湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

富士見湯|富士|湯活レポート(銭湯編)vol.785

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【入浴日】2022/7/22

 

この日は静岡方面へ足を延ばし「富士見湯」さんへ行って参りました。
富士見湯さんの最寄駅は東海道本線  富士駅。
北口駅前ロータリーには黎明・飛躍の2つの彫像の間から夕陽が後光のように輝く奇跡の1枚!?を撮る事が出来ました。

さて、富士見湯さんへは、その北口駅前デッキより左手の富士本町通りを直進。

暫く銀座商店街をそぞろ歩き、商店街を抜けても暫く直進。

駅から徒歩20分弱、青葉通りを超えた先に中島ホテルが見えて来ます。

実は富士見湯さんは、中島ホテルに併設された一般公衆浴場。一般には公衆浴場として、ホテル宿泊客はホテルフロントで入浴料を支払って入浴する仕組みだそう。
一見OPENしているかどうか分かりづらいですが、中には灯りが灯っています

勇気を出して扉を開けると。玄関があり、中にはもう1枚内扉が。

中は番台式のコンパクトな浴場です。
丁度私が入ったのと入れ違いに先客が帰られ、貸切状態となりました為、ココからは女将さんにご了承を得て撮影した浴室内の写真を交えてレポートを進めます。

 

中に入るとセンターに楕円形の浴槽、左右に3つずつのカランのシンプルな浴室。

以前は浴槽も男女共2つずつあり、浴室正面には大きな富士山も描かれていたそうですが、入浴客の減少につれ、設備の改修と共に縮小して今の形になったそうです。
今は浴室奥の扉のみ富嶽三十六計の神奈川沖裏浪のグラフィックが描かれています。

まずはいつも通り洗い場で全身お清め。ホテル併設浴場ですので、シャンプーやボディーソープが揃っているのも嬉しいですね。

お清めが済んだところでいざお風呂へライド温♨
大きな1層の湯船は、奥にジェットバス、中央にバイブラ付き。
微かな濁りがあり、肌触りが柔らかくソフトな浴感でゆったりリラックス。

湯船から脱衣場側を見ると浴室がコンパクトなのが良く分かります。
左右のカランが露出配管なのは、恐らく老朽化に伴う盛替え工事のせいでしょう。

しっかり温まった頃合いで、最後はシャワーでサッと流して上がりました。

 

湯上り後、お湯の肌触りが家風呂とは違う心地よさだった為、「コチラは井戸水ですか?」とお伺いしたところ、女将さんが『ココは井戸水と上水の混合なのよ。井戸水の方が若干多いかしら』と教えて頂きました。通りで肌触りが違うはずだと納得。

富士見湯さんの創業は昭和33(1958)年だそうですので、当年で66年余り、コンパクトでシンプルな銭湯ですが、良い湯が沸いていますので、少しでも長く続いて欲しいものですね。

本日も良い湯をありが湯ございました。
富士市方面へお立ち寄りの際は是非♪ 

※コチラは富士市のもう一つの銭湯「玉の湯」さんの訪問レポートです↓

yukatsu.hatenablog.com