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自宅風呂で万座温泉ホテル聚楽の日本一の高濃度硫黄泉を再現してみた|湯活レポート(入浴剤編)vol.4

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【入浴日】2020/4/5

 

皆さんが温泉といって、パッと思い浮かぶのは、白濁りで硫黄の薫り*1漂うお湯を思い浮かべるのではないでしょうか。
ところで日本最高濃度の硫黄泉を皆さんご存知でしょうか?
温泉ソムリエの方々でしたら、良く話題に上るのでご存知かも知れませんが、群馬県の奥座敷、万座温泉のホテル聚楽の温泉が日本最高濃度と言われています。

www.hotel-juraku.co.jp

その総硫黄成分は258mg/㎏!硫黄泉の定義が2㎎/㎏ですから、ホテル聚楽の硫黄濃度は規定値の何と129倍‼こう書くとその凄さが実感出来ると思います。

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外出自粛等で鬱々としてもしょうがないですから、今回は自宅風呂でこのホテル聚楽の高濃度硫黄泉を出来る限り再現してみたいと思います。使用するのは、村上商会さんの「湯の素」。温泉ソムリエ界隈でもこの入浴剤だけは侮れないと一目置かれている知る人ぞ知るスゴイ商品です。

www.yunomoto.com

 

湯の素の成分は単純そのもの多硫化態硫黄・酸化カルシウム。え、それだけ?そう、それだけです。ですので、余り難しく考えずに原液は疑似硫黄泉の成分そのものと考えて、一般的な家庭風呂の適量150ℓ換算で38.7g。湯の素のボトルが490gですから、約1/12.7。正確に測る事は面倒な為、目分量で行きたいと思いますw
ボトルが円筒形で高さが15㎝ですので、1/12.7は上から1.181・・・㎝約1.2㎝。

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それでは行ってみよう‼


湯の素で万座温泉ホテル聚楽の高濃度硫黄泉を再現w

通常はキャップ1杯ですが、今回は目分量で大体キャップ3杯でした。
これをかき混ぜるとアラ不思議。原液は赤いのに硫黄泉の乳白色に♡

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それではまずは沐浴で全身洗い清め、いざ入湯♨

クゥゥゥゥ~!染みる~‼

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毎度の事ながら、お見苦しい点はご容赦を;;
狭い浴室に硫黄泉の薫りが~ 
ちなみに硫黄泉の適応症は慢性皮膚病、糖尿病、高血圧症、動脈硬化症、いわゆる生活習慣病全般に効果があるとされています。こりゃ、じっくり浸からなきゃねw
7~8分浸かったでしょうか。湯上り後も体の芯からしばらくポカポカが持続し、湯の素の効果を実感。いや、聞きしにまさる浴感です。
・・・でも、こうなると自粛が解けたら本物に行ってみたいですよね~w

 

ご興味のある方は、是非一度お試しくださいw
※露天硫黄泉の写真は万座温泉ホテル聚楽のHPより拝借した「雲海の湯」
※但し、容量・用法を守らないとお肌や浴槽にトラブルが出る場合もございます為、くれぐれもご無理はなさらず、基本は用法通りにお使い頂く事をお薦め致します。

※コチラは湯活データベース(入浴剤編)です。スゴイ入浴剤続々!併せてご覧ください↓

yukatsu.hatenablog.com

*1:正確には硫黄自体は無臭で、硫化水素や硫黄と反応して発生するその他化合物の臭気というのが正確なところらしいです