湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

横須賀温泉 湯楽の里|馬堀海岸|湯活レポート(温泉編)vol.156

f:id:kenichirouk:20220128090926j:plain

www.yurakirari.com

【所在地】神奈川県横須賀市馬堀海岸4‐1-23

Google マップ

【入浴日】2022/1/27
【泉質】含よう素ーナトリウムー塩化物強塩泉(高張性・中性・低温泉)ph7.24

f:id:kenichirouk:20220128091609j:plain

アクセス

この日は神奈川方面へ出掛けついでに「横須賀温泉 湯楽の里」さんへ。
横須賀温泉 湯楽の里さんの最寄駅は、京浜急行で浦賀駅の一つ手前の馬堀海岸駅。
改札を出ると駅前に横須賀温泉 湯楽の里さんの看板を発見!

f:id:kenichirouk:20220128102437j:plain

看板の案内に従って、駅前の馬堀商栄会通りを京急線に沿うように左手方向へ。

f:id:kenichirouk:20220128102820j:plain

馬堀町3丁目交差点で右折し、大通りに合流。

f:id:kenichirouk:20220128103110j:plain

その先、馬堀中学バス停の先で馬堀小学校前交差点を左折。

f:id:kenichirouk:20220128103333j:plain

馬堀海岸へ向けて緩く下って行くと、駅から徒歩15分弱で馬堀海岸の手前左側に横須賀温泉 湯楽の里さんが見えて来ます。

f:id:kenichirouk:20220128103718j:plain

折角なので堤防に上って見ると目の前には東京湾一望の絶景が広がっています。

f:id:kenichirouk:20220128104637j:plain

コチラは馬堀海岸側から見た横須賀温泉 湯楽の里さんの外観です。
湯楽の里、喜楽里グループと言えば、多くは古民家風の内外装で統一されていらっしゃいますが、コチラは場所柄か南国リゾート風の佇まいです。

f:id:kenichirouk:20220128105547j:plain

 

館内外施設

横須賀 湯楽市場
入口脇には道の駅のような横須賀 湯楽市場があり、お土産物以外にも地場の野菜や特産物が売られていて、機会があれば湘南の野菜等を購入するのも良いかもですね。

f:id:kenichirouk:20220128113607j:plain

食事処「天風」
スーパー銭湯に食事処は付き物ですが、コチラは場所柄、三崎マグロを使用したメニューや横須賀海軍カレー等もあり、サ飯も進みそうです。この日はタイミングも有り利用しませんでしたが、また機会があったら利用してみたいですね。

f:id:kenichirouk:20220128113657j:plain

 

岩盤浴

それでは受付を済ませ、岩盤浴着に着替えたらまずは岩盤浴「温熱房」へ。

f:id:kenichirouk:20220128105738j:plain

コチラは温熱房全体の案内図です。

f:id:kenichirouk:20220128110525j:plain

いつも通り温度の低い部屋から順番に巡って参ります。

・岩温洞(43℃)
コチラはラジウム陶板、薬宝玉石、麦飯石、ゲルマ鉱石の4種の岩盤で、奥に燻煙を拭き上げる壺が設置されています。普段はゲルマ鉱石が一番自分好みなのですが、マイルドな室温という事もあり、この日は燻煙壺に近い麦飯石が一番効果的に発汗出来、自分にはマッチしているように思いました。

f:id:kenichirouk:20220128111037j:plain

f:id:kenichirouk:20220128111756j:plain

・塩温洞(44℃)
コチラは壁面全体が岩塩で温熱効果と岩塩のマイナスイオンによるヒーリング効果が期待出来ます。岩盤の種類は無いので一ヵ所でじっくり発汗を楽しみます。

f:id:kenichirouk:20220128111956j:plain

・蜂巣洞(38℃)
カプセルホテル状の一人用岩盤浴。常温に近い温度でリラックスタイム。

f:id:kenichirouk:20220128113250j:plain

・薫風熱洞(63℃)
岩盤浴の〆は薫風熱洞。室内に紅炎釜と名付けられた韓国式の巨大なブルガマが鎮座し、一日に9回、指定時間でオートロウリュが行われます。オートロウリュタイムは映像・BGMに乗せてブルガマに水が注がれ、天井のブロアーが作動して入浴客に熱波を浴びせかけます。コチラで岩盤浴着がズッシリ重くなる程タップリ発汗。

f:id:kenichirouk:20220128115602j:plain

f:id:kenichirouk:20220128112400p:plain

・涼冷洞(5℃)
発汗後クールダウンする為のアイスルーム。気分は北海道か北欧w

f:id:kenichirouk:20220128112937j:plain

f:id:kenichirouk:20220117055927p:plain

・岩盤浴テラス
岩盤浴の合間や終了後、コミックが並ぶ休憩スペースでの休憩も楽しめますが、個人的なおススメは休憩室の奥にある岩盤浴テラスでの屋外外気浴。スッキリと汗も引いて落ち着いた頃合いで大浴場へLet’s Go♪

f:id:kenichirouk:20220128113014j:plain

 

大浴場

さて、岩盤浴巡りでタップリ発汗した後は大浴場へ移動。
まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速内湯からライド温♨
内湯ではまずは白湯で軽く湯慣らし。

f:id:kenichirouk:20220117060326p:plain

続いて高濃度炭酸泉でシュワシュワの炭酸の泡に包まれてリラックス。
奥に寝湯エリアもありますが、ぬるめの炭酸泉でじっくり浸かれる事もあり、リラックスして長湯される方も多い為、寝湯エリアはかなりの人気ゾーンです。

f:id:kenichirouk:20220117060507p:plain

内湯で軽く温まったところで露天「展望風呂」へ移動。
横須賀温泉 湯楽の里さんは馬堀海岸に面している為、露天からの眺望は絶景です。

f:id:kenichirouk:20220117060703j:plain

露天風呂は全て源泉で、手始めに右手の下の湯(循環ろ過)で源泉の感触を確認。
コチラでは酸化が進むせいか、成分が揮発する為か目の間の海のような、淡いグリーンの色合いのお湯が満ち、目線を下げると海と一体化しインフィニティ温泉に。
海側が腰掛け湯になっており、水平線の先の景色の案内板もあります。この日は薄曇りで良く見えませんでしたが、晴れていれば、左手より富士山、猿島、みなとみらい、東京スカイツリー、房総半島と東京湾を取り囲む景色が一望出来るそうです。

f:id:kenichirouk:20220117060812p:plain

続いて上の湯(源泉掛け流し)で源泉の効能をしっかり堪能。
横須賀温泉 湯楽の里さんの源泉は、地下1,800mから湧出する保温効果抜群の含よう素ーナトリウムー塩化物強塩泉。成分総計32,390㎎/㎏と濃厚で保温効果抜群です。コチラは含よう素泉の特色が残る黄味を帯びた黄土色のような色合いで、湯口の湯を掌に掬って軽く舐めてみると強塩味*1。塩化物泉も強塩泉ともなると海水に近い濃度の為、通常のお湯や温泉と比較すると若干浮遊感も感じられます。コチラでゆったり寛ぎつつ、しっかり温もります。

 

サウナ

露天の源泉でしっかり下茹でも済んだところでサウナ室へもお邪魔します。
横須賀温泉 湯楽の里さんのサウナは塩サウナと高温サウナの2つ。

・塩サウナ(85℃)
まずは低温の塩サウナから。低温とは言ってもガス遠赤外線ヒーターで室温は85℃。
塩サウナとしてはしっかり熱い部類で、全身に塩を盛りガッチリ発汗します。

f:id:kenichirouk:20220117061304p:plain

・高温サウナ(92℃)
コチラもガス遠赤外線ヒーターで座面3段の広いサウナ室。
上段はしっかりと熱く、2セット目からはこちらでじっくり発汗を楽しみます。

f:id:kenichirouk:20220117061400p:plain

発汗後は掛け湯で汗を流し、サウナ室前の水風呂へ。こちらは水温17℃。

f:id:kenichirouk:20220117061440p:plain

クールダウン後は、露天エリアのうたた寝湯での温冷同時外気浴と通常の露天外気浴を使い分けつつ、ディープなリラックスモードへ。

f:id:kenichirouk:20220117061626p:plain

この日は岩盤浴の薫風熱洞を併せ、以下4セット楽しませて頂きました。

・薫風熱洞10分⇒涼冷洞2分⇒岩盤浴テラス外気浴3分
・塩サウナ10分⇒水風呂1分⇒うたた寝湯外気浴3分
・高温サウナ10分⇒水風呂1分⇒露天外気浴3分
・高温サウナ12分⇒水風呂1分⇒露天外気浴5分

仕上げは源泉掛け流しの露天岩風呂 上の湯で再度体の芯まで温まり、手桶に汲んだ源泉で絞ったタオルで全身を拭き上げ、保温効果の高い塩化物のヴェールを全身に纏わせてから上がりました。お陰で駅までの帰り道も最後までポッカポカです。

 

本日も良い湯、良きサウナ、素敵な岩盤浴をありが湯ございました。
横須賀方面へお立ち寄りの際は是非♪

※岩盤浴室、大浴場内は撮影不可の為、施設にご了承頂き、公式HPより拝借しております。
※コチラは湯楽の里・喜楽里グループの入湯レポートまとめです↓

yukatsu.hatenablog.com

*1:飲泉と書いてあるもの以外は原則、飲泉用ではない為、口を付けるのは自己責任で。湯口付近は高温の場合も多い為、注意が必要です。決してお薦めはしませんが、フレッシュな源泉は五感で味わうのも一つの醍醐味ではあります