湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

自宅で明礬温泉「岡本屋」のミルキーブルーの湯を再現してみた|湯活レポート(入浴剤編)vol.19

f:id:kenichirouk:20200423224341j:plain

www.okamotoya.net

【入浴日】2020/4/24

 

この日は自宅で明礬温泉「岡本屋」のミルキーブルーの湯を再現してみました。

www.okamotoya.net

大分県は言わずと知れたおんせん県で、中でも別府八湯 明礬温泉は薬効の高さで有名です。その中にあって岡本屋の風呂は、希少なミルキーブルーの湯がある事で温泉ソムリエ界隈でも評判の温泉となっております。

f:id:kenichirouk:20200419231410j:plain

今回はその貴重な湯の花を江戸時代からの伝統工法で抽出した入浴剤が手に入るとの事で早速お取り寄せしてみました。

f:id:kenichirouk:20200423224508j:plain

製法が国指定・重要無形民俗文化財って、これ凄くないですか!?

 

それでは早速、この明礬温泉湯の花を沸かしたての湯に投入♪

f:id:kenichirouk:20200423224730j:plain

しっかり揉み出すとこんな感じになります。

f:id:kenichirouk:20200424193240j:plain

ブルーというよりは薬湯か淡いモール泉*1のような薄い茶褐色。ブルーの温泉は高温環境のメタケイ酸*2が光に乱反射して出来る特殊な事象(例えていうなら虹やオーロラのような)らしいので、湯の花では色の再現までは難しいのかも知れませんね。

 

それでは心を込めて沐浴で全身お清めを済ませ、いざ明礬温泉へ~♨

f:id:kenichirouk:20200424193823j:plain

わぁぁぁぁ。。。フワッと温泉の香りが漂い、目を閉じればそこは明礬温泉。自宅で明礬温泉、これってスゴイ贅沢ですよね。それが今、現実に。
どっしりした湯ざわりで、しばらく入っていると温泉成分が皮膚に浸透してくるのか、熱いという感覚ともトウガラシ系の薬湯とも異なるジーンとした感触に全身包まれます。成分が強い為、ずっと浸かっていると湯あたりしそうなので、5分程で1度出て水シャワーで温冷交互浴からの休憩で軽くととのい*3、再度7分程浸かってじっくり温まりました。

 

湯上り後は、温泉成分を皮膚に十分取り込む為、軽く拭きあげて上がりました。
ご興味のある方は、是非お試しください。

※コチラはホンモノの湯の花ですので、湯上り後は早めにお湯を抜いて良く浴槽を洗っておきましょう。そのままにしておくと浴槽に色が付いたり金属部分に錆が出る場合があります。まあ、それだけスゴイ成分って事なんですけどね、、、

※コチラは湯活データベース(入浴剤編)です。スゴイ入浴剤続々!併せてご覧ください↓

yukatsu.hatenablog.com

*1:古代海水の石油化前の植物質由来の茶褐色から黒色の色を呈す温泉

*2:温泉に含まれる美肌成分。化粧水の主原料

*3:サウナ用語でサウナ⇒水風呂⇒休憩の過程で訪れる独特の浮遊感、多幸感。熱いお湯と水シャワーでも同様の感覚を味わえます