【入浴日】2021/10/25
この日は石川町銭湯散歩で3湯目に「翁湯」さんへ行って参りました。
翁湯さんへは、JR根岸線 石川町駅北口を出て、根岸線沿いに右手方向へ、
石川町駅北口交差点を左折し首都高のガードを潜ります。
石川町と言えば、横浜を代表する繁華街、元町、山下公園、横浜中華街が控えていますが、北口から寿町方面のエリアは少し雰囲気が異なります。東京都の山谷地区や大阪市のあいりん地区と並び、日本三大寄せ場と呼ばれ、木賃宿が立ち並び、日雇い労働者や世捨て人がワンカップ片手に昼間からたむろする光景が見られ、ある種の生活感が漂う風情はどこか郷愁を誘うものがあります。少しその風景には馴染まない自分も居て、歩きながら暫し何とも言えない心持ちに浸っていました。
その道を直進し、下の写真のポイントで道なりに右手にカーブ。
駅から徒歩7分程で通りの右手に翁湯さんが見えて来ます。
フロント・ロビーはコチラの階段を上がった2F。
後で気付きましたが、翁湯さんは横浜市寿町健康福祉交流センター内にあるせいか、全てがバリアフリー化されています。入口も建物裏手に回ればEVかスロープで上がる事が出来、足腰の弱い方やご高齢の方でも安心して来られます。
コチラの2F回廊を矢印に沿って進んだ先が翁湯さんの入口です。
中へお邪魔すると小上がりの和室がある落ち着いた雰囲気のロビー。
それでは入口の券売機で入浴券を購入し、いざ浴室へ。
ココまで一貫して、玄関⇒脱衣場⇒浴室からWCに至るまで段差の無いバリアフリーで徹底されており、感心させられます。
浴室内はコンパクトながら清掃が行き届いておりピカピカです。
この日3湯目ですので沐浴は簡潔に済ませ、早速お風呂へライド温♨
湯船はシンプルに広い浅湯が2槽。
壁面にはグラフィックで東海道五十三次の神奈川が描かれ、浴室内を彩ります。
窓面から陽の光が湯面に揺蕩い、入浴客をリラックスモードへと誘ってくれます。
この日は10分程度左右の浴槽を行きつ戻りつし、しっかり体の芯まで温まったところで熱めのシャワーでサッと流して上がりました。
本日も良い湯をありが湯ございました。
横浜方面へお立ち寄りの際は是非♪
※浴室内は撮影不可の為、神奈川県浴場組合Webサイトより拝借しております。
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