【所在地】埼玉県三郷市仁蔵193-3
【入浴日】2022/1/2
【泉質】ナトリウム‐塩化物強塩温泉(高張性・中性・高温泉)ph7.2
この日は正月休みを利用し、家族で「早稲田天然温泉 めぐみの湯」さんへ。
早稲田天然温泉 めぐみの湯(以下「めぐみの湯」)さんへは、JR武蔵野線 三郷駅もしくは新三郷駅の両方の中間辺りにあり、我が家は新三郷駅から参りました。
改札を出て東口階段を下りたら、まずは駅前通りを右手方向へ。
そのまま武蔵野線に沿うように駅前通りを直進すると、めぐみの湯の看板発見!
看板に従い、駅から徒歩15分弱で通りの左手にめぐみの湯さんが見えて来ます。
コチラは通り沿いから見ためぐみの湯さん。ここからグルリと回って玄関へ。
入口に三郷の名前の由来と源泉の説明の案内板がありました。
三郷って、西を利根川、隅田川、東を渡良瀬川・太田川に囲まれた水郷だったんですね。その地に地下1,500mから沸き出ずる900万年前の古代化石海水の温泉、何だか浪漫がありますね。
ロビー入口にはその源泉を掘削した際の掘削ビッドも展示してありました。
コチラが館内案内図。
それでは受付を済ませて浴室のある2Fへ参ります。
階段の踊り場には屋号が書かれた大きな瓢箪が飾られていました。
浴室は男湯が虹の湯、女湯が伝馬の湯。
ちなみにコチラは2Fの避難経路図ですが、竣工時の平面図を使用しているので、浴室内の施設レイアウトはコチラの方が分かりやすいと思います。
まずはいつも通り沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
内湯はジェットバス付の白湯と源泉浴槽。まずは白湯のジェットバスで血行促進し、源泉浴槽へ移動。壁側浴槽にぬるめ、センター浴槽に熱めの源泉が満ちています。
早稲田天然温泉 めぐみの湯さんの源泉は、ナトリウム‐塩化物強塩泉。
黄土色の源泉には若干鉄分も含まれており、空気に触れる事で黄褐色を呈します。
源泉温度が46.1℃と高温泉の為、熱め浴槽の方が源泉に近く透明感ある黄褐色。ぬるめ浴槽では熟成され酸化が進む為、赤みを帯びた不透明の黄土色を呈しています。
冷え性に効く鉄分と皮膚を塩化物のヴェールが魔法瓶のように包んで保温する塩化物泉のWの効果で寒い冬の時期には特におススメの泉質です。加えて鎮静効果の高い硫酸イオン、保湿成分のメタケイ酸、殺菌効果の高いよう素も規定値以上含む有難い温泉です。
内湯で軽く温もったところで露天風呂へ移動。
露天風呂も奥がぬるめの浴槽で、手前が熱めの浴槽。
スタッフさんによれば、コチラでは加水、加温無しの源泉掛け流しに加え、毎日完全換水して新鮮な源泉に入れ替えられているそうで、素晴らしい湯使いです。
順繰り湯巡りし、熱めの浴槽でスベスベ感もある源泉を思う存分堪能します。
湯口から注がれる源泉は、まだ酸化が進んでいない為、透明感があります。
湯船で熟成が進んだ源泉により、浴槽の淵や床面は析出物で若干赤茶けています。
内湯と露天の源泉でしっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
めぐみの湯さんのサウナは、サウナストーンを使用したフィンランド式のストーブが2台並列でおり、この日のコンディションは88℃。対流式の為、頭上から熱気が降り注ぎ室温計以上の熱量を感じられるGoodコンディションのサウナ。
発汗後はサウナ室前の水風呂へ。こちらは水温17℃。
水風呂前に脇の掛け水で火照った顔面や頭部から水を浴びますが、これが冷たい、冷たい!水温計は無いですが、推定シングル*1。水風呂とのコンビネーションでしっかりクールダウンしました。
この日は以下3セット楽しませて頂きました。
・サウナ7分⇒水風呂1分⇒露天外気浴3分
・サウナ10分⇒水風呂1分⇒露天外気浴3分
・サウナ12分⇒水風呂1分⇒露天外気浴5分
仕上げは内湯の熱め浴槽で源泉掛け流しの湯を存分に堪能し、手桶に汲んだ源泉で絞ったタオルで拭き上げ、保温効果抜群の源泉を全身に染み渡らせて上がりました。
※源泉成分が濃いので、皮膚の弱い方は上がり湯で軽く洗い流した方が良いかも知れません。
湯を上がり、表へ出るとすっかり陽が落ちてライトアップされためぐみの湯さんに別れを告げ、歩いて新三郷の駅へ向かいました。
本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
三郷方面へお立ち寄りの際は是非♪
※浴室内は撮影不可の為、施設にご了承を頂き、公式HPより拝借しております。
*1:10℃未満