湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

湯活レポート(銭湯・番外編)根津「芸術銭湯+Café 宮の湯」

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【入浴日】2020/10/14
【閉店日】2020/10/17
【所在地】東京都文京区根津2-19-8 SENTO – 1C

Google マップ

 

本日は番外編として、「芸術銭湯+Café 宮の湯」さんへお邪魔しました。
宮の湯さんへは、千代田線 根津駅1番出口正面の不忍通りを渡り言門通りへ。

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2つ目の路地を左折すると、駅徒歩2分程で芸術銭湯+Café 宮の湯さん。

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玄関の軒先には弓矢のオブジェと現役時代の鬼瓦。ちなみに弓矢は「湯に入る」という掛け言葉で江戸時代には銭湯の目印として用いられたそうです。

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玄関脇には銭湯+Café 宮の湯さんのミニチュアモデルが飾られています。

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玄関を入るとロッカーを用いたカウンターのフロント。
こちらで入場料を支払い、ワンドリンクチョイスするスタイルです。

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受付を済ませ、それでは銭湯+Café 宮の湯さんの世界へ浸りに参りましょう♨
現在は現役時代と異なり、煙突のある裏手が入口ですので、普段の銭湯とは真逆の方向から見ていく事になります。まず入口階段脇にはお馴染み銭湯時代の体重計。

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階段を下ると踊り場には、現役時代の物をアレンジした「お客様へのお願い」。
その下には木村朱里氏の急須を題材にしたゆっくり休須。

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脱衣場ではなく、浴室裏手から順番に巡って行きます。

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そこに広がる光景はコチラ。半獣半人の妖のもののけが浴室を陣取っています。

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浴室に元々あったモザイクタイル絵も既にアートです。

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こちらは奥直子女史の作品で、ご本人にお話をお伺いしたところ、廃業銭湯の妖しい雰囲気にインスピレーションを得て今回の作品を作られたそうで、体のあちらこちらにある穴から内部が見えるのは、外面と内面を表しているそうです。光が彫像の体内で反射し、より立体的に見えるのも面白い点だと思います。

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ちなみに座風呂には本物の椅子が置いてありましたw

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続いて浴室から脱衣場へ。こちらの床タイルもまたまたアートです。

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脱衣場正面には矢部桜女史作の巨大な絵画とレリーフのアート。

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その横のロッカーは、こちらも木村朱里氏の展示ケースになっていました。

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今度は奥のボイラー室側へ行ってみます。
途中のカフェスペースには藤村駿斗氏のアートが展示されています。

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こちらがボイラー室入口。なかなかディープな世界です。

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ボイラー室側の正面には上原彩女史のオブジェ。

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階段のすぐ横の部屋には裁断絵のアート。正面から見るとバンクシーのシュレッダーで裁断された絵画のように色付きの細切りの紙が並べてあるだけですが・・・
右手から見るとイエス・キリスト像が‼

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左手から見ると聖母マリア像が、浮き上がってくるではありませんか!

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そしてその脇にはボイラーの釜の蓋というシュールなシチュエーション。

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一通り芸術銭湯+Café 宮の湯さん巡りを終えて出口へ向かうと、そこにも橋本瞭氏の一際異彩を放つアート作品が展示されていました。

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表に出ると、路上から今回の展示に使われていない、もう一方の浴室がガラス越しに見えました。こちらはもう洗い場も残っていませんが、アートなタイル絵だけはまだ残されていました。

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反対側の路地からは、現役時代の宮の湯さんの玄関も拝見する事が出来ます。

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帰りはこちらの路地から。振り返ると現役時代を彷彿とさせる宮の湯さんの窓明り。

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銭湯+Café 宮の湯さんの営業は2020/10/17(土)まで。
平日は15:00~21:00(L.O.20:00)。最終土曜はPM12:00~18:00(L.O.17:00)。
お伺いしたところ、テナントとしては閉店するものの建物は残るそうです。
ただ、今後の流れは現所有者様と、後継テナント次第かと思われます。
現在は、元の銭湯の面影を色濃く残し、普段接する事の叶わない銭湯の裏側も覗ける環境です(湯に浸かれないのが唯一残念ではありますが;;)。
芸術や銭湯に興味のある方は、残りわずかな期間ではございますが、一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

※内部の写真は、施設の方と在廊された作家の方にご了承を得て撮影させて頂きました。