湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

閉店銭湯|秀の湯|新蒲田|湯活レポート(銭湯編)番外編

f:id:kenichirouk:20191022084846j:plain

【閉店日】2019/10/31
【所在地】東京都大田区新蒲田3-26-1

Google マップ

 

こちらは閉店の声が聞こえて来た時には、既に昨年来の長期休業中であった為、遂に入湯は叶いませんでした。

記録に留めておく為、写真を拝借し、ここにご紹介致します。

 

脱衣所の天井は高く、良く磨かれて、窓明かりが映り込んでいます。

f:id:kenichirouk:20191022085214j:plain

昔ながらの脱衣所には、ぶら下がり健康器が置いてありました。

f:id:kenichirouk:20191022085307j:plain

 

洗い場頭上には、明るい山河のタイル絵が見られます。

f:id:kenichirouk:20191022085319j:plain

浴室正面は、波の打ち寄せる浜辺から望む富士山のペンキ絵。

f:id:kenichirouk:20191022085331j:plain

秀の湯さんのお風呂は、薪沸かしの熱めのお湯に、強力なジェットバス、座風呂の他に鉱泉の湯や薬湯もあったそうです。
黒湯の浴槽があったそうですので、鉱泉の湯は大田区名物モール泉*1だったのかも知れませんね。あちこち探しましたが、どこにも温泉という表記は無かった為、どこかの源泉のもらい湯か、自家鉱泉ではあるけれど、冷鉱泉で、温泉成分が基準値にわずかに満たず、温泉表示が出来なかったのかも知れません。

 

他に、かわいいプリント柄の壁に囲まれた2連の立ちシャワーもあったようです。

f:id:kenichirouk:20191022085341j:plain

 

長きに渡る営業ご努力と、地域への貢献に感謝し、記憶に留めたいと思います。

※浴室内は記録保存の為、大田区浴場組合Webサイトより拝借させて頂きました。

*1:古代海水の化石化前植物成分を含んだ茶褐色から黒色の湯