【入浴日】2021/1/8
この日は世田谷方面へ足を伸ばし「北沢湯」さんへ。
北沢湯さんへは、京王線 上北沢駅北口を出てそのまま京王線沿いを直進。
突き当りを左折し、一本目の薬局と珈琲館の間の路地を右折。
駅から徒歩2~3分で北沢湯さんの♨マークのネオンサインが見えて来ます。
北沢湯さんは2年半前の2018年8月30日リニューアルされたそうで、高濃度炭酸泉が売りだそうです。「からだポカポカ お肌すべすべ」ですと、早く入らなきゃw
この日は玄関の暖簾が関西風の長暖簾。浮世絵風の図柄が鯔背です。
中に入ると右手女湯側の奥の方に寛げそうなロビーが広がっていました。
それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
脱衣場には今も現役で稼働する柱時計。正に大きなのっぽの古時計ですが、「今もまだ動いている~その時計~♪」大したものです。
浴室に入ると、この日は外気が氷点下のせいか、もうもうと湯煙が立ち込め、湯気抜き窓や高天井は雲の上、白い霧の向こうにはリニューアル時に銭湯絵師 中島盛夫氏が描き下ろしたペンキ絵のセンター富士が堂々鎮座し幻想的でした。
リニューアル後2年半が経過するも、カランもシャワーもピッカピカです。
男女浴室仕切り壁には鯉のタイル絵も躍ってますよ。
それでは、まず沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
浴槽は全体が浅湯で左手にハイパージェット、センターがバイブラバス。まずはこちらで軽く血行促進し、右手の高濃度炭酸泉へ移動。
細かな気泡に包まれ極上の浴感。特等席は仕切り壁側の奥で、こちらの横穴から新鮮な炭酸泉が続々と注がれています。但し、気を付けないと5~10分に一度湯沸かしの熱めの湯がドッと流れ込んできます。1分おきに体に着いた気泡を湯を揺らさないように気を付けながら、そっと払い、また新鮮な炭酸ガスを取り込みます。*1この日はこちらで10分程、じっくり炭酸泉を堪能。
しっかり炭酸ガスの効能を全身で享受して体の芯まで温まった後、軽くシャワーで流して上がりました。
湯上り後、ご主人に挨拶し、帰路に着くと長暖簾の内側に「毎度ありがとうございます」のネオンサインが。こういうちょっとした心配りが嬉しくなりますね。
北沢湯さんを出るとすっかりトップリと日も暮れて、北沢湯さんの♨マークのネオンサインが宵闇にポッカリと浮かんでいました。
本日も良い湯をありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪
※浴室内は撮影不可の為、世田谷区浴場組合Webサイトより拝借しております。
*1:よく炭酸ガスが体に着くに任せそのままにしている方が多いですが、炭酸泉の炭酸ガスはお湯に完全に溶け込んでいるものも、気泡のものも、表皮より経費吸収され、体表の気泡には炭酸ガスが取り込まれた後の窒素が大半となりますので、1~2分おきに軽く払って、常に新鮮な炭酸ガスを取り込む方が良いのです。その際、お湯を揺らさないよう静かに行いましょう。