湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

十思湯|小伝馬町|湯活レポート(銭湯編)vol.106

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www.1010.or.jp

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Google マップ

【入浴日】2019/10/24

 

この日は会社帰りに小伝馬町の十思湯(じっしゆ)さんへ立ち寄りました。
十思湯さんへは、日比谷線 小伝馬町駅下車、4番出口を出ます。
出口に江戸史跡保存協賛会の案内板と石碑が立っています。

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駅前の江戸通りを右手の柳原通りを左折し、すぐ一つ目の時の鐘通りを入ります。

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角に大安楽寺がありますが、ここは江戸時代の伝馬町処刑場跡なのだそうです;;

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既に閉門されていましたので、そっと手を合わせて先に進みます。
すぐ右手には十思公園があります。

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その隣が中央区の十思スクエア別館です。駅から徒歩2分程度、近いですね。

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こんな区の施設の中に銭湯があるとは、案内板が無いと分からないですね。
入口に十思湯2階の張り紙があり、ここに銭湯があると分かります。

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入口を入ると江戸史跡のパノラマが展示されてました。
この左手の階段を2Fに上がったところに「十思湯」さんがあります。

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こちらは旧十思小学校跡地に2014年7月14日オープンされた比較的新しいビルイン銭湯ですが、ご主人のお話によると、銭湯は区所有の施設で、ご主人は運営委託を受けて銭湯を切り盛りされていらっしゃるのだそうです。
都内銭湯でもかなり珍しい物件と言えると思います。
それでは、
受付を済ませ浴室へお邪魔します。

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区の施設なので、随所に手摺が付いており、バリアフリー化されてました。

 

浴室内へお邪魔すると、洗い場は間仕切りのあるタイプで、リンスインシャンプー、ボディーソープ完備。立ち寄り入浴には嬉しいですね。まずはこちらで沐浴し、仕事の汗を流していきます。

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浴槽は、44℃の熱湯と41℃の中温湯の2種があり、壁には歌川広重が描いた江戸時代の日本橋と富士山の日本画が江戸の風情を感じさせます。

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中温湯のジェットバスで血行を良くし、体を慣らしたところで熱湯へと徐々に体幹をヒートアップさせていきます。
十分体が温まったところで、今度はサウナ室へもお邪魔します。

 

十思湯さんのサウナはサウナストーブでサウナストーンを温める本格的なタイプで、サウナストーブの周りはレンガ、室内は白木で輻射熱が心地よく体を包みます。

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本日のコンディションは86℃。熱湯で十分体幹が温まっているので、発汗はスムーズです。まだ新しい為か、白木の薫りが新鮮で、森林浴気分でリラックス出来ます。
サウナ後の水風呂は20℃ですが、1分おき位に新鮮な水が掛け流されており、リラックスしながらクールダウン出来ます。
本日は以下3セットで気持ちよく❝ととのう❞*1事が出来ました。

・サウナ3分⇒水風呂2分⇒休憩3分
・サウナ7分⇒水風呂2分⇒休憩3分
・サウナ12分⇒水風呂2分⇒休憩3分

仕上げに最後熱湯にサッと浸かって、軽くシャワーで流して上がりました。
ご主人のお話ですと、こちらの水風呂はクーリングの為のチラーを搭載していない常温との事ですので、夏場はもう少しぬるめかもとの事。メリハリの効いたコンディションを好むサウナ―の皆様にはこれからの季節良いかも知れませんね。ご家族連れには隣に公園もありますし、新しい綺麗な施設ですので、年中通してお薦め出来ると思いました。

帰りに隅田川を渡る秋風に吹かれ、再びととのいそうになりましたw
江戸時代は川を渡す船に風呂を乗せて、客を湯に入れてからまた岸に戻す文字通り湯船の商いがあったそうですが、その時もこんな気分だったのかも知れませんね。

 

お近くへお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、店舗紹介ページより拝借しております。

*1:サウナ⇒水風呂⇒外気浴の過程で訪れる陶酔感