湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

閉店銭湯|ばらの湯|蟻ケ崎高校前|湯活レポート(銭湯編)番外編

【所在地】長野県松本市蟻ケ崎2-2-18

Google マップ

【訪問日】2023/3/29
【閉店日】2021/5/17

 

この日は長野県銭湯巡りついでに「ばらの湯」さんを訪問して参りました。
ばらの湯さんへは、JR松本駅お城口の23番バス乗場よりアルピコ交通バス乗車。
(3番バス乗場に見えますが、間違いなくコチラが23番バス乗場ですw)

バスに揺られ、最寄りの蟻ケ崎高校前バス停で下車。
ばらの湯さんへは、バス停手前の横道を進みます。

細い路地を抜け、川沿いのサイカチの木という名木の先で左折。

バス停より徒歩2分程でばらの湯さん到着。

ばらの湯さんは、昭和30(1955)年創業で地域に親しまれてきましたが、コロナ禍の2021/5/17、創業から66年余りで閉店されたとの事です。

www.shimintimes.co.jp

実はコチラに訪問したのは、松本市の浴場台帳にはまだ店名が残っており、実質廃業しているのですが、手続として廃業届を出しておられないのかも知れず、建屋が現存しているらしいとの事で、松本銭湯巡りのついでに寄った次第です。
(※松本市には松本城周辺に3軒の現役銭湯があり、ばらの湯さんも松本城至近です)

建屋の裏手からは赤茶色に錆びついたばらの湯さんの煙突も拝む事が出来ました。

煙突から湯気でも立ち昇っていれば、等と妄想しながら周囲をグルリと巡ると中に人影が‼ もしかしたら中の風景写真位撮らせて頂けるかもと思い、思い切って扉を開けて二度ビックリ!中はすっかり選挙事務所へと変貌を遂げていました。

当然、写真撮影はNG。選対事務所なんだから、当たり前ですね。
さて、入浴には至れず残念ですが、記録として往年の浴室風景を掲載しておきます。

(信濃毎日新聞デジタル2021.05.18)

男湯・女湯共、富嶽三十六計のタイル絵で男湯が「神奈川沖裏浪」、女湯が「凱風快晴」、仕切り壁には屋号のシンボルばらのタイル絵があったそうです。

男湯_富嶽三十六計「神奈川沖浪裏」のタイル絵

女湯_富嶽三十六計「凱風快晴」のタイル絵

松本市内に現存する銭湯の中でも味わい深い銭湯芸術で、入湯叶わずは誠に残念ではございますが、コチラで記憶と記録に留めておきたいと思います。