【所在地】神奈川県横須賀市米が浜通り1-2
【入浴日】2020/9/4
【閉店日】2020/9/11
この日は、今月11日閉店との話の「サウナトーホー」さんへお別れ入湯へ。
サウナトーホーさんは、日本サウナ・スパ協会の加盟店でもあり、SNSでも多くのサウナーが閉店を惜しむ声を拝見し、これは体験せずに終わる訳にはいかないと意を決して横須賀まで足を運んでみる事にしました。
サウナトーホーさんへは、京急 横須賀中央駅下車、東口方面。
駅前デッキより右斜め正面の道を直進。
米が浜通り入口交差点を右折し、米が原通りへ。
米が原商店街の先、駅徒歩6~7分でサウナトーホーさんの看板が見えて来ます。
店頭の案内板をしみじみと眺め、サウナイキタイ気分が盛り上がって来ます。
案内板の横にふと目をやると、そこに閉店案内の張り紙が出ていました。
間接的にコロナにより失われていく物の大きさに、改めてやるせない想いです。
それではサウナトーホーさんの世界へ飛び込んでみたいと思います。
1F入口で受付を済ませ、ロッカーで生まれたままの姿に早変わりし、BF大浴場へ。
サウナトーホーさんはサウナ専門施設ですので、アメニティが充実しています。
ナイロンタオル、髭剃り、シェービングクリーム、歯ブラシ。コンディショナーが置いてある辺りも入浴客としては嬉しいサービスです。各種アメニティも駆使し、全身くまなくお清めを済ませ、早速お風呂からライド温♨
写真右手が白湯で44℃とピリ熱のお湯に湯通し*1し、体幹温度を軽く上げます。
左手が24℃のバイブラ水風呂でこちらは後程。
続いて隣は36℃と不感温帯の薬湯でこの日はモスグリーンのバスブレンドよもぎ。
清涼感のあるお湯で、体温とほぼ同じの為、いつまでも浸かっていられる心地よさです。更に隣は打たせ湯で頭上2.5m辺りから勢いよくお湯が落ちてきて、座して受けるとかなりの水圧によるマッサージ効果で血流促進と凝りほぐし。
一番奥はハイパワージェットバス。こちらで湯通しの仕上げ完了。
本日はサウナをじっくり楽しみたい事もあって、仕上げにぬるめのバイブラ水風呂で軽く毛穴を引き締め準備完了。
それではいよいよサウナ室へ。サウナトーホーさんのサウナは、本格的フィンランド式のロッキーサウナ。大きなサウナストーブに熱せられたサウナストーンがたっぷり山積みされ、15分おき位にヒーター上のコニカルライトよりアロマ水が注がれるオートリョウリュウ*2が付いており、サウナ室内を適温適湿に保ちます。サウナ室の温度は82℃程と然程熱い部類ではありませんが、軽いシトラス系の香りが立ち込め、濃密な熱が全身をマイルドに包み込んで、大変心地よい発汗が楽しめます。
発汗後はサウナ室隣の冷水風呂へ。水温は16℃程でザバザバ新鮮な水がかけ流しになっており、その緩い流れが全身をソフトに撫で優しくクールダウンしてくれます。
クールダウン後は、浴室奥の休憩椅子で暫し休憩。
ロールケーキ上にくり抜かれたような弧を描く天井。間接照明に照らされ、さながら鍾乳洞のようにも見えます。静かに目を瞑り、昭和51年より44年に渡るサウナトーホーさんの歴史に想いを寄せながら、全身をチェアに預けます。
この日は、心地よいバイブラ水風呂で水通しを挟みつつ以下3セット。
・バイブラ水風呂⇒ロッキーサウナ7分⇒冷水風呂1.5分⇒休憩3分
・バイブラ水風呂⇒ロッキーサウナ10分⇒冷水風呂2分⇒休憩3分
・バイブラ水風呂⇒ロッキーサウナ12分⇒冷水風呂2分⇒休憩5分
心ゆくまでサウナトーホーの世界を堪能し尽くし、仕上げは不感温帯の薬湯で再びよもぎの香りに包まれ、最後に熱めのシャワーで全身を流して浴室を後にしました。
館内では帆船のステンドグラスに見惚れ、名残を惜しみながらサウナトーホーさんに別れを告げました。
こちらはGoogleストリートビューより拝借したサウナトーホーさんの夜の風景。
横須賀サウナの殿堂「サウナトーホー」さん。閉店は2020/9/11(金)AM9:00との事。残り1週間ですが、チャンスがありましたら是非行ってみてください。
※浴室内は撮影不可ですので、施設に了承を得て公式HPより拝借させて頂きました。