【入浴日】2021/6/21
この日は川崎方面へ出掛けついでに「桐の湯」さんへ。
桐の湯さんへは、JR南武線 尻手駅の方が若干近いですが、川崎駅からも徒歩で10分少々なので、この日は川崎駅から散歩を兼ねて歩いて行ってみました。ちなみに川崎市は平成4(1992)年オーストリアのザルツブルグ市と友好都市を締結しているそうで、川崎駅コンコースの西口付近にはザルツブルグの鐘が置かれています。
JR線のりば20m、ザルツブルグ市まで9,350㎞って、ちょっと笑えますw
アクセスは川崎駅西口を出て左手の西口通りを直進。
駅から徒歩12分程で「桐の湯」さん到着。
ちなみに尻手駅は西口通りをこのまま直進した先、徒歩4~5分程です。
天然温泉にカルスト―サウナですか、カルスト―サウナって何だろう??
建物横の路地側からは蔦の絡まったチャペルならぬ煙突も見る事が出来ます。
玄関を入るとタイルに囲まれた玄関の正面には渓流の写真が飾られていました。
それでは受付でサウナ料金も支払い、中へ・・・「ん!?カルストーン低温サウナ?世界初の頭低温足熱!?」き、気になる~。。。まあ、中で確認しましょう。
準備を済ませて浴室に入ると浴室正面には威風堂々タイル絵の富士山が鎮座。
まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
浴槽は右手が座風呂とバイブラで、左手が温泉浴槽。
まずは座風呂とバイブラで肩慣らしならぬ湯ならしをして、左手の温泉浴槽へ。
桐の湯さんの源泉はメタケイ酸及びフェロ、フェリイオン泉という名のちょっと珍しい泉質。脱衣場や浴室にはナトリウムー炭酸水素塩泉の掲示がありますが、療養泉には成分がちょっと足らないのと、温泉法や鉱泉分析法指針も年度によって解釈が変わりますので、以前はそうだったところ、令和元年の最新の分析では現在の新しい源泉名となったものと思われます。お湯は薄茶濁りで塩化物泉に似ていますが、主成分は炭酸水素イオンです。療養泉には成分含有量が少し足りませんが、それだけ体や肌には負担が少ない優しいお湯といえると思います。
しっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
さて、カルストーン低温サウナとは、中に入ると一見スチームの出ていないミストサウナ風。よく見ると奥のベンチ下に壁際の床置きエアコンのようなものが設置してあり、足熱という事のようです。室温は55℃。ドライサウナとしては極めてマイルドです。後でネット等で検索したところ、定かではありませんが、北陸や北海道に多く見られる壁面にカルストーンという石を使用したサウナで温度は総じてマイルドとの事。最初は少し物足りなさを感じますが、とはいえ55℃。じわじわ発汗してきます。
じっくり入っていると、耳に入って来るBGMはド演歌♪ 新作演歌が多かったようで、分からない曲も多数ありましたが、聴き取れたものだけUPしておきます。
皆様もド演歌カルストーンサウナの世界観をお楽しみ頂ければと存じます。
松原のぶえ「花○あげる」
奥山えいじ「うまい酒」
発汗後は立ちシャワーで冷水を浴び、暫し休憩を繰り返す事、以下2セット。
・ド演歌カルストーンサウナ3曲⇒冷水シャワー0.5分⇒休憩3分
・ド演歌カルストーンサウナ3曲⇒冷水シャワー0.5分⇒休憩5分
最後はやはり薄茶濁りの温泉浴槽で体の芯までじっくり温まり、手桶に汲んだ源泉で絞ったタオルで全身を拭き上げてから上がりました。
本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪
※浴室内、他は撮影不可の為、神奈川県浴場組合Webサイトより拝借しております。