湯活レポートを進めていくと、どうしても避けては通れないカテゴリーにぶつかります。それが❝スーパー銭湯❞です。
これまで「銭湯」「温泉」「サウナ」「岩盤浴・他」について触れて来ましたが、「スーパー銭湯」は独自の定義で分類されます。
まず一般的な「銭湯」は、厚生労働省の公衆浴場法(昭和23年7月法律第139号) によると、以下のように定義されています。
(1) 一般公衆浴場
地域住民の日常生活において保健衛生上必要なものとして利用される施設で、物価統制令(昭和21年3月勅令第118号)によって入浴料金が統制されているいわゆる「銭湯」の他、老人福祉センター等の浴場がある。
※公衆浴場法概要
つまり一般の銭湯は、各都道府県の浴場組合に加盟し、既定の料金を守る事が義務付けられています。
これに対し、「スーパー銭湯」は、料金の縛りがなく、サウナや露天風呂、温泉や岩盤浴等のバリエーション豊かな温浴施設、更に湯活のみならず、飲食スペース、エステ、床屋、お昼寝処等独自のリラクゼーションスペースを展開しています。
また、「スーパー銭湯」には温泉を引いているところ、人工温泉のところ、基本的に白湯のところとあり、「温泉」のカテゴリーにも一概に一括りに出来ません。
ですが、「スーパー銭湯」の湯活に対する溢れる愛は変わらず、その施設のバリエーションは個別の「銭湯」「温泉」を凌駕するものがあります。
本ブログではこれを踏まえ便宜上以下のように分類することとします。
*「銭湯」=公衆浴場法に定義される一般公衆浴場(温泉銭湯含む)
*「温泉」=自家源泉、引き込み源泉、かけ流し、加水加温、循環を含め温泉法に基づく温泉を提供している施設(施設の形態問わず、銭湯は除く)
*「スーパー銭湯」=上記のどちらにも属さない温浴施設
*「サウナ」=もっぱらサウナを中心とした施設
*「岩盤浴・他」=もっぱら岩盤浴・他を中心とした施設
スーパー銭湯の良さは、その温浴施設、リラクゼーション施設の豊富さゆえ、老若男女、一日中楽しめる事かと思います。
是非皆様も、週末にはスーパー銭湯に出掛けてみてはいかがでしょうか?
※写真はスーパー銭湯「お風呂の王様」公式WEBサイトより転載させて頂きました。