湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

共同浴場 河原の湯|四万温泉|湯活レポート(温泉編)vol.203

nakanojo-kanko.jp

【所在地】群馬県吾妻郡中之条町四万4228-2

Google マップ

【入浴日】2023/3/5
【泉質】ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩泉(低張性・中性・高温泉)ph6.5

 

この日は春休みの日帰り弾丸ツアーで四万温泉へ行って参りました。
四万温泉の最寄駅は、JR吾妻線の中之条駅。
四万温泉は鉄分が豊富で赤茶けた渋川の伊香保温泉と日本有数の酸性泉、長野原草津口の草津温泉の中間辺りにあり、草津の上がり湯として有名なところです。

この日は時節柄か駅構内には吊るし雛が飾られていました。

さて、中之条駅からは四万温泉の他に沢渡温泉へもアクセス出来ますが、この日は四万温泉が目的地の為、1番バス乗場から関越バスに乗車。

ゴトゴトとバスに揺られる事、40分程で終着の四万温泉バス停に到着。

四万温泉は、四万川沿いに左右に長い温泉地で、入口側の温泉口に始まり、山口、新湯、ゆずりは、日向見と小さな5つの温泉場があります。

共同浴場や足湯が8つありますが、湯宿のチェックインに合わせてある為か、どこも閉鎖時間*1が早く15:00頃に閉まってしまいますが、とりわけ河原の湯は14:00閉鎖と早い為、河原の湯から巡るのが吉です。

さて、その河原の湯は、バス停の向かいの階段を河原の方へ下れば徒歩30秒ほどw

共同浴場は料金は決まっていない為、寸志箱へ寸志を入れて、いざ浴室へ参ります。

さて、ココからはこの日週末にも関わらず無人の貸切状態でした為、撮影した浴室内の模様も交えてレポートを進めて参ります。
浴室は脱衣場から階段を下った半地下の洞窟のようになっています。
共同浴場は、体を流す為の手桶はありますが、湯を汚す恐れがある為、シャンプー・リンスやボディーソープの類は使用不可のところが多く、河原の湯も同様です。

まずは掛け湯で軽く体を湯に慣らして、早速お風呂へライド温♨
カルシウムを含有している為、肌触りキュッキュッとしたキシキシ系の浴感を想像していましたが、湯船に身を沈めると、実にまろやかでむしろツルツルした浴感の極上湯。遠路はるばるやってきた疲れも解け、思わずため息が漏れます。
ドボドボと湯の流れ落ちる音だけが浴室内に響き、湯口から滔々と注がれたお湯は、そのまま浴槽の縁からサラサラと流れていきます。これぞ正に源泉掛け流し!

暫し河原の湯を堪能し、最後は手桶で上がり湯を頂いて浴室を後にしました。

 

本日も良い湯をありが湯ございました。
四万温泉へお出掛けの際は是非お立ち寄り下さい♪


*1:閉店時間と書かないのは、共同浴場は利益目的の浴場では無く、地域の温泉場を好意で開放している場所の為です。料金は決まっておらず、100円から上は気持ち次第という塩梅になっています