【所在地】栃木県宇都宮市今泉3-2-18
【入浴日】2021/10/24
【泉質】ナトリウムー硫酸塩・塩化物泉(低張性・アルカリ性・温泉)ph8.7
この日は週末という事で、家族で宇都宮へ出掛けて参りました。
宇都宮は都内からは少し距離がありますが、湘南新宿ライン、上野東京ラインどちらからでも山手線から1本で行けるので、意外とアクセスは良いです。
まずは腹ごしらえで宇都宮と言えば・・・
宇都宮餃子館
宇都宮駅に来たらやっぱり宇都宮餃子🥟🥟という事で、沢山あって目移りしますが、ここは宇都宮駅西口駅前の宇都宮餃子館さんへ。週末という事も有り、そこそこ混んでいましたが、スムーズに入店する事が出来ました。
注文したのは以下2品。
メインが無いですが、普段湯活のススメ管理人は昼食は食べないのでこれで良いのです。8種食べくらべの方はブランドの健太餃子、スタミナ健太餃子にお肉、ニラ、しそ、ニンニク、チーズ、エビと文字通り8種楽しめお得感があります。皮はプリプリ、身はジュ―シーで小振りの為、ペロリと頂けちゃいます。
甜醋(テンツウ)肉水餃子は水餃子ですが、付け合わせのタレが独特の風味でくせになりそうな一品。合計9種の餃子を頂き、宇都宮餃子初体験としては大満足でした。
帰りにお会計をしているとレジに「やばいよ、やばいよシール」を発見!
出川哲朗さんも電動バイクの旅でコチラに立ち寄ったみたいですね。
グランドスパ南大門
さて、宇都宮餃子を堪能した後は、お風呂へ♪
この日は以前から気になっていた「グランドスパ南大門」さんへ行って参りました。
グランドスパ南大門さんへは、宇都宮駅西口駅前デッキより正面の大通りへ。
宮の橋手前で右折し、田川沿いに道なりに進みます。
二つ目の橋の手前、信号の右手にグランドスパ南大門さんが姿を現します。
駅から徒歩7分でグランドスパ南大門さん到着。玄関両脇ではシーサーがお出迎え。
フロア案内は以下の通り。目指すフロント、浴室は1Fです。
栃木と言えば、江戸時代の名工 左甚五郎が手掛けたと言われる日光東照宮の豪華絢爛な彫刻が有名ですが、グランドスパ南大門さんも随所に素晴らしい彫刻や調度が置いてあり、目を見張るものがあります。下は玄関脇の九頭竜と荒鷲の彫刻。
こちらは豪華な意匠が施された置時計と極彩色の巨大な骨董品。
それでは美術鑑賞はこの辺に受付を済ませて浴室へ参ります。
浴室暖簾の先でも、大理石の母子彫像が入浴客をお出迎え。
何はともあれ準備を済ませて浴室へ参ります。
白亜の浴室正面には露天エリアの窓からの光が差し込み明るく開放的です。
入口の源泉かぶり湯の脇でも裸婦像等の2対の彫像が入浴客を見守ります。
ちなみに浴室内のレイアウトはコチラです↓
まずは源泉かぶり湯で湯慣らしし、沐浴で全身お清め。
グランドスパ南大門さんはアメニティも豊富です。ナイロンタオル、髭剃り、シェービングクリーム、歯ブラシ、軽石等々。各種アメニティを駆使し、全身ピカピカに磨き上げたところで、早速内湯からライド温♨
まずはうたた寝の湯、寝覚めの湯、円型ジャグジーのスパークリングバスと巡り、軽く血行促進したところで高麗人参湯、漢方薬湯のW薬湯へ。高麗人参湯は、本場韓国から取り寄せた最高級高麗人参を惜しげもなく投入した逸品。漢方薬湯の方は、植物の葉、根、茎、木、皮等から抽出した和漢生薬。2つとも天然生薬をタップリ使用している為、浴感もさることながら素晴らしい薫りにも酔いしれます。
続いて檜の湯で檜香る森林浴気分を味わい、内湯の〆は源泉浴槽「美白の湯」へ。
グランドスパ南大門さんの源泉はナトリウムー硫酸塩・塩化物泉。硫酸塩泉は傷や火傷の鎮静効果が高い別名「傷の湯」。塩化物泉は塩のヴェールが魔法瓶のように皮膚をコーティングし湯冷めしにくい別名「熱の湯」。これに化粧成分で保湿効果の高いメタケイ酸も規定値以上含み、傷に良し、美肌に良し、保温に良しと三拍子揃った嬉しい温泉です。浴感も心地よく手足を伸ばして寛がせて頂きました。
内湯で軽く温まったところで露天風呂へ移動。
こちらは奥の一段高いところが熱めの加温源泉 高見の湯。そこから湯が流れ下るのが中温の和みの湯。一番左手は生源泉の夢想の湯。まずは生源泉を堪能すべく夢想の湯へ。元の源泉が39.2℃で、露天で外気にさらされる為、湯温はほぼ不感温帯の36℃前後。湯触りも柔らかで、いつまでも浸かって居られる心地よさ。但し、このままだと湯上り後冷めてしまうので、熱めの高みの湯でじっくり温まり、湯巡りの仕上げ。
源泉にタップリ浸かって温まったところで、サウナ室へもお邪魔します。
グランドスパ南大門さんのサウナは2種。まずはアロマスチームサウナへ。
この日はよもぎのアロマで室温のコンディションは45℃。
よもぎ蒸しの微かな香りに癒されつつ、暫しリラックスタイム。
発汗後はコールドスパ(16.3℃)からクールスパ(25℃)をはしごし冷々交互浴。
冷冷交互浴のラストは温泉プーロへ。コチラは5m×10m位ありそうな温水プールですが、皆ハダカで泳ぐので風呂と掛けて温水プーロと名付けられたようです。
水温は夏場の温かいプール程度の33℃。冷水浴の後はほんのり温かく感じられます。
トリプル冷々浴の後は露天エリアの大気浴縁台に横になり休憩。
サウナルーティンの後、体を水平に保つと手足の末端から脳内まで効率よく血流が駆け巡る為か、いわゆる❝ととのう❞*1感覚になりやすい気がします。
お次はグランドスパ南大門名物グランドサウナへ!
こちらは中央にサウナストーンを使用したロッキーサウナ、右奥に巨大なガス遠赤外線ヒーターを配したツインストーブで、座面は3段タワー型。随所に最高級のアバチ材*2が使用されており、木のぬくもりと肌触りも心地よい贅沢なサウナ。この日のコンディションは下段で80℃、上段で92℃。広いサウナ室ですが、ツインストーブのお陰で満遍なく熱気に満ち、じっくり発汗を楽しむには丁度良いセッティングです。
この日は露天外気浴を挟みつつ以下3セット楽しませて頂きました。
・アロマスチームサウナ7分⇒コールドスパ・クールスパ・温水プーロ各1分
⇒大気浴の縁台3分
・グランドサウナ10分⇒コールドスパ・温水プーロ各1分⇒大気浴の縁台3分
・グランドサウナ12分⇒コールドスパ・温水プーロ各1分⇒大気浴の縁台5分
仕上げは源泉掛け流しの夢想の湯から高みの湯をはしごして温まり、手桶に汲んだ源泉で絞ったタオルで全身を拭き上げて源泉成分を肌に馴染ませてから上がりました。
この日は利用しませんでしたが、グランドスパ南大門さんには岩盤浴もあります。
岩盤浴「癒美楽汗洞(ゆうびらっかんどう)」のラインナップは以下の通り。
こちらも時間がゆっくりある時にお邪魔してみたいですね。
帰りに玄関の上に両手を天に付き上げた布袋尊の像に見送られ駅へ向かいました。
本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
宇都宮方面へお立ち寄りの際は是非♪
※浴室内は撮影不可の為、施設にご了承頂き公式HPより拝借しております。