【入浴日】2022/1/15
この日は東武伊勢崎線ぶらり旅で「高砂湯」さんへ行って参りました。
高砂湯さんの最寄駅は、東武伊勢崎線と桐生線が合流する太田駅。
北口を出てロータリー正面の通りを左手方向へ進みます。
途中で大通りも超え暫く歩くと、路地の右手に高砂湯さんの煙突が見えて来ます。
駅から徒歩10分弱で高砂湯さん到着。
裏手からは高砂湯さんの煙突も仰ぎ見る事が出来ました。
高砂湯さんは群馬県浴場組合加盟銭湯ですが、群馬の銭湯HPからは消えたWeb上では幻の銭湯。不定休との事ですが、ほぼ年中無休で営業していらっしゃるようです。営業時間は現在、17:30～23:00との事。関東一開店時間が遅い銭湯でもあります。
開店少し前に到着したので暫く待っていましたが、開店時間が過ぎ10分、15分と経過しても一向に開く様子は無し、ご常連さんも5名、10名と集まって来て表に並びます。
空を仰ぐと高砂湯さんのシルエットの向こうにはもうすぐ満月の月が上っています。
待つ事30分超、17:55分になってようやく扉が空き、並んでいた常連さんがゾロゾロと中へ入っていきます。
後で伺いましたが、高砂湯さんはご主人お一人で切り盛りされていらっしゃるので釜場との間を行ったり来たり、番台にいらっしゃらない事も多く、番台にいらっしゃらない時は後で入浴料を払えばいいよと常連さんが教えてくれました。
何と大らかな！
それでは私も中へお邪魔し、早速受付を済ませて浴室へ参ります。
群馬県浴場組合の銭湯は入浴料400円だそうですが、コチラはお得な300円！
ココからは高砂湯さんはHPから消えている為、浴室内写真等もWeb上に見当たらず、私の拙い図解で恐縮ですが、コチラを交えレポートを続けさせて頂きます。
コンパクトな浴室で左右に4基のカラン。シャワーや浴槽も中普請されたようで、設備は群馬県の銭湯の中でもピカピカの部類です。
まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
浴槽は1層の大きな湯船で左手にバイブラ、右手にジェットバス付。仕切りがないと湯船が広く使えるので、数名入っても余裕で浸かれる点は良いですね。この日はエメラルドグリーンの薬湯に柑橘系の果実が詰められた大きな袋が浴槽に浮かんでおり、後でご主人に伺うと、ゆずの薬湯に生ゆずを浮かべたWゆずの湯との事。待って入った甲斐があり、Wゆず湯で贅沢気分です。
しっかり温もって上がろうとしたら、脱衣場の奥に何か違和感が！？
何と、事前情報がありませんでしたが、サウナ室を発見！
最初電気が消えていたので故障中かと思いきや、扉を開けるとしっかり熱い！
ご常連さんによると、入る時は自分で電気を点けて入り、出る時は消すんだよと教えてくれました。電気が消えているという事は当然貸切状態。
ご主人に伺うと300円の入浴料で自由に入って良いとの事。
サウナ側はどなたもいらっしゃらなかった為、中の写真も許可を得て撮らせて頂きましたので、そちらを交えてレポートを進めて参ります。
薄暗い小屋風の室内にはサウナストーンを使用した本格的なフィンランドスタイルのストーブが鎮座し、こじんまりした空間に熱気が満ちています。
開店直後に立ち上げるようで、この日は最初マイルドな70℃程だったのが、後半はMAX95℃まで上昇し、しっかり熱めのサウナに！
熱めが好きな方はOPENから1時間程してから利用すると良いかも知れません。
この日は開店が遅れたせいもあり、よきせぬサウナ浴で帰路の電車時刻も迫っていた為、1セットと決め12分一本勝負。発汗後、お隣のシャワーブースも覗いてみましたが、コチラは荷物置き場となっていました。
浴室に戻り、カランの冷水を手桶に汲んで頭から被りクールダウン。
最後は汗をしっかり流してWゆず湯の薬湯でしっかり体の芯まで温もってから上がりました。よく見ると脱衣場には無料のウォーターサーバもあり、至れり尽くせり。
Web上から消えた隠れ家銭湯は、太田市唯一の銭湯であり、群馬県唯一のサウナ付き銭湯、ご主人がお一人で切り盛りする関東一遅い開店時間の銭湯でもありました。
本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
太田方面へお立ち寄りの際は是非♪
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