湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

閉店銭湯|バン・ドゥーシュ|半蔵門|湯活レポート(銭湯編)vol.84

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www.1010.or.jp

【所在地】東京都千代田区麹町1-5-4

Google マップ

【入浴日】2019/9/18
【閉店日】2020/8/-

1.文楽

この日は国立劇場に出演中の高校の同窓生、文楽の三味線大夫 野澤勝平(かつへい)君の襲名祝いを兼ねて久々のプチ同窓会で半蔵門へ行って参りました。

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私もまだちゃんと文楽という物を見た事が無いのですが、いずれ時間を作って日本の伝統芸能文楽を観に行ってみたいと思います。9月の文楽公演は9/23までだそうですので、お時間と興味のある方は、是非一度足をお運びください。

 

2.バン・ドゥ―シュ

さて、この日は待ち合わせまでに少し間がありましたので、半蔵門駅傍の「バン・ドゥ―シュ」さんでひとっ風呂浴びてきました。
実は千代田区銭湯初上陸ですw
バン・ドゥ―シュさんへは、東京メトロ半蔵門駅1番出口から行きます。

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ここにも文楽公演のポスターがw
1番出口を出て半蔵門駅通りを右手に進み、東京FM通りとの交差点を国立劇場側に渡った左手角地1Fがバン・ドゥ―シュさんです。めちゃめちゃアクセスは良いのですが、店頭の「湯」の赤文字を見逃すと、まず銭湯と分からないかと思います。
半地下の階段を降りるといきなり番台があり、右手が男湯、左手が女湯でした。
「バン・ドゥ―シュ」という名前は変わっているので、おかみさんに由来を伺ってみると、出典はフランス語「bain-douche」から来ていて、シャワー・湯浴みというような意味なのだそうです。

早速受付を済ませ浴室に入ると、マーメイドブルーのタイルにパステルイエローのタイルがアクセントになったかわいらしい内装。ビル型銭湯の為、天井は低めで湯気抜きは換気扇で行っていました。

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洗い場には、リンスインシャンプー・ボディーソープが完備されており、ぶらり立ち寄り湯の身としては嬉しい限りです。

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沐浴を済ませ、お湯を頂きます。湯温は適温の41℃。ジェットバスで凝りをほぐし、白湯でリラックスして温まります。シンプルな造りですので、しっかり温まったらシャワーでサッと流して上がりました。

 

帰りにおかみさんから何故か「ささみプロテインバー~レモンフレーバー」を頂きました。銭湯仲間によると、もれなく配られているのだそうです。有難や~♪

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こちらでは銭湯ランナー受け入れていますので、仕事帰りにロッカーで着替えて皇居ラン、ランニング後にひとっぷろ浴びられるという事で、皇居銭湯ランの憩いのオアシスになっているようです。帰りも半蔵門駅まで徒歩1分ですから超便利ですしね。
皇居ランナーの方は、是非ご活用ください。

 

2.マザーインディア 半蔵門駅前店

さて、「バン・ドゥ―シュ」でひとっぷろ浴びたところで、この日の待ち合わせ場所「マザーインディア 半蔵門駅前店」へ。

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tabelog.com

話に華が咲き過ぎて、写真は撮り忘れましたが、この日はマザーインディアミックスグリルを始めに、スペシャルモモ、2種のカレー、3種のナンを肴に舌鼓を打ちながら、昔話や近況話で盛り上がりました。

 

歌舞伎や落語は、TV等で見かける有名芸能人や新作落語、スーパー歌舞伎等の試みで新しい顧客も取り込んでいるが、文楽や能等の伝統芸能は、なかなか若い人が足を運ぶ機会がないので、ユーチューブやニコ動でUPしたらとか、三味線で「○○を演奏してみた」シリーズ等、無茶振りの話も飛び出し、楽しい時間でした。
もし野澤勝平君がユーチューバーやインスタグラマーになったら、皆さんチャンネル登録してあげてくださいw

本日も良き湯と懐かしい旧友との出会いに感謝です!

後日、バン・ドゥ―シュさんが廃業届を出されたと伺いました。
東京都浴場組合の廃業リストにも名前が上がったようです。
残念ですが、また一つ都内から銭湯の灯が消えました。

廃業浴場リスト:東京銭湯

※浴室内は撮影不可の為、店舗紹介ページより拝借しております。