手からは使用されなくなったコンクリートの煙突と、閉店まで使用されたであろう、2本のシルバーの煙突も拝む事が出来ました。
2013年5月閉店との事ですので、既に閉店から10年以上が経過しているようです。

さて、寄り道はこの辺りにして次の突き当りを右折。
この角のレディースコンパ瀧の外装がまた昭和レトロゴージャスですw

暫く直進し、突き当りの手前を左折。

その先、環七南通りを渡り、そのまま正面の亀田トレイン通りへ。

亀田トレイン通りを進み、そば処 信濃庵の先、信号の手前を右折。

駅から徒歩15分弱で明美湯さんの緑色の屋根が見えて来ます。

建屋の脇からは、今も現役で白煙を上げる明美湯さんの白亜の煙突もみられますよ。

 

【入浴日】2023/7/9:夏の日のプールを求めて

この日は夏の日の涼を認めて、プール付き銭湯「明美湯」さんへ。
明美湯さんの玄関には、関東では珍しい長暖簾が架かっています。

それでは早速、受付を済ませて浴室へ。

脱衣場の折り上げ格天井を愛で、なまこ壁と瓦屋根の仕切り壁を愛で、浴室の中に入ると、浴室正面のペンキ絵は変わらず安定のセンター富士。

まずはいつも通り沐浴で全身お清めを済ませ、湯巡りからスタート。
座湯と寝湯のジェット、薬湯未稼働は前回同様。メインの白湯は44℃とアッツアツ。
名物の二股温泉は湯の花で薄濁り。微かにキシキシした浴感で良く温まります。

湯巡りで体も温まった頃合いでバイタル熱気浴へ。
室温40℃程度ですが、落ち着いて入っていられる分、じっくり発汗。

バイタル熱気浴後は、水風呂クールダウンからのメインディッシュミニプールへ。
奥行5m×幅1.5m×水深70㎝程度のミニプールですが、プカプカ浮いていれば極楽。
明美湯さんは天然地下水使用の為、加温循環濾過のメインバスは無色透明ですが、ミニプールは微量の鉄分を含むのか薄く緑色を呈しており、肌触り滑らか。

暫し行水気分を楽しみ、最後に二股温泉でしっかり温まってから上がりました。

脱衣場で暫し涼んでいると、この日掛かっていたBGMはTHE ALFEE♪
THE ALFEE「メリーアン」

本日も良い湯、良きサウナ、爽快なプール浴をありが湯ございました♨

 

【入浴日】2020/10/7:初回訪問

この日は梅島方面へ出掛け、「明美湯」さんへ立ち寄り湯。
到着し、中にお邪魔すると、琉球畳風の床に赤いソファが映えるロビー。

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ロビーの一角には、二股温泉原石タンクが展示してあります。都内銭湯には北海道長万部の二股カルシウム温泉の湯の花を用いた人工温泉銭湯が幾つかありますが、原石タンクを展示公開してあるのは、明美湯さんだけかも知れません。

コチラは二股カルシウム温泉の効能書き。とにかく保温効果が高そうです。

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それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
脱衣場天井は見事な折り上げ格天井。BGMには懐メロ歌謡が流れています。

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浴室に入ると正面には伸びやかなタッチの霊峰富士のペンキ絵。男女浴室仕切り壁はなまこ壁、壁上は屋根瓦と純和風のしつらえになっています。

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まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
明美湯さんはWebサイト等にも浴槽写真はございません為、ここからは私の拙い図解とレポートで紹介して参りますので、おつきあい下さいませ。

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メインバスは白湯と座風呂、寝風呂ですが、ジェット機能は故障で停止しています。
ひとしきり体が温まったところで二股温泉に移動します。薄い白濁りのお湯には二股カルシウム温泉原石の湯の花が溶けだしており、良く温まります。

 

体も十分温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
明美湯さんのサウナはバイタル熱気浴でこの日のコンディションは45℃。
温度が低めの為、その分ゆっくり入ってじっくり発汗。
発汗後はサウナ室前の水風呂は20℃で爽快にクールダウンしたところで、男湯だけの特権、プール(女湯の皆さん申し訳ないッ!←昼のセント酒風w)へザブンと飛び込み、暫し無重力状態でプカプカ冷冷交互浴を楽しみます。

仕上げは再び二股温泉に潜り込んでじっくり体の芯まで温まってから、最後に熱めのシャワーでサッと流して上がりました。

湯上り後は汗が引くまで脱衣場で懐メロ歌謡を聴きながら暫し休憩。

中島明菜「セカンドラブ」

サザンオールスターズ「チャコの海岸物語」

CHAGE & 石川優子「ふたりの愛ランド」

私は私なりに現状にフィットして湯活を楽しませて頂きましたが、おかみさんにお話をお伺いしたところ、座風呂や寝風呂のジェットも、薬湯も配管がダメになって再開の見通しが立たず、カランのお湯が一部出ないトラブルがあったり、年季が入って味が出る部分もあれば、設備的には難しくなる部分もあり、銭湯経営もなかなか大変だなと改めて認識させられました。ご無理は申しませんが、地域のご常連様の為にも出来る限り続けて頂きたいなと思います。


本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、店舗紹介ページより拝借しております。