【所在地】東京都墨田区立花6-14-11
【入浴日】2019/12/3
【閉店日】2023/ー/ー
この日は仕事帰りの立ち寄り湯で東あずまの「中川湯」さんへお邪魔しました。
「中川湯」さんへは、東武亀有線 東あずま駅下車。東武亀有線は亀有から曳舟まで5駅の短い路線ですので、周辺にお住いの方で無ければ余り馴染みがないかも知れません。ワンマンで黄色と緑のレトロ感のある車両が走ってます。
東あずま駅改札前の丸八通りを渡って、そのまま直進。
途中墨田区立 福寿公園の横を通り過ぎます。
その先、墨田区立花4丁目37番と40番の間の路地を左折。
突き当りの北向地蔵尊を右折。
その少し先、東あずま駅から10分程で中川湯さんの煙突が見えてきます。
ちなみにお昼の外観はこんな感じだそうです。雰囲気有りますよね。
※こちらはGoogleストリートビューより拝借した写真です↑
玄関を入ると広いロビー。待ち合わせや湯上りの休憩に丁度良さそうです。
早速受付をすませて浴室へ向かいます。
こちらは公式HPも無く、東京浴場組合Webサイトにも、写真掲載が無い為、どうお伝えしようかと思案しながら脱衣所に入ると、偶然他に誰も居ない時間帯!
ご主人にご了承いただき、特別に浴室内の写真を撮らせて頂きました。
それでは本邦初公開の中川湯さん浴室内画像を交えてお届けさせて頂きます。
浴室に入ると岸壁に打ち寄せる荒波と雲海から顔を出す雄大な富士山のペンキ絵。
少し傷みはありますが、構図はなかなかダイナミックで圧巻です。
後から伺うと、こちらは銭湯絵師 早川利光氏の貴重な遺作との事、道理で波頭等、力強いタッチなのだと改めて写真を見返しました。
リンスインシャンプー・ボディーソープ完備は嬉しいですね。
まずは沐浴で一日の汗を流し、早速お風呂へライド温♨
右手から白湯、ジェット付き座湯、左手は薬湯。本日は緑の入浴剤でした。
中川湯さんのお湯は44℃前後の熱湯。天然井戸水で肌触りは滑らかです。
こちらの湯船でじっくり温まり、ポカポカしてきたところでサウナ室へ。
中川湯さんのサウナはガス遠赤外線式で本日のコンディションは93℃。
年季が入って木や石壁が燻され、香ばしい微香と、柔らかい輻射熱に包まれ、私的にはかなり好みのコンディションです。
水風呂は20℃程度ですが、この季節はこの位でも丁度良いかも知れません。
本日は以下3セットでリラックスして❝ととのう❞*1事が出来ました。
・サウナ5分⇒水風呂1.5分⇒休憩3分
・サウナ7分⇒水風呂1.5分⇒休憩3分
・サウナ10分⇒水風呂2分⇒休憩3分
本日もいい湯、良きサウナをありがとうございました!
その中川湯さんですが、2023/1/5より休業状態が続いておりましたが、最近になって東京銭湯マップの廃業リストに掲載され。どうやらひっそり廃業してしまわれたようです。誠に残念ではございますが、これまでの永きに渡るご営業に深謝♨
*1:サウナ⇒水風呂⇒休憩のルーティンで幸福のラビリンスに迷い込む様