湯活のススメ

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御夢想の湯とゆずりは飲泉所・杜の足湯、日向見薬師の足湯|四万温泉|湯活レポート(温泉編)vol.205

nakanojo-kanko.jp

【所在地】群馬県吾妻郡中之条町四万4372−1

Google マップ

【入浴日】2023/3/5
【泉質】カルシウム・ナトリウムー硫酸塩泉(低張性・アルカリ性・高温泉)ph8.7

アクセス

この日は四万温泉日帰り弾丸湯巡りの旅で「御夢想の湯」へ行って参りました。
御夢想の湯へは、四万温泉バス停より、バス進行方向に見える味と遊びの散歩道へ。

鄙びた温泉街を絵に描いたような落合通りを進み、、、

落合橋で四万川を渡って、緩やかに山側へ上って行きます。

途中通りの山側と谷川に10数頭のニホンザルの群れと遭遇。
人間を警戒しているのか、目が合った瞬間、一斉に逃げ出しましたが、2頭だけがじっと残ってコチラを見ていたので、記念に一枚撮影させて頂きました。

 

ゆずりは飲泉所・杜の足湯

さて、御夢想の湯に向かうルートには二つの足湯があります。最初に登場するのは、バス停から徒歩10分ちょっと、ゆずりは温泉地区の「ゆずりは飲泉所・杜の足湯」。

四万温泉と一口に言っても地区ごとに少しずつ泉質が異なり、泉温やphも違います。
ゆずりは飲泉所・杜の足湯の泉質はカルシウム・ナトリウムー硫酸塩泉。四万温泉では最もアルカリ性が高くph9.0となっています。

飲泉してみると、積善館の飲泉所のものよりクリアで飲みやすいですね。
足湯に足を浸すと、山歩きの疲れもフワリと湯の中に解けていきます。

 

日向見薬師の足湯

ゆずりは飲泉所・杜の足湯を出て更に先へ進むと、小泉の滝休憩所があります。

休憩所から四万川を見下ろすと、眼下に小泉の滝が見えます。
この辺りから滝も多く、四万川もかなり上流のエリアになります。

その先、日向見橋を渡ると日向見温泉街。

日向見橋を渡った先は、右手が四万川ダム、左手が日向見温泉街。

暫く進むと階段を含む変則三差路に着きますが、コチラは迷わず真ん中の道へ。

すぐ次のY字路は看板に従って左手へ進みます。

ここまでバス停から徒歩25分程で御夢想の湯、日向見薬師の足湯に到着。

コチラが日向見薬師の足湯の温泉分析書。河原の湯や積善館は源泉温度60℃以上の高温泉で比較的中性でしたが、コチラは泉温48.2℃、phは8.9のアルカリ性です。

足湯は長方形の木桶に注がれており、丸太の椅子に座って浸かるスタイル。

そろりと足を入れてみると40℃前後の軟らかな湯の中に、ここまでの山歩きのむくみも溶けていくようでした。

 

御夢想の湯

日向見薬師の足湯の向かいにあるのが、今回目指して来た御夢想の湯。
四万温泉はその名の通り、四万の病傷を治すと称えられた古湯ですが、中でもコチラの御夢想の湯が、四万温泉発祥の地なのだそうです。

泉質は、カルシウム・ナトリウムー硫酸塩泉でph8.7のアルカリ性。
中を覗くと、この日貸切状態でした為、撮影した浴室内の写真も紹介しておきます。

シンプルな浴室に大人二人が入ったら一杯になりそうな黒い岩風呂が一つ。
まずは掛け湯で軽くお清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨

窓の外は四万川。川のせせらぎとトボトボと湯の流れる音だけが浴室内に響きます。
上を見上げると高い天井に湯気抜き窓。

これらの足湯や共同浴場を守り続ける湯守の皆様に感謝しつつ、温まったところで湯を上がり、御夢想の湯を後にしました。

 

帰りに日向見橋の向こう側に四万川ダムの雄姿が見えました。

本日ここまでのゆずりは・日向見の二つの足湯と御夢想の湯を四万温泉「湯さんぽMAPに」プロットしましたので、最後になりましたがUPしておきたいと思います。

本日も良い湯をありが湯ございました。
四万温泉へお出掛けの際は是非お立ち寄り下さい♪