【所在地】東京都武蔵野市吉祥寺本町1-18-9
【入浴日】2020/7/19
【閉店日】2023/3/31
この日は吉祥寺の「よろづ湯」さんへブラ~リ立ち寄り湯♨
よろづ湯さんへは、JR吉祥寺駅下車、北口右手エスカレーターを下ります。
吉祥寺大通り右手脇のこちらの路地へ。
道なりに抜けた突き当りを左折、駅から徒歩3分程。
令和のお洒落タウン吉祥寺駅の傍に昭和レトロなよろづ湯さんが見えて来ます。
裏手には鄙びた外観の奥に煙突が見えます。
花王石鹸の暖簾を潜ると左手が男湯、右手が女湯。
中に入り、伝統的な番台で受付を済ませ浴室へお邪魔します。
正面のペンキ絵は、HPでは富士山でしたが、この日は遠景に山並みが見える岸壁に打ち寄せる波飛沫のペンキ絵。29.5.6ナカジマと雅号があり、銭湯絵師 中島盛夫氏の手により3年前に描き変えられたようです。
洗い場はセンター2列と左手がカランのみ。右手女湯側のカランのみシャワーが付いています。こちらの壁には可愛らしいブドウ柄のタイル絵があります。
沐浴で全身お清めを済ませて早速お風呂へライド温♨
浴槽は左手が浅湯、右手が深湯のシンプルな造り。
浅湯にはジェットバスが付いていて、壁には「泡のお風呂でポッカポカ」の掲示。
湯温は43℃の江戸前のチョイと熱めのお湯。
浅湯の「泡のお風呂」で軽く温まり、岸壁に打ち寄せる波飛沫のペンキ絵を眺めながら、深湯で肩まで浸かり体の芯まで温まりました。
帰りによろづ湯さんに別れを告げ、後ろを振り替えると、よろづ湯さんの一角だけ時が止まっているようでした。
本日も良い湯をありがとうございました♨
その「よろづ湯」さんですが、長期休業から再開が待たれておりましたが、この度、正式に廃業を決められたとのニュースが入って参りました。
閉店日は2023/3/31。
もう湯に浸かれる事はありませんが、お別れの会を催されるそうです。
<開催概要>
■日時 2023年3月26日(日)13:00~16:00
■場所 よろづ湯
■参加費 入場無料(カンパ歓迎)
私は行けるかどうか分かりませんが、吉祥寺に残された由緒あるTHE昭和レトロ銭湯の雄姿を一目でも焼き付けておこうという方は、是非行ってみて下さい。
※浴室内は撮影不可の為、店舗紹介ページより拝借しております。