【所在地】茨城県古河市東1-11-3
【入浴日】2021/5/30
【閉店日】2022/2/15
この日は宇都宮線沿線の立ち寄り湯で「古河浴場」さんへ行って参りました。
実はこれが茨城銭湯初訪問となります。
古河浴場さんへは、JR宇都宮線 古河駅東口より駅前の十間通りを直進。
二本目の結城信用金庫と中古ゲーム店の間の路地へ左折。
駅から徒歩2分程の駅近銭湯。
ビル型銭湯ですが、横の駐車場からは古河浴場さんの煙突全景も見られました。
屋号入りの行燈看板下のこれも屋号入りの暖簾を潜り中へお邪魔します。
外観と異なり、中は正統派のレトロ銭湯。大入の額の右方が殿方、左方が御婦人。
昔懐かしい番台で親切な女将さんに入浴料を支払い、浴室へお邪魔します。
※古河浴場さんはHP等も無く浴室写真はWebにも出ていない為、拙い図解ですが、お付き合い願います。
まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
浴槽はシンプルな2槽で、右手の小さいほうが浅湯で左手の弧を描いた広めの浴槽が深湯。古河浴場さんのお湯は地下150mからの天然井戸水を薪で沸かして提供しています。井戸水が良いのかとても澄んだお湯で、浴槽内の水玉のマーブル模様がクッキリ見えます。柔らかいお湯に包まれ、体の芯までしっかり温まってから上がりました。
本日も良い湯をありが湯ございました。
休業の知らせが届いたのは2021年も年の瀬を迎えた頃。
その後、年が明けて2月に入り閉店のお知らせが貼り出されたとの事。
再訪叶わず、誠に残念ですが、これまでの永年のご営業に深謝♨♨
これで古河市からも銭湯の灯が消え、茨城県で唯一の銭湯は日立市の福乃湯さん1軒のみとなってしまいました。少しでも長く続いて欲しいものです。