アクセス
文化浴泉さんへは、最寄りの東急田園都市線 池尻大橋駅東口の階段を上がったら、その階段を折り返すように出口の後方へ。
池尻大橋駅前商店街を徒歩で3分程。左手に文化浴泉さんの看板が見えて来ます。
ビル型銭湯で、半地下のように降りたところが文化浴泉さんの入口です。
建物裏手の目黒川の向こう側からは、龍が描かれた文化浴泉の煙突も拝めますよ。
【入浴日】2023/6/19:㊗サウナ室リニューアル
さて、この日はリニューアルしたサウナ室が素晴らしいとの評判が気になっていた文化浴泉さんを3年振りに再訪。看板や入口周りは変わらず、受付までは懐かしい光景。
さて、一通り以前見た光景を懐かしんだところで受付を済ませ浴室へお邪魔します。
浴室正面の丸窓の富士山は、2023/3月の改修で男湯側が黄金富士、女湯側が赤富士に描き変えられていました。それ以外パッと見は大きな変化は感じられず、まずは沐浴でいつも通り全身お清めからスタート。
お風呂も前回と変わらず、ジェットバス、バイブラ付きのメインバスと軟水のnano湯でじっくりと下茹でを済ませ、いざリニューアル後のサウナ室へライド温🔥
薄暗いサウナ室の正面にはフィンランドSAWO社製の円筒形ストーブが鎮座。
サウナストーンがギッチリ詰まったそのストーブに10分に1度程オートロウリュが発動します。室温は94℃程ですが、湿度がしっかりある分、濃密な熱気に包まれます。
発汗後の水風呂もチラーが強化されたようで、水温14℃のバイブラ付水風呂へ。
短時間で効率よくクーリングされて、これまた新設されたリラクゼーションスペースへ。暗室のような暗がりの瞑想ルーム。正面にスリットがあり、一部外光と外気が入って来ます。13基のととのいチェアにフットレスト。部屋の両側からは大型のサーキュレーターで風が送られ、ととのう為の環境はバッチリです。
この日は以下3セットをフルに満喫させて頂きました。
・オートロウリュサウナ7分⇒軟水水風呂1分⇒リラクゼーションスペース3分
・オートロウリュサウナ10分⇒軟水水風呂1分⇒リラクゼーションスペース3分
・オートロウリュサウナ12分⇒軟水水風呂1分⇒リラクゼーションスペース5分
サウナ室側のみのマイナーリニューアルでしたが、サウナとしては全く別物のカリッカリのモンスター仕様にチューニングされていました。
最期は軟水nano湯でじっくり温まり熱めのシャワーでフィニッシュ。
本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました♨
【入浴日】2020/6/2:自粛明け銭湯サウナ始め
この日は仕事帰りに、自粛明け銭湯サウナ始めで池尻大橋の「文化浴泉」さんへお邪魔しました。
文化浴泉さんは、銭湯建築家 今井健太郎先生が手掛けるデザイナーズ銭湯です。
昭和3年創業、昭和48年に現在のビル型銭湯に建替えられ、2011年3月リニューアルされて現在の姿へと引き継がれてきております。スロー銭湯をコンセプトに古き良き物で活かせるものは活かし、新しいデザイン意匠を加えて、和モダンな空間へと生まれ変わっています。
玄関を入ると銭湯特有の傘立てとイベント湯が表札で掛かっています。
中に入ると落ち着いたロビーにステンドグラスがレトロモダンを演出。
それでは内装見学はこの辺りにして、受付を済ませ浴室へお邪魔します。
脱衣場に入ると高い天井に円形の梁がワンポイントになっているのが印象的です。文化浴泉さんはサウナもある為、浴室手前にウォーターサーバが設置してあるのも、入浴客には嬉しい配慮です。
浴室に入り、まずは洗い場で丁寧に沐浴を済ませ、お清めを済ませます。
スッキリ、サッパリしたところで、早速お風呂へライド温♨
文化浴泉さんのお湯は軟水ですので、どこまでも滑らかでシルキー。
湯温は41℃程でゆったり浸かれます。まずは3種のジェットで血行促進。向かって右手がハイパージェット、センターがボディーマッサージ、左手がジェット座風呂。
体がポカポカしてきたところでnano湯へ。100㎛のナノバブルの超微細な気泡が白い靄のように体を包み込み、超音波マッサージ効果で全身優しくマッサージしてくれる極上の浴感が体験出来ます。
湯船上には2011.3ナカジマと雅号の入った赤く染まる霊峰富士。
こちらは銭湯絵師 中島盛夫氏による直径1.8mの珍しい丸窓のペンキ絵です。
赤富士を眺めつつ全身温まったところで、いざ自粛明け初!銭湯サウナ始めへ。
サウナ室入口にはサウナマットも準備してあり、至れり尽くせり。
文化浴泉のサウナは、ガス遠赤外線ヒーターで、本日のコンディションは99℃。
モダンジャズが流れる和モダンなメディテーションサウナ。自粛明けではありますが、人数制限に私語厳禁。タオルで口元を覆うルールの為、ウェスタンマフィア風の面々が思い思いに座面に陣取ります。
じっくり深部体温まで温まった後は、サウナの反対側の一角にある水風呂へ。
ブルーのタイルが目にも鮮やかな水風呂は水温16℃。
底面ばっ気されており、強烈なクールダウンが楽しめます。
クールダウンの後、サウナ室前の椅子で休憩していると頭の中にモダンジャズのリフレインの旋律が流れ、陶然とした気分で広い浴室を視線が彷徨います。正面に青い浴槽のジェットバスで揺れる湯面がダウンライトに照らされて煌めき、さながら霊峰富士を望むビーチのようにも見えます。
この日は以下3セットで、お陰様で心地よく❝ととのう❞*1事が出来ました。
・サウナ7分⇒水風呂1分⇒休憩5分
・サウナ12分⇒水風呂1分⇒休憩3分
・サウナ12分⇒水風呂1分⇒休憩5分
仕上げはnano湯でしっかり温まり直し、シャワーで軽く流して上がりました。
出掛けに玄関に文化浴泉のTシャツが展示されていました。
文化浴泉さんは、Tシャツやタオル等和モダンなデザインのグッズも多数取り揃えています。お気に入りのデザインがあれば、併せてチョイスするのも良いかもです。
本日も良い湯、良きサウナをごちそうさまでした。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪
※脱衣所・浴室内は撮影不可の為、Googleインドアビュー、公式SNS他より拝借しております。
*1:サウナ⇒水風呂⇒休憩の過程で出現するこの世のエルドラドw