【所在地】東京都荒川区町屋3-9-7
【入浴日】2020/6/21
【閉店日】2024/3/31
この日、荒川銭湯スタンプラリー2湯目は町屋「子宝湯」さんへ。
子宝湯さんへは、千代田線 町屋駅下車、出口1を出てまちやアベニューを右手方向。
こちらの路地を左折し直進。
駅から徒歩9分程で右手に子宝湯さん。
建物裏手には釜場と天空に聳える煙突を拝む事が出来ます。
玄関を潜ると右手が男湯。左手が女湯。
中に入ると昔ながらの番台式。折り上げ格天井の脱衣場、中庭に面した縁側。
絵に描いたような正統派のレトロ銭湯です。
脱衣場に無料で使用出来る小分けのリンスインシャンプーとボディーソープが置いてあり、有難く一つずつ頂いて、浴室へ参ります。
子宝湯さんの浴室についてはWebサイトにもどこにも掲載が無い為、私の拙い図解と解説でご容赦願います。
浴室正面には一本松の岩山の右岸を流れる清流が浴槽に注ぐようなペンキ絵*1。男女浴室の仕切り壁には欧風の湖のタイル絵。
この日1湯目ですので、頂いたリンスインシャンプーとボディーソープで全身くまなくお清めを済ませ、いざお風呂へライド温♨
子宝湯さんのお風呂はシンプルに浅湯と深湯。湯温は43℃程度と江戸前熱湯。浅湯にはでんき風呂とジェットバス、バイブラもあり、軽く凝りほぐしと血行促進。
続いて深湯に肩まで身を沈め、しっかり温まってから、最後は立ちシャワーでサッと汗を流して上がりました。
湯上り後は汗が引くまで冷房の効いた脱衣場で休憩。
ホッと一息ついたところで、子宝湯さんを後にしました。
子宝湯さんと言えば、同名の子宝湯さんは廃業の際、小金井公園内の江戸東京たてもの園内へ移築され、特別展 「ぬくもりと希望の空間~大銭湯展」も開催中されております。機会があればコチラにも是非お邪魔してみたいですね。
さて、その町屋の子宝湯さんですが、今月に入り閉店の声が聞こえて参りました。
設備の老朽化で今月末(2024/3/31)閉店との事。
それまで月曜定休で15:00~23:30のご営業との事。ご訪問の際はお早めにどうぞ。
誠に残念ではございますが、この場をお借りしてこれまでの永きのご営業に深謝♨
※コチラはその他の荒川銭湯スタンプラリーのレポートです↓
*1:その後、銭友K氏の情報で平成4年6月18日 故早川利光絵師の手で描かれた岐阜県恵那峡のペンキ絵であるとの事