【入浴日】2021/6/6
この日は佐原銭湯散歩で「柳湯」さんへ行って参りました。
実は佐原銭湯散歩では先に巡ったのは「松の湯」さんでしたが、故合って先に柳湯さんをご紹介します。柳湯さんへのアクセスは、最寄りのJR成田線 佐原駅より南口を出て、まずはロータリー正面を直進。
二本目の千葉興業銀行の角を左折し、下掘通りへ。
その先銀座通りに入り一本目の路地を左折すると左手に柳湯さんの看板が見えます。
ここまで駅からだと徒歩でざっと8分程です。
看板の矢印に従って細い私道を進みますが、一向に銭湯らしさはありません。
ようやくコインランドリーらしき物が見えて来て、この先に暖簾が巻き付いた入口があります。当然屋号も出てないので、知らないとまず入って来れないと思いますw
一応裏手の路地からは柳湯さんの煙突が見え、健在である事が判りました。
入口には男湯、女湯の表示もなく、恐る恐る青い取っ手の扉を開けると男湯でしたw
中は番台式のレトロ銭湯で、脱衣場中央にはテーブル替わりに古いテーブル型のゲーム筐体が2台。ジャンピューターともう一台は忘れましたw
※写真はオークションサイトからの拝借です。
それでは番台に座るお婆ちゃんに入浴料を渡して浴室へ参ります。
入浴料はご近所の松の湯さんと同じくこちらも300円!
浴室正面にはカモメが舞う海辺の景色で中央に灯台があるタイル絵。
壁は背丈まではタイルでその上はグレーのスレート板のような独特のスタイル。
※柳湯さんの浴室写真はHP等にも出ていない為、私の拙い図解でお付き合い願います。
さて、この日2湯目なので、軽く体を流そうと思ったらカランの湯が激熱‼ ほぼ熱湯で、通常かなりの熱湯でも水カランと5:5で被れない事は無いですが、絶対無理!水カラン7:お湯カラン3でギリギリ被れる位です。そうこうしている内に今度は貯湯タンクが空になったのかお湯が出なくなり、番台のお婆ちゃんが釜を見に行かれました。
ひとまず全身流せたのでよしとして湯船に浸かります。
浴槽はシンプルに浅湯と深湯の2槽。こちらは適温でゆったり浸かれます。
薄く赤茶濁りで恐らく井戸水に鉄分が含まれているようで、良く温まります。
最後は水カランで冷水を頭から被り汗止めしてから湯を上がりました。
下の写真は往年の千葉県銭湯マップに出ていた女湯のタイル絵でコチラは熱帯魚。
さて、番台のおばあちゃんに別れを告げ水郷佐原を散策します。
柳湯の裏手辺りの小野川周辺は古い歴史建造物が立ち並び、さながら小江戸情緒を感じる事が出来ます。この季節はアヤメが有名だそうで、本来なら観光客も多いとの事。写真を数枚撮りましたので、皆様も水郷佐原の小江戸情緒をお楽しみください。
帰りに佐原駅が絵になり最後に一枚。
本日も良い湯をありが湯ございました。
その柳湯さんの休業が聞こえて来たのは、2022/8月に入ってから。
休業案内によると、このまま閉店もありえるかも。
※コチラは佐原銭湯散歩②「松の湯」さんの入湯レポートです↓