【入浴日】2021/12/25
この日は群馬方面へ足を延ばし「大正湯」さんへ行って参りました。
大正湯さんの最寄駅は上信電鉄 西富岡駅。
駅を出たら正面の通りを右手方向へ。
その先七日市病院入口交差点を渡り、一つ目の路地を左折。
路地突き当りの先右手、駅から徒歩7分程で大正湯さん到着。
建物裏手からは珍しい緑色の煙突を眺める事が出来ました。
それでは何故こちらが西富岡の秘湯かと言うと、大正湯さんは群馬県浴場組合の公衆浴場にも関わらず、群馬の銭湯のHPには顔を出していないのです。確か半年か1年前までは掲載されていたのですが、現在未掲載。ただGoogle Map検索では営業中となっており、定休日や営業時間も何度か変遷があったようで、詳細不明。事前に電話して水・木・日定休との事をお伺いし、この日初訪問となりました。
1湯目の大島鉱泉さんが想定より早く入浴出来た事でこちらにも早めに到着し、試しにお電話で営業前に中の写真を撮らせて頂けないかお伺いしたところ、「開いてるから入っていいよ」との事。中へお邪魔すると女将さんが準備中でいらっしゃいましたので、お断りして中の様子を撮影させて頂きました。
ココからはその写真も交えて入浴体験までレポートさせて頂きます。
コチラが男湯側脱衣場。右手の階段から上が住居のようです。
脱衣場には木・日定休、16:00~20:00営業と書かれていましたが、事前のお電話では水、木、日定休で15:00~20:30営業、更に大雨、大雪の日は休業との記載もあり、近所のご常連でない限り、直近の営業は分かり辛いかも知れません。女将さんに伺うと、組合の会費は支払っているとの事で、組合を抜けた訳ではないようです。浴場組合のHPに載っていない旨をお伝えすると『ウチは最近、取材とかお断りしてるから、いいのよ』との事。HPも無く、浴場組合のHPにも掲載が無いという意味では常連さん以外にとっては正に秘湯銭湯と言えると思います。
コチラが男湯浴室内。薪沸かしの熱湯の湯気が立ち込め靄が掛かっています。
浴室正面には灯台の見える岬のタイル絵。
センターカランは時折見掛けますが、このタイル装飾は珍しいですね。
洗い場の鏡広告も往年のレトロ銭湯の佇まいそのままです。
天井の湯気抜き口の形状もなかなか独特。
この日は一通り撮影を終え、営業時間まで表で待たせて頂いてから入湯しました。
2湯目でしたので、簡潔に沐浴を済ませ、早速お風呂へライド温♨
緑色の浴槽は2槽式ですが、どちらも浅湯です。
女将さんより『最初は消毒の意味も含めて熱めに沸かしてるから、熱くて入れなかったら右側の浴槽の蛇口を捻ってうめてね』との事。私も銭湯の熱湯に入り慣れてるから多分大丈夫だと思いますよ。とお返事すると、『まあ、常連さんは熱湯好きが多いから』とのお話でした。
2湯目でしたので、簡潔に沐浴を済ませ、右手の浴槽にそろりと足を入れると❕❕
熱い!いや、痛い!ビリビリ痺れるような熱さ。煮えるwww
肩までは浸かれず、堪らず奥のカランに辿り着き、暫く水でうめてようやく浸かれる温度に。推定50~52℃。北関東は熱湯が多いとは聞いていましたが、随一の熱さ。
一度上がって湯冷ましし、意を決して左側の浴槽へ。
熱い❕熱いには熱いが熱湯に慣れたのか、何とか全身浸かり温まります。
最後は桶に汲んだ湯で上がり湯を頂いてから上がりました。
ちなみに事前撮影時に女湯側の景色も撮らせて頂きましたので、紹介しておきます。
本日も良い湯をありが湯ございました。
富岡市方面へお立ち寄りの際は是非♪
※コチラは上信電鉄もう1軒の秘湯「大島鉱泉」さんの入湯レポートです↓