【入浴日】2019/9/8
本日は、家族で上野方面へ出掛ける用があり、その流れでレトロ銭湯をはしごする湯活へ出掛けたいと思います。
1.上野「黒船亭」
上野に到着し、まずはランチで「黒船亭」へお邪魔しました。
こちらは大正期からの歴史ある洋食店です。一週間丹精込めてじっくり作り上げた特製デミグラスを使用したメニューが売りで、何を頼んでも美味しいのでお薦めです。
本日私と奥さんはビーフシチューコースを頼んでみました。
横にあるにはワインではなく赤ブドウジュースですw
息子はタンシチューの単品にサラダ・ライスセットを頼みましたが、メイン重視ならそちらでも良いと思います。相変わらず絶品デミグラスソースとほろほろと解ける柔らかさのお肉で大変美味しく頂きました。ごちそうさまです!
上野方面で洋食をお探しの際は、是非お試しください。
2.上野散策
ランチ後、腹ごなしを兼ねて不忍池周辺を散策します。不忍池の蓮池の中央には弁財天が祀られており、入口には宇賀神様の像があります。
ちゃんと弁財天にもお参りして参りました。
弁財天は芸術、戦勝、財産の神様ですので、商売繁盛をお祈りしました。
ここで家族は所用があり、単独で三筋湯を目指します。
三筋湯へは上野御徒町から大江戸線で蔵前へ向かう予定ですので、アメ横を縫うように散策しながら上野御徒町を目指します。途中摩利支天 徳大寺を見つけ、こちらにも参詣しました。
こちらは日本三大摩利支天の一つです。猪の守り神でもあるそうで、今年は亥年ですので、こちらでも商売繁盛を祈念させて頂きました。
3.蔵前「三筋湯」
三筋湯さんは大江戸線・都営浅草線「蔵前」駅下車、徒歩8分です。
伝統的宮造りの外観から暖簾を潜って玄関を入ると右手が男湯、左手が女湯です。受付は伝統的な番台式でした。
脱衣所の天井は伝統的な折り込み格天井。
受付を済ませ、早速浴室へ向かいます。
浴室に入ると定番の富士山のペンキ絵が出迎えてくれます。
庭側のカランには何と金魚池の窓が!! この景色は新感覚ですw
沐浴を済ませ、浴槽へ向かいます。
手前側がジェット付きの深湯で、奥がバイブラ付きの浅湯。
浅湯の浴槽には、壁面の岩肌から、地名から名付けた屋号にちなんで、三筋の湯滝が浴槽に注がれています。湯温は40℃程度の適温で、ゆったり浸かれます。
まずは深湯のジェットバスで凝りをほぐし、軽く温まった後、浅湯へ移動し、じっくり温まります。シンプルな湯船ですが、浴槽の岩肌や頭上の富士山のペンキ絵、金魚の水槽や中庭を眺めながら、とても贅沢な時間が流れて行きます。
仕上げは水シャワーで軽く汗を留めてから上がりました。
湯上り後、縁側で休憩しながら庭の緑を眺めてホッと一息つきます。
中庭の池には沢山錦鯉が泳いでいました。
レトロ銭湯「三筋湯」で、令和の都内にいる事を忘れさせてくれる時間でした。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪
※浴室内は撮影不可の為、台東区浴場組合Webサイト、他より拝借しております。
※この後の上野史跡散策とレトロ銭湯はしご②根津「六龍鉱泉」のレポートはコチラ↓