【入浴日】2021/9/15
この日は横須賀方面に足を延ばし「当り湯」さんへ行って参りました。
当り湯さんは、京急本線 横須賀中央、県立大学、JR横須賀線 衣笠の各駅の中央辺りに位置し、どの駅からも徒歩で15~25分と若干距離があります。
この日は京急本線 県立大学駅から参りましたので、アクセスを紹介しておきます。
まずは県立大学駅を出たら左手方向へ坂を上り京急線沿いに進みます。
突き当り手前の京急線のガード下へ左折。
※下の写真の突き当り奥側は車道です。
暫く直進し、上町3丁目交差点で再度左折し県道26号へ。
その先、鶴久保小学校前交差点を右折すると、もうすぐです。
駅から徒歩15分強で当り湯さん到着。
建物脇からは当り湯さんの年季が入った鈍色の煙突も仰ぎ見る事が出来ました。
実は、当り湯さん正面には不入斗(いりやまず)橋バス停があるのですが、本数が少ない上に運行してしない時間帯もあるのですよね;;
後、注意が必要なのは、神奈川県浴場組合Webサイトでは、金曜定休となっていますが、Google調べでは火曜、金曜定休となっています(実は1回定休訪問食らいましたw)。
それでは暖簾を潜って中へお邪魔します。
中は男女振り分け式入口に番台式の正統派レトロ銭湯。
当り湯さんの見所として建具等が往年のまま残っており、これはなかなか貴重です。
脱衣場に入ると更に圧巻!天窓や浴室入口周りの建具に始まり、男女脱衣場仕切り壁上の欄間に至るまで昭和初期を彷彿とさせる建具の数々。
ロッカーは申し訳程度で常連さんも皆、脱衣は古くからある籐籠を利用しています。
それでは番台で女将さんに入浴料を支払い、いざ浴室へ。
※浴室内の風景については、HP等に写真も無い為、Youtubeの銭湯物語の動画でご覧ください↓
浴室正面には板壁に直接描かれた長閑な山麓の田舎家風景のペンキ絵。
男女浴室仕切り壁越しに見える女湯側はどうやら富士山のペンキ絵のようです。
まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
浴槽のタイルも往年のままのレトロ仕様で味があります。
浴槽は右手がバイブラ付き浅湯で左手が深湯。
湯船には鉱石を使用したラドンイオン温浴泉のお湯がタップリ満たされています。
まずは浅湯のジェットで軽く凝りを解しながら湯慣らしし、いざ深湯へ。
深湯は湯温43~44℃程となかなかの熱湯。思わずくぅぅ~ッと声が出ます。
そのまま暫し珍しい田舎家のペンキ絵を眺めながらじっくり温まります。
体の芯まで温もったところで、シャワーで軽く流して上がりました。
脱衣場の扇風機の風を浴びて汗が引いたところで女将さんに御礼を告げて外へ出ようとしたところで、入る際には気づきませんでしたが、入口には大迫力の龍虎の暖簾が掛かっており、女将さんにご了承を得て1枚撮影。
玄関を出て、漆喰塀まで美しい当り湯さんの外観に別れを告げて帰路に着きました。
本日も良い湯をありが湯ございました。
横須賀方面へお立ち寄りの際は是非♪