【所在地】東京都北区西ヶ原1-20-12
【入浴日】2020/2/2
【閉店日】2022/10/10
1.駒込神社巡り
①大國神社
この日は駒込神社巡りからの銭湯でボンタン湯に浸かる道行です。
まずJR駒込駅下車、北口を出て目の前の大國神社を参詣しました。
こちらの御祭神は大国主命(オオクニヌシノミコト).。小さな社ですが、御朱印や催事もあるそうです。
②駒込妙義神社
続いて訪れたのは駒込通りから少し入った「駒込妙義神社」。
こちらは豊島区最古の神社で御祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)。
戦勝の神様です。鳥居脇の案内板には勝守等のご案内がありました。
境内の手水の竜頭にも鎧が!!
こちらは現在、本殿横の敷地が工事中になっており、竣工お披露目が2021/12/31との事。2022の初詣から駒込妙義神社の新たな全貌が見られるみたいです。
2.殿上湯
東京銭湯ニュースでボンタン湯のニュースが届きました。
ボンタンはおなじみボンタンアメの元となる柑橘系の果実です。
柑橘系アロマ好きとしてはタイミングを伺っていたところ、北区銭湯が2/2(日)実施との追加情報。これは外せないという事で今回、このタイミングで殿上湯さんへお邪魔する運びとなりました。
我が家は駒込妙義神社から向かいましたが、通常はJR駒込駅北口より、正面の本郷通りを左手方向へ緩い坂道を上がって行きます。
途中で豊島区から北区へ入ります。
その先の滝野川会館前歩道橋の交差点を右折して滝野川支所前通りへ。
しばらく直進し、一つ目の路地を右折すると、駅から徒歩12分程で殿上湯さんです。
入口には阿久根ボンタン湯のポスター。第4回という事で定番化しているようです。
玄関を入ると落ち着いたロビー。
入口の横には殿上湯さんの天然井戸水のミネラルウォーターサーバがあります。
ロビーから脱衣所の天井を見ると白漆喰に独特の飾りのついた変形折り上げ格天井。
早速受付を済ませて浴室へ向かいます。
正面には男女浴室に跨り雄大な富士山のペンキ絵。ちなみに男湯が左手です。
浴室入口備え付けのリンスインシャンプー、ボディーソープをお借りし、まずは全身沐浴でお清め。サッパリしたところでお風呂を頂きます。
殿上湯さんのお風呂は地下135mから汲み上げた天然井戸水を沸かした備長炭風呂。炭の効果で浄化、消臭、殺菌、解毒作用があり、湯触りが柔らかく、保温効果も高いです。
浴槽は左手がジェットバス付の浅湯、ジェットの手前側が一際浅くなっていて、寝湯のように寛いだり、お子様も安心して入れるゾーンになっています。右手はバイブラ付きの深湯で湯温も44℃程度の江戸前熱湯。この両浴槽に直径20㎝位ある大きなボンタンがプカプカ浮いていて、顔を近づけると甘酸っぱい柑橘系のアロマがふわりと漂います。
画面では見えませんが、浅湯の手前では天然井戸水の水風呂もあり、この日の水温は18℃。肌触りが柔らかいので、リラックスして浸かれます。
この日は浅湯⇔水風呂⇔深湯と2~3度温冷交互浴を楽しみ、最後にシャワーでサッと流して上がりました。
湯上り後は、ロビー脇のギャラリースペースで待ち合せ。
湯上り後も備長炭風呂の効果で体がポカポカし、入口の天然井戸水のミネラルウォーターを1杯頂きましたが、掛け値なしに「旨いッ!!」このミネラルウォーターに浸かっていたのかと思うと、改めて贅沢な気分になりました。
帰りには、今回のイベント先着者への記念品でボンタンアメを配られました。
(意識せず取りましたが、下足札が37=サウナw)
本日は良い湯とミネラルウォーターにボンタンアメをありがとうございました!
その殿上湯さんの閉店が公式HPで発表になりました。
設備老朽化の為、2022/10/10を持って閉店されるとの事。
お別れ入湯に行かれる方は、お気をつけてお早めにお出掛け下さいませ。
ひとまずこの場をお借りして、これまで65年に渡るご営業に深謝♨♨
※浴室内は撮影不可の為、ご主人にご了承頂き、公式Webサイトより拝借しております。