【入浴日】2019/8/31
8月最終日の土曜日に東十条南口のサウナ付き銭湯を巡るワンデイ散歩を敢行しました。本日からその模様を4日間に渡ってお届けして参ります。
4日間に渡ってお届けするという事は、東十条南口界隈の徒歩圏だけでサウナ付き銭湯が4軒存在するという事で、定休日も被らない為、銭湯ファンにとっては垂涎の好立地と言えます。また、地方から上京の苦学生や社会人ビギナーの方にとっても、東十条辺りは地価も安く、仮に風呂無しアパートを借りても風呂難民になるリスクのない、正に銭湯の楽園と言えるかも知れません。
という事でやって来ました。JR京浜東北線 東十条南口!
こちらを出て、左手に坂を下った一角に、4軒のサウナ付銭湯がひしめいている銭湯界のガンダーラがあるというので、早速行ってみます♪
1件目は比較的奥にある(と言っても徒歩5分程度)やなぎ湯さんです。
東京銭湯Webサイトには柳湯と紹介がありますが、外観屋号のロゴはやなぎ湯ですので、本レポートではやなぎ湯さんで、統一いたします。こちら自社HPもなく、東京銭湯公式Webサイトにも控え目に写真掲載していらっしゃる程度ですが、2003年2月に現在のビル型銭湯にリニューアルされた、この界隈でも一番大規模で、常連客の方も多数いらっしゃる人気の銭湯です。そうこうする内、やなぎ湯さんに到着しましたので、早速中に入ってみます。
まずは入口券売機でサウナ付き入浴券を買います。
ロビーも広々していて入浴後はこちらでビール等飲みながら寛ぐ常連さんが沢山いらっしゃるようです。
では、この後が控えている為、早速お湯を頂きます。
浴室内に入ると床はベージュ、壁はサーモンピンクのタイルに天井はミントグリーン。窓にはステンドグラス。派手な銭湯絵等はありませんが、落ち着いた明るい空間になっています。
リンスインシャンプーやボディーソープも完備で、立ち寄り湯には嬉しい配慮です。
やなぎ湯さんはとにかく沢山湯船があって目移りします。
<内湯>ハイパージェット、座湯(ジェット付)、ボディージェットバス、サイドフットバス、バイブラ、電気風呂、シルク風呂
ジェットバスの種類も豊富で、サイドフットバスなんてのは、私も初めてお目に掛かりました。メイン浴槽は40℃前後、シルク風呂は42℃で適温です。
次に露天風呂に向かいます。
<露天風呂>高濃度炭酸泉
露天風呂には高濃度炭酸泉があり、ゆったり浸かる事で血行が促進されます。また、露天スペースには、いわゆる❝ととのい❞*1椅子もあり、サウナファンの心をご理解頂いているようで、有り難いです。
体も十分に温まったところで、サウナ室へもお邪魔します。
ロッキーサウナ(90℃)、水風呂(19℃)
今回は、4軒のサウナ付き銭湯を巡る銭湯散歩の為、1軒で完結するのではなく、4軒でととのえばよいという事で、1湯1セット勝負で参ります。1セットですので、念入りにまずは水風呂で体幹をクールダウンし、毛穴を締めて1本目からじっくり行けるように準備を整えます。やなぎ湯さんの水風呂は水温は19℃程度と安心して入れる程度ですが、金獅子の吐水口から新鮮な水が掛け流されており、底面ばっ気もして体表に天使の羽衣*2がまとえない為、グングンクールダウンされます。
準備が整ったところで、いざサウナ室へ!
こちらは写真こそありませんが、銭湯サウナとしてはかなりの完成度です。
ガス遠赤外線ストーブでサウナストーンを熱するタイプで室温も90℃と充分です。サウナストーブの上にはikiサウナよろしく巨大なロウリュ*3用シャワーヘッドが付いていて、5分おき程度にオートロウリュを行い、室内の湿度を20~30%に保ってくれるため、いわゆるカラカラの状態にはなりません。1セット勝負ですので、初回から10分心地よく汗を流します。
サウナでヒートアップしたところで、掛け水で汗を流してから水風呂へ沈みます。
新鮮な冷水をほとばしらせる金獅子に感謝しながら2分程度しっかりクールダウンします。サウナ⇔水風呂の温冷交互浴後、露天の❝ととのい❞椅子で軽く❝ととのっちゃいましたw❞普段でしたらこのままコチラで完結でも良いのですが、今回はこの後も控えている為、露天の高濃度炭酸泉で再度体感温度を上げてから、水シャワーで軽く流して上がりました。
湯上り後、サウナキーとバスタオルをフロントに返却しに行ったら、購入時のチケットを戻され、若おかみから「5枚貯まったら1回サービス」との嬉しい言葉。
やっぱりココは銭湯界のガンダーラかも知れません。
控え目に言って、銭湯ファンのみならず、サウナファンにもお薦めです。
お近くへお越しの際は是非♪
※浴室内は撮影不可の為、店舗紹介ページより拝借しております。
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