【所在地】東京都荒川区荒川2-59-2
【入浴日】2020/2/24：荒川銭湯散歩①
【閉店日】2023/3/31
この日は荒川銭湯巡りで1湯目に「野崎浴場」さんへお邪魔しました。
野崎浴場さんへは、京成線 町屋駅下車、右手方向へ。
駅前の藍染川通りを渡って、東口商店会通りを道なりに直進し、荒川中央通りへ。
三菱電機ビルシステムサービス㈱の横を通過した辺りで左手に野崎浴場の煙突が。
煙突の足元の軒先で猫が日向ぼっこしてましたｗ
三菱電機ビル先2つ目の路地を左折。駅から徒歩4分で野崎浴場が見えてきます。
中に入ると入口の上にこちらも招き猫。
早速受付を済ませて浴室へお邪魔します。
脱衣所天井は見事な折り上げ格天井。
浴室へ入ると正面に銭湯の定番、富士山のペンキ絵がデデンと構えています。
窓面にはステンドグラス、男女浴室仕切り壁には欧風の景色のタイル絵、天井も高く湯気抜き窓からも午後の日差しが差し込み、浴室内は明るく開放的です。
こちらでは銭湯見守り支援を実施されており、入口と浴室内に入浴支援の方がいらっしゃり、お年寄りの入浴の介助を行っており、この日も沢山のお年寄りの方がいらっしゃっていました。
それではまず全身お清めを済ませてから、早速お風呂へライド温♨
野崎浴場さんのお風呂は、向かって右手から電子マッサージ風呂揉兵衛、押す・揉む・叩くの3拍子が交互に訪れ、リズミカルな刺激が心地よいです。センターは浅湯のジェットバス。左手は深湯のバイブラバスです。
まずは電子マッサージ風呂揉兵衛からジェットバスの水流マッサージで全身の血行を促進し、軽く温まります。休憩を挟んで深湯のバイブラバスで肩までしっかり浸かって、高い天井の湯気抜き窓からの午後の日差しを眺めながらじっくり温まりました。
湯上り後は汗が止まらず、脱衣所に面した縁側で外気を浴びながら暫し休憩。
こちらの縁側は溶岩石やら鬼瓦やら信楽焼の狸の置物がところ狭しと置いてあり、それらに圧倒され眺めている内にようやく汗も引きました。
本日も良い湯をありが湯ございました！
さて、その野崎浴場さんですが、数か月前より閉店されるらしいとの話は聞こえておりましたが、2023/3月に入って店頭に閉店の貼り紙が出されたそうです。
※写真は銭友Ｋ氏より提供
地域に愛された銭湯の閉店は誠に残念ではございますが、この場をお借りして永年湯を沸かし続けて来られた事に感謝申し上げたいと思います。
野崎浴場さんのご営業は、金曜定休で15:00～23:30です。
お別れ入湯に行かれる方は、お気をつけてどうぞ。
※浴室内は撮影不可の為、Googleインドアビューより拝借しております。
※こちらは荒川銭湯散歩2湯目「千歳湯」さんのレポートです↓
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