【入浴日】2023/8/22
この日は夏季休暇を利用し、佐渡に2軒現存する銭湯へ行って参りました。
1軒目は朝から開けていらっしゃるとの事で、「仙道温泉 湯林荘」さんへ。
青春18切符で在来線を乗り継ぎ、遥々やって来ました新潟駅。
その新潟駅は、この時、絶賛改装工事中で案内看板が出ていました。
番台口を出ると大通りには新潟愛溢れるオブジェを見つけたり・・・
さて、肝心の仙道温泉 湯林荘さんへは、その番台口3番バス乗場より佐渡汽船行へ。
佐渡汽船 新潟港バス停で下車し、2F乗船フロアへ。
因みに佐渡汽船 新潟港にはアートが沢山飾られています。
さて、アート見学もこの辺りにして乗船時間が来たので、船に乗船します。
佐渡へはカーフェリーかジェットフォイルが利用可能ですが、銭湯の開店時間に合わせて日帰りで新潟へ帰港するにはジェットフォイルを利用するしかなく、この日乗船したのはジェットフォイルぎんが。
ジェットフォイルぎんがに乗船し、いざ新潟港から一路佐渡へ。
ジェットフォイルはジェット水流で船体を浮かせながら高速で移動する為、約1時間程で佐渡の両津港へ到着します(カーフェリーだと2時間半は掛かります・・・)。
両津港にはカーフェリーおけさ丸が着岸していましたが、流石にデカいですね。
佐渡の両津港では等身大の朱鷺のぬいぐるみがお出迎えしてくれました。
2F乗船フロアから1Fへ下りると、巨大なジオパークマップが‼
目指す仙道温泉 湯林荘さんへは、その両津港南線バス乗場より新潟交通バスに乗車。
バスに揺られる事40分程、最寄の仙道バス停で下車したらバス進行逆方向へ。
バス停の傍には、はたの温泉 松泉閣という、これまた魅惑的な温泉施設がありますが、この日は限られた時間で佐渡の二軒の銭湯を回らなければならない為、この日はお見送り。今度、佐渡に上陸する機会がありましたら、立ち寄ってみましょう。
さて、仙道温泉 湯林荘さんへは、その先に見えるローソンの手前の脇道へ右折。
小川沿いの道をそぞろ歩き、舟立場橋で再度右折し、小川を渡ってその先へ。
バス停から徒歩8分でようやく仙道温泉 湯林荘さんの看板が見えて来ます。
奥の青い瓦屋根に陽光が煌めいているのが仙道温泉 湯林荘さん。
実はコチラが新潟県銭湯の入湯1軒目です。
玄関は空いていますが、あれ?誰も居ない・・・
声掛けしたけど誰もいらっしゃらないので、湯上り後に支払いをしようと浴室へ。
浴室手前の釜場の扉も全開でしたが、コチラにも誰も居らず・・・
さて、脱衣場へ向かうも、あれ、コチラにもどなたもいらっしゃらない・・・
一抹の不安はありましたが、「これが島銭湯の大らかさか」と思い直し、浴室へ。
結局この日はどなたに合う事もなく、浴室写真も数点撮影させて頂きましたので、そちらの写真も交えてレポートを進めさせて頂きます。
浴室正面には佐渡の天然記念物トキの写真が掲示されています。
佐渡の青い海や空のような壁に砂浜のようなモザイクタイルが実にキュート。
まずは沐浴で全身お清め。ビックリしたのがカランもシャワーも源泉です。
仙道温泉 湯林荘さんの源泉は、メタケイ酸と炭酸水素ナトリウムの項で認められた茶褐色のモール泉*1でツルツル感があり心地よい肌触り。
全身お清めも済んでサッパリしたところで、早速お風呂へライド温♨
浴槽は2槽ありますが、湯を貼られていたのは右側のメイン槽のみ。
奥にジェットバスが付いていますが、ツルスベの湯が全身を撫でていき極上の浴感。
ゆったりとリラックスして湯に浸かり、ココまでの旅の疲れが解けていきました。
この日は女湯側もどなたもいらっしゃらず、撮影しましたが、正面には同じく国の天然記念物トキの写真に青い壁、モザイクタイル。配置は男湯とシンメトリです。
湯上り後、お声掛けしましたが、やはりどなたもいらっしゃらず、受付に500円玉を1枚置いて仙道温泉 湯林荘さんを後にしました。
本日も良い湯をありが湯ございました。
佐渡島方面へお立ち寄りの際は是非♪
*1:古代海水由来の海のミネラルを豊富に含んだ茶褐色から黒色の温泉