湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

旅館 澤の屋|根津|湯活レポート(銭湯編・番外編)

www.sawanoya.com

【所在地】東京都台東区谷中2-3-11

Google マップ

【入浴日】2022/9/19

 

この日は日帰り入浴を受け付けていらっしゃると伺い「旅館 澤の屋」さんへ。
旅館 澤の屋さんへは、東京メトロ千代田線 根津駅1番出口を出て左手方向へ。

暫く進むと通りの電柱に旅館 澤の屋さんの電柱広告を発見!

電柱広告に沿って不忍通りを進み、根津神社入口交差点を右折。

駅から徒歩6分程で藍染大通りの右手に旅館  澤の屋さんが見えて来ます。

通常は旅館営業のみだそうですが、場所柄インバウンドの外国人の宿泊も多かったようで、コロナ禍以降宿泊が激減し、デイユースと日帰り入浴を始められたとの事。

さて、お伺いして確認したところ、入浴料は500円と都内銭湯と同一料金ながら、コチラの営業許可は一般公衆浴場(いわゆる銭湯)ではなく、旅館業の許可内で日帰り入浴を受け付けていらっしゃるとの事。お風呂は温泉ではなく沸かし湯の為、温泉カテゴリでもなく、さりとてスーパー銭湯という訳でもない。位置づけとしてはなかなか難しいところではありますが、本ブログでは施設の規模並びに入浴料を銭湯料金に揃えていらっしゃる事から銭湯編の番外編としてカテゴライズさせて頂きました。

中へお邪魔すると、旅館ですので、1Fには趣きのあるフロントにロビー。

それでは受付を済ませて、早速浴室へ参ります。
コチラは浴室入口前の絵画や調度類。
どうです?山河の風景の中に佇む旅館に来たみたいでしょ。

そしてコチラが浴室入口。
檜の湯と陶器の湯がありますが、この日は檜の湯に案内して頂きました。

ココからは澤の屋さんの日帰り入浴は事前予約の貸切制の為、施設にご了承を得て撮影させて頂いた浴室内の写真も交えてレポートを進めさせて頂きます。
檜の湯の暖簾を潜って中に入るとこんな感じ。こじんまりした家族風呂の風情です。
木のぬくもりが感じられ、脱衣場の床は琉球畳で落ち着けます。

浴室はこんな感じ。浴室名通り、湯船は檜風呂です。

まずはいつも通り沐浴で全身お清め。
コチラは旅館の為、リンスインシャンプーやボディーソープは常備されています。
こじんまりしていますが、銭湯料金内でフェイスタオルにバスタオルまで付いている上に貸切ですので、シンプルに湯浴みをする分にはお得感があります。

全身の汗を流しサッパリ洗い終えたところで、早速お風呂へライド温♨
水位センサーで湯が溢れて水位が下がると湯口から滔々と新湯が注がれます。
湯温は42℃程の適温湯。湯口方向には浴槽内に新湯を注ぐ水流があり、腰を当てればさながらジェットバス気分が味わえます。
※オッサンの足でゴメンなさい💦

浴槽に面した窓の外には、坪庭の池があり、信楽焼の狸と池の鯉が入浴客を見守っています。そよぐ秋風が浴室内へそよそよと流れ込み、火照った顔に心地よいです。

暫し湯浴みを楽しみ、熱めのシャワーでサッと流して上がりました。
湯上り後もドライヤー他アメニティが無料で使えますので嬉しいですね。

 

ちなみに空いていましたので、陶器の湯も一枚撮らせて頂きました。
コチラは浴室名通り陶器の壺風呂ですね。

本日も良い湯をありが湯ございました♨
澤の屋さんの日帰り入浴はコロナ禍の限定サービスだそうですので、いつまで続けられるかは未定です。気になる方はお早めにお出掛けされてみて下さい。
皆様もたまには下町の和風旅館でタイムスリップ気分はいかがでしょうか?