【入浴日】2020/5/18
スギナとは?
この日は自宅で皮膚病にも効くという「スギナ風呂」を試してみた。
スギナというのは、シダ植物門トクサ綱トクサ目トクサ科トクサ属の植物の1種。
日本に生育するトクサ類では最も小柄な物で、春先に出る胞子茎はツクシ(土筆)と呼ばれるので、一般にはコチラの方が分かりやすいだろうと思います。生命力が強く、その祖先は恐竜より古い3億年前から存在し、雑草としては除草に苦労するそうで、何と!原爆投下後の広島で最初に緑を取り戻した事でも知られています。
スギナの効能は、以下の通りです。
・食用~茹でて水にさらして灰汁を抜き、、酢の物、お浸し、煮物等にして調理。
・飲用~体調を整える効果。味は淡い緑茶風で少し甘みがあります。
・生薬~利尿作用、鎮咳・去痰作用、肝炎、膀胱炎、浮腫(むくみ)に効果。
近年では花粉症対策に効果があるとの発表があり注目されているそうです。
・浴用~湿疹、アトピー性皮膚炎、漆かぶれ等に効果。
※参照「ウィキペディア」 https://ja.wikipedia.org/wiki/スギナ
※参照「日本薬学会」 https://www.pharm.or.jp/flowers/post_28.html
スギナ風呂の作り方
①スギナを採ります。
スギナはツクシ(土筆)の大きくなった物なので、案外そこら中に生えています。我が家では、近くの公園脇に生えている物を摘んで来ました。
脇にはツクシからスギナに成長する過程の物の見つけました。
②丸一日陰干しで乾燥させます。
③陰干ししたスギナをハサミで適当な大きさに細切れにします。
このまま煮出せば「スギナ茶」、煮出したスギナ茶と一緒に煮出した後のスギナをネットに入れ、浴槽に浮かべればスギナ風呂の完成です。
お湯全体が薄っすら緑茶色に染まり、草原の香りが漂います。
スギナ風呂に入ってみた
いつも通り沐浴で全身お清めを済ませてから、いざスギナ風呂へライド温♨
ほわぁぁぁぁ。。。。スギナの青い香りに包まれ、リラックス。
目を瞑り、心は山野の中の秘湯気分を満喫w
10分程浸かり、冷水シャワーの温冷交互浴でクールダウンして上がりました。
湯上り後はサッパリした浴感でこれからの季節にはお薦めです。
ご興味のある方はお試しくださいませ。
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