【入浴日】2021/3/3:おこもりサウナ初体験編
3と7のつく日はサウナの日という事で、この日は都内銭湯に初お目見えした一人用予約制「おこもりサウナ」を体験しに東京浴場さん再訪。
ところが、この日は強風で東急線にビル外壁足場が倒壊した日でダイヤが乱れに乱れ、90分予約制のところ、到着したのは終了30分前という駆け込み;;
ようやく江戸見坂下交差点角の東京浴場さんに到着。
この日はもう一つ、3/3ひな祭りの日で「3色だんごの日」との事。
何はともあれ、時間も無い為、そそくさと受付を済ませます。
おこもりサウナ予約者は白樺、ベリー、シトラスの3種のアロマから一つを選べるそうです。この日はフィンランドサウナの王道、白樺のアロマをチョイス。
浴室入口脇にあるコチラがおこもりサウナです。
時間も無い為、まずは沐浴に続き、予め水通し*1を済ませ、いざサウナ室へ。
電話BOX程度のスペースですが、本格的なサウナストーブにサウナストーンが乗っており、チョイスしたアロマでセルフロウリュが楽しめます。試しに少し注ぐとブワッと白樺の薫りが室内に充満し、ほどなく熱気が頭上から降りて来ます。なまじコンパクトなだけに、輻射熱も対流も反応が早くなかなかの熱さです。後でフロントに伺うと、ほぼ100℃に設定されているとの事。
この日は限られた時間で12分一本勝負と定め、ギリギリまで温まり、汗を流して井戸水かけ流しの壺水風呂へドボン。フハァァァ。。。思わず吐息が漏れます。
暫し休憩を挟み、仕上げに3色だんごの湯を湯巡り。
3色とあんこ色のだんごに見立てたカラーボールが浮かび、子供風呂も用意されて親子で楽しめるようになっています。こういう機会に親子を銭湯に呼び込むのは良い案だと思います。銭湯で大きな湯船に浸かり、楽しい想いをする事で、将来外湯巡りに好印象を持つ人達が増えると銭湯業界の未来も明るい気がしてきます。
心地良い湯巡りも、本日はお時間となりました。
湯を上がり、お借りしたサウナマットやアロマを片付けたらフロントへ。
改めてロビーを見回すと、復活編の時はまだ準備半ばだった本棚にもコミックや雑誌がギッシリ詰まり、充実度が半端ない事に❣ドンドン進化してますね。
今回は予期せず短時間訪問となりましたが、それでも湯上り後は前身にあまみ*2が浮かび上がり、大満足の結果となりました。
おこもりサウナの予約は以下サイトにて利用希望日7日前の14時から。現在は大人気で一日4枠が開放数分で埋まる事もあるようです。もう少し落ち着いた頃、時間がある際に再度お邪魔してみたいと思います。
今度はベリーのアロマかなぁ。。。
本日も良い湯と良きサウナをありがとうございました!
【入浴日】2020/7/22:復活編
西小山の「東京浴場」さんは、昨年一度2019/5/26に閉店され、その後譲渡等の話もあったようですが、なかなか進まず、実質廃業かと思われていました。
※コチラはその際の閉店お別れ編のレポートです↓
ところが、年末が迫る中、突如Twitterに「東京浴場」復活の狼煙が上がったのです。
その後開業までの悪戦苦闘の姿をSNSで度々目にしていましたが、遂に2020/7/17再オープンを果たしたとニュースが入り、改めて伺って参りました。
東京浴場さんへは、東急目黒線 西小山駅下車、駅徒歩2分。駅前ロータリーのどちらからでも行けますが、この日は右手の西小山商店街のアーケードを通って。
突き当りを左折すると江戸見坂下交差点の角に東京浴場さんが見えて来ます。
マンガ7,000冊を備えた銭湯としてリニューアルされ、外観も図書館テイストに。
中にお邪魔して、券売機で入浴券を購入するスタイル。
券売機の後ろにはリニューアル前のブドウ柄ステンドグラスが残っていました。
受付には東京浴場 店長の相良さん。以前銭湯再興プロジェクト2.0で顔を合わせて以来です。再OPENに当たって色々とご苦労もあったようで、ご挨拶して二言、三言交わし、奥へ進みます。
ロビー奥には巨大な可動式本棚。ココにマンガ7,000冊の蔵書が収まります。
天井には一列に並んだ天井扇が稼働していました。
それでは、早速浴室へお邪魔します。
今回リニューアルに当たって、以前と男女浴室は入れ替えられたようです。浴室正面は白く塗られ、ペンキ絵等はこれからという所かも知れません。
男女浴室仕切り壁には、以前のタイル絵が綺麗に磨かれて残されていました。
まずは備え付けのリンスインシャンプー、ボディーソープをお借りして全身沐浴を済ませ、お風呂へライド温♨
浴槽は3槽に分かれており、左手と真ん中が42℃程の熱い湯で左側は座ジェットバス。座ジェットバスの水枕はキンキンに冷えており、頭を乗せて心地よい水流マッサージ浴。水枕がちゃんと冷えているのは、温浴施設としてはポイントが高いです。
右手はぬる湯で約40℃。隣と中で繋がっているのに、左・真ん中と右の浴槽では確かに湯温が違います。繋げた穴の位置や大きさとお湯の対流だけで湯温が変化するのか、湯に浸かりながら頭の中が???
あれこれ見回しながら湯の謎を考えて、少しのぼせて来たところで、今回一列分のカランを敢えて外して設けた井水掛け流し樽風呂へ。
大きく深さもあるブランデー樽風呂に浸かると、なみなみと注がれた井水がザバーッと溢れ、掛け流し井水のシルキーな肌触りが全身を包み込んでくれる為、心地よいクールダウンが楽しめます。
この日はぬる湯、熱湯、井水掛け流し樽風呂を2~3度と温冷交互浴。
樽風呂の横の休憩椅子ですっかり❝ととのい❞*3ました。
浴室を出た所にはウォーターサーバーが設置されており、湯上り後に水分補給出来るのは嬉しいですね。脱衣室には無料のドライヤー、綿棒も有り、至れり尽くせり。
実はこの日うっかりタオルを忘れ、フロントで銭湯通の間では評判のイケウチオーガニックのタオルをお借りし、初めて使ってみたのですが、吸水性・肌触りとも優れモノで、湯上り後、体を拭きながらも良い心地に。
ロビーに出た所には、以前脱衣室にあったベンチシートも設置してあり、待合の際などはロビー奥でマンガを読みながら、またこちらで腰掛けて休憩しながら等、色々なシーンを想像しながら、また来てみたくなりました。
本日も良い湯、最高の井水掛け流し樽水風呂をありが湯ございました♨
お近くへお立ち寄りの際は是非♪
※脱衣所、浴室内は撮影不可の為、インドアビュー、公式ツイッター及び以下より拝借しております。
提供:品川浴場組合、撮影:アベトモユキ
品川浴場組合↓
shinagawa1010.jpアベトモユキ↓