湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

大磯プリンスホテル THERMAL SPA S.WAVE|湯活レポート(温泉編)vol.177

www.princehotels.co.jp

【所在地】神奈川県中郡大磯町国府本郷546

Google マップ

【入浴日】2022/6/29
【泉質】ナトリウム・カルシウムー塩化物強塩泉(高張性・弱アルカリ性・冷鉱泉)ph7.9

ドラマ「サ道」第9話の舞台THERMAL SPA S.WAVEへ。

ドラマ「サ道」第9話で紹介され、いつかはと思っていたTHERMAL SPA S.WAVE。
コロナ禍は宿泊者限定でしたが、平日限定でランチもしくはディナーとセットのプランを解放されたと伺い、この日はランチコースを予約してお邪魔する事に。

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THERMAL SPA S.WAVEさんは東海道本線 大磯駅と二宮駅の間にあります。
両駅から神奈川中央バスが出ていますが、この日は大磯駅から。
JR大磯駅は、青い空に赤銅色の赤屋根が映える正に南国風のローカル駅。

駅前の1・2番バス乗場より二宮駅行きか大磯プリンスホテル行き乗車。

駅からバスで揺られる事15分程、THERMAL SPA S.WAVEのある大磯プリンスホテルの正にフロント前にバスが到着します。

大磯プリンスホテルは大磯ロングビーチを眼下に見下ろす丘陵の上に建っていますが、流石に大型ホテルだけあってデカい!まるで軍艦ビルですw

広い館内で迷子にならないように、コチラは大磯プリンスホテルの全体マップです。

 

中国料理『滄』

さて、THERMAL SPA S.WAVEへと気は早りますが、まずはランチコースから。
ランチコースは洋食の『S.DINING』と中国料理の『滄』が選べますが、この日、私がチョイスしたのは中国料理『滄』。温泉・サウナ三昧の前にエネルギーの付きそうなものをチャージしておきたかったのですよ。

全6品のコースでしたが、1品ずつは小振りなのでペロリといけちゃいました。

前菜三種盛り合わせ(左から、クラゲ、海老、合鴨の燻製)

イカと野菜の塩味炒め

豚肉細切りと苦瓜の醤油味炒め

白身魚の甘酢あんかけ

とうもろこしと鶏肉のチャーハン

デザート(杏仁豆腐)

どれも町中華と違い、繊細な味付けでしたが、自分好みの味付けで堪能させて頂きました。無事エネルギーチャージ完了ですw

 

THERMAL SPA S.WAVE:4F SPAフロア

ランチも終了したところでスパ棟へ移動し、EVでTHERMAL SPA S.WAVEへ。

EV脇には各種アメニティもありますので、必要な物はこちらでピックアップ。

こちらがTHERMAL SPA S.WAVEの館内案内図です。

まずは水着に着替え、専用ガウンを纏ったらドラマ「サ道」の舞台ともなった4FのSPAフロアへ参ります。

手始めにエクスペリエンスシャワーで全身を軽く流し、プールエリアへ。
エクスペリエンスシャワーはオーバーヘッドシャワー、滝水、打たせ水の3種を好みでチョイス出来ますので、サウナ後、プール後、その時々の気分で楽しめます。

ランチ後は血流が胃腸に集中している為、いきなりサウナにはいかず、プールエリアで暫くのんびり過ごしつつ、水中歩行、軽いスイミングで腹ごなしします。
ドラマ「サ道」ではTHRMAL SPA S.WAVEのサウナがクローズUPされますが、間違いなくTHRMAL SPA S.WAVEの目玉はインフィニティプールです。スパエリアから階段を下ってそのままプールに入るこのアプローチ!プールの向こうには眼下に広がる相模灘。プールと水平線が一体化するその絵は正にインフィニティそのもの。

水温は33℃前後と温水プールになっている為、長く浸かっていても体が冷える事はありません。心ゆくまで海と空と一体化したプール遊泳を楽しめます。

プール遊びに飽きたらテラスのジャグジーバスに浸かって一休憩。

さて、腹ごなしも済んで落ち着いた頃合いでいざ、サウナエリアへ。

THERMAL SPA S.WAVEのサウナはインフィニティプール前のカウンターに向かって右ウイングに3つ、左ウイングに1つの全部で4つ。温度の低い物から順に巡ります。
右ウイングは全てプールの採暖室を兼ねたような低温サウナです。
最初はSTONE(岩盤浴・・・45℃)でじっくり体を温めます。

中央にロッキーサウナ、周囲に黒色の岩盤を配し、岩盤浴として楽しめます。
岩盤名は分かりませんが、恐らくブラックゲルマニウムか溶岩石かと思います。

続いてHEALING (テピダリウム・・・40℃)

白い室内には水琴窟のように水が流れる音だけが響きます。座面がHOTな岩盤浴程度に温められており、瞑想しながら静かな発汗タイムが楽しめます。

右ウイングのラストはPANORAMA (パノラミックサウナ・・・50℃)
かなりマイルドなサウナでサウナというより採暖室に近い感じです。富士テラス側にある為、眼前の大海原の他、空気が澄んでいれば奥の窓から富士山が拝めます。

右ウイングのサウナはどれもマイルドな為、SNOW(アイスルーム・・・10℃)でのクールダウンを挟みつつ、マイペースで巡る事が出来ます。

その際の休憩は、こちらもホテルスパならではの贅沢レストスペースで。

カウンターにはミネラル水素水のウォーターサーバーが置いてあり、フリーで頂けますので、こちらで忘れずに水分チャージ。

ラストは左ウイングのその名もSAUNA(フィンランドサウナ・・・88℃)へ。

巨大なサウナストーブをコの字型に囲む奥に広いサウナ。
本格的なサウナ浴が楽しめますが、比較的マイルドなので、じっくり勝負出来ます。

SAUNA後のクールダウンは、エクスペリエンスシャワーで汗を流しシャワー前のCOOL BATH(20℃)へ。階段で4段下る為、深さもあり心地よくクールダウン。

この時の休憩は富士テラスで外気浴ならぬ海気浴。
ととのうというより、最早何でしょう、この地球と一体となる感じw 最高です!

この日は都合、以下4セット。

・STONE7分⇒SNOW2分⇒休憩3分
・HEALING7分⇒SNOW2分⇒休憩3分
・PANORAMA7分⇒SNOW2分⇒休憩3分
・SAUNA12分⇒COOL BATH1.5分⇒富士テラスで海気浴5分

最期は名残を惜しむようにインフィニティプールをゆっくり泳ぎながら戻り、滝シャワーで流して4F SPAフロアを後にしました。

 

THERMAL SPA S.WAVE:3F ONSENフロア

SPAフロアを存分に満喫した後は3FのONSENフロアへ。
まずはSPAフロアでの汗を流しつつ全身お清めを済ませ、早速内湯からライド温♨
湯船には海の傍という事も有り、成分総計32,938㎎/㎏と温泉規定値約33倍の特濃ナトリウム・カルシウムー塩化物泉が滔々と満ちています。湯口の湯を掌に掬って一舐めしてみると塩味はそれほど強くなく、にがりのような滋味深い風味があります。
※飲泉ではない為、決しておススメはしませんが、温泉の味覚確認は自己責任で。

内湯で軽く温まったところで露天風呂へ移動。長さ8.5mの露天風呂からは太平洋が一望出来ます。カルシウム、塩化物共保温効果の高い湯で良く温まります。

茹っては外気浴を繰り返し、最後は手桶に汲んだ源泉を頭から数杯被り、源泉で絞ったタオルで全身を拭き上げ、保温源泉を全身にコーティングしてから上がりました。

 

本日も良い湯、良きサウナ、心地よい岩盤浴をありが湯ございました。
THERMAL SPA S.WAVEは、現在、大磯プリンスホテルへの宿泊、もしくは日帰りランチかディナーとのセットでの予約のみです。ご希望の際は公式HPよりどうぞ♪

※サウナ室、浴室内は撮影不可の為、施設にご了承の上、公式HP他画像データより拝借しております。