今回は、湯活のススメ~称号編~をお届けします。
称号って何!?という声もあろうかと存じますので、ここでは資格のように検定試験やセミナーによらず、スタンプラリー等、一定の入湯をする事で得られる称号についてまとめてみたいと思います。
1.温泉達人会
会員資格は、「500湯入湯」「温泉文化の継承」を期すことを基本条件とし、「総会の承認」をもって正式会員とする。正に湯活界最高峰の資格。
2.別府八湯温泉道
スパポートもしくは「温泉ハンター」アプリを用い、150湯超の指定施設の内、八湯制覇すると初段、その後八湯ごとに段位認定され、八十八湯制覇すると温泉道名人として、別府温泉の聖地「ひょうたん温泉」の休憩所に肖像写真と共に永年掲示されます。更に名人を11巡すると永世名人となり、44巡すると王位名人まで、その温泉道は奥深く、修行と呼ばれています。全国の湯巡り発祥の原型と言われ、地元の人を除けば、長年掛けて集めるか、毎年4月第1週の週末を中心に開催される「別府八湯温泉祭り」の温泉マラソンに参加し、一挙に名人を目指すか、別府温泉マニアには垂涎の称号です。
3.九州温泉道
御湯印帳を手に入れ、140湯超の対象施設の中から八湯制覇で見習い認定。八湯ごとに段位が上がり、最終八十八湯で別府竹瓦温泉制覇で泉人(せんにん)の称号認定。殿堂竹瓦温泉と公式Webサイトにて写真と名前が掲載されます。こちらは別府八湯温泉道より広域に施設が散らばっている事から、更に獲得困難な称号と言えます。別府八十八湯と被る施設も若干ある事から、並行してチャレンジし、別府エリアの施設クリア後、他エリアを制覇するというのが現実的かも知れません。
4.紀州温泉修験道
温泉先達帳を手に入れ、八湯巡ると名人認定。
5.珠洲温泉銭湯道
スタンプ帳を手に入れ、二湯制覇で初級、八湯制覇で珠洲温泉銭湯道名人に認定。11巡して八十八湯巡ると珠洲温泉銭湯道銘人に認定。
6.ニセコ湯巡り名人
集湯~印帳を手に入れ、八湯巡ると初段名人に認定。十一巡して八十八湯巡ると「羊蹄山」の照合と共に湯巡り名人に認定されます。
7.銭湯お遍路(東京都)★
お遍路スタンプノート、もしくは東京銭湯アプリを手に入れ、26(フロ)湯巡りで認定、88湯巡りで達成者認定、以降88湯ごとに認定され、目指すは都内銭湯全軒制覇‼
「湯活のススメ」管理人も足掛け2年で全軒制覇(514湯)出来ました♨
8.フィンランドサウナアンバサダー
https://www.sauna.or.jp/sauna_news/back_number/pdf_files/newspaper478.pdf
日本フィンランド外交関係樹立100周年を記念し、「Visit Finland サウナキャンペーン」の一環で、フィンランドサウナの魅力を発信するブロガー等を中心に応募した方の中から任命。2019年3月までに100名誕生予定。今後の応募予定は不明。
9.その他
称号とは異なりますが、「温泉シールラリーゆらん」や、各都道府県や公衆浴場組合が日本スタンプラリー協会で実施するスタンプラリー「ゆらん」等、期間限定ポイントによる景品取得等も折々に開催されていますので、要注目です。
他にも様々な湯活の称号があるかも知れません。
皆様も手に届く称号からチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
(銭湯文化継承の為にも、都内近郊の方はまずは安価に巡れる銭湯お遍路辺りから・・・)