【入浴日】2020/3/20
ふくの湯さんは、「銭湯空間」の著者でもいらっしゃる今井健太郎建築設計事務所によるデザイナーズ銭湯です。
「ふくの湯」さんには、弁財天の湯と大黒天の湯の2つの個性的な浴室があり、男女週替わりとなっています。前回訪問時は男湯が弁財天の湯でしたが、今週は男湯が大黒天の湯との事でしたので、改めて再訪させて頂きました。
※コチラは前回訪問時の弁財天の湯のレポートです↓
経路等は前回のレポートで詳報しておりますので、そちらをご覧くださいませ。
ビル2Fにあるふくの湯さん。階段を上がった入口エントランスも情緒があります。
ロビーにはふくの湯さんの浴室モチーフにもなった七福神の額があります。
本駒込周辺にはふくの湯さん側だけで7軒、駅向こうに4軒の寺社があり、また古来より寺が身を清める施浴を行った事が現在の入浴文化に繋がっている事等から着想を得て、弁財天をモチーフとした和テイストの内外装とされたそうです。
受付を済ませ、中へお邪魔します。
脱衣所もモダンでロッカーは漢数字と「いろはにほへと」。
それでは準備を済ませて、いざ浴室へ。
正面の銭湯絵はGoogleインドアビュー時は赤富士でしたが、2015.11.28銭湯絵師 丸山清人氏の手により、現在は「一富士・二鷹・三茄子」の縁起物が揃い踏みのペンキ絵に塗り替えられています。富士山も赤から青の霊峰富士へ生まれ変わっていました。
男女浴室の仕切り壁には、GravityFreeデザインの浴室名にもなった大黒天様のグラフィックデザイン画。こちらもご利益満天の福々しい絵となっています。
まずは備え付けのリンスインシャンプー、ボディーソープで丁寧に全身お清めを済ませてから、お風呂へライド温♨
大黒天の湯は右手手前よりジェットバス、奥がサイドジェットバス、センターが座湯にもなる浅湯、一番奥がバイブラバスで、医薬部外品認可のラジウム温浴材を溶かし込んだラジホープの湯。優しく体を温め、血行促進してくれる柔らかいお湯です。
ラジホープの湯に揺られながら、浴槽横の黄金松のタイル絵や大黒天のグラフィックアートを眺め、ゆったりとした気分で至福の時間を過ごさせて頂きました。
ふくの湯さんでは、各種の地サイダーを取り扱っていらっしゃいますが、この日の気分で湯上り後は、「富士山 謹製【頂】コーラ」を頂きました。シュワシュワと爽やかな炭酸の泡と共に、昨今の鬱々とムードまで消えていくようでした。
本日も良い湯と美味しいサイダーをありがとうございました♨
お近くへお立ち寄りの際は是非♪
※脱衣所・浴室内は撮影不可の為、Googleインドアビューより拝借しております。