アクセス
常盤湯さんへは、都営新宿線 森下駅A7出口を出て正面の二ツ目通りを右手方向へ。
暫く進み、下のバーバーサインの先を右折。
駅から徒歩5分程で常盤湯さんの重厚な瓦屋根の外観が見えて来ます。
建物横からは貯湯槽とシルバーに光り輝く煙突をみる事が出来ます。
【入浴日】2023/3/20:リニューアル後
この日はリニューアルの一報を受け、「深川温泉 常盤湯」さんへ行って参りました。
改装の為、休業されていた常盤湯さんが、今回温泉を掘削され、中庭に新たに露天風呂を設け、サウナまで新設されて、2023/3/16リニューアルOPENされました。
屋号デザインも一新され、リニューアル前の池の鯉があしらわれたデザインに。
このデザインは、恐らく三ノ輪の「改栄湯」さんや東中野の「健康浴泉」さん、武蔵新城の「千年温泉」さんと同じ設計施工会社のものかも知れません。
それでは早速、受付を済ませて浴室へ参ります。
さて、今回浴室内写真撮影もさせて頂きたく、事前にお電話もしましたが、まだ電波が上手く届かないようで繋がらず、OPEN前早めに訪問してお伺いしてみましたが、リニューアル直後で準備に手間取る事も多いとの事でした為、無理は申し上げず名刺のみお渡しして今回は普通に入浴させて頂きました。その際に浴室内の模様をメモし、拙い図面に起こしてみましたので、そちらを交えてレポートを進めて参ります。
浴室正面には、銭湯絵師 田中みずきさんが描き下ろした白富士に寶船のペンキ絵。
まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速内湯からライド温♨
センターが座風呂で手前がシルキーバス、奥が高濃度炭酸泉。
順繰り湯巡りで軽く温まったところで露天風呂へ移動。
露天風呂には電気風呂付きの源泉浴槽があります。今回、常盤湯さんが新規に掘削した源泉は、ナトリウムー塩化物泉。淡い黄褐色で硫化水素イオンや臭素イオンを微量含む為、少し硫黄泉のような香りがします。飲泉用ではない為、推奨は致しませんが、掌に少し掬って一舐めしてみると仄かな塩味。保温効果が高い為、良く温まります。
源泉浴槽でしっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
深川温泉 常盤湯さんの新設サウナは遠赤外線ストーブとオートロウリュ用のサウナストーンを使用したストーブの2基使用でこの日のコンディションは93℃。
発汗後はサウナ室前の露天水風呂へ。こちらが水温9℃とシングルの強冷水風呂!
瞬間クールダウンと外気浴を挟みつつ、この日以下3セット楽しませて頂きました。
・ロウリュサウナ7分⇒強冷水風呂0.5分⇒外気浴3分
・ロウリュサウナ10分⇒強冷水風呂0.5分⇒外気浴3分
・ロウリュサウナ12分⇒強冷水風呂0.5分⇒外気浴5分
仕上げは源泉浴槽で再度体の芯まで温まり、源泉掛け湯の後、同じく源泉で絞ったタオルで拭き上げて、保温効果の高い塩化物泉を全身に纏ってから上がりました。
湯上り後、ロビーで身支度していると軽快なボサノヴァのBGMが聞こえて来て最後までリラックス気分を楽しませて頂きました。
本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
【入浴日】2020/10/23:リニューアル前
この日は江東区方面へ足を伸ばし「常盤湯」さんへ。
正面左手に玄関がありますが、往年の正面玄関もそのまま残っており、こちらからも中に入る事が出来ます。
建物裏手からは常盤湯さんの煙突も見る事が出来ました。
玄関脇には常盤湯さんの案内板。
新しい玄関から中へ入ると、往年の玄関の正面に九谷焼の七福神のタイル絵。
この九谷焼を挟んで男女振り分け式入口より中へお邪魔します。
中に入ると脱衣場は見事な折り上げ格天井。
昔ながらの番台で受付を済ませ、早速浴室へ参ります。
浴室正面には伊豆、早川と雅号の入った故早川利光絵師作の伊豆から望むセンター富士のペンキ絵。岩場に当たって波が砕ける豪快な構図。今となっては貴重な絵です。
男女浴室仕切り壁には池のある長閑な風景のタイル画。
まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
浴槽は3槽に分かれており、まずは左手の低温湯から。低温湯といっても41℃程。軽く温まったところで中央のバイブラ付き浅湯へ移動。こちらは適温の42℃程。ゆったりリラックスバスタイムが楽しめます。
仕上げは右手の高温湯へ。こちらは久々の江戸前熱湯できっちり45℃あります。ピリッと痺れる熱湯で、早川富士を眺めながら体の芯まで温まらせて頂きました。
シャワーを浴びて湯上り後、浴室から縁側に出て、中庭で見事な錦鯉が泳ぐ池を眺めつつ、汗が引くまで暫し外気浴。秋風が全身を撫でる至福の時間。
こちらの池は都内銭湯有数の広さで、沢山の錦鯉が泳いでおり圧巻です。
大きな扇風機も置いてあり、夏場でも縁側での休憩が楽しめそうで嬉しいですね。
本日も良い湯をありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪
※リニューアル前の縁側・浴室内は、店舗紹介ページより拝借しております。