【入浴日】2019/8/23
1.日乃出食堂
尾道平原温泉ぽっぽの湯の帰り、ランチに尾道ラーメンを食べる事にしました。尾道商店街に入り、幾つか看板があった内、今回は林芙美子記念館隣の「日乃出食堂」さんへお邪魔してみました。
ramen-restaurant-3369.business.site
尾道ラーメンは、醤油味ベースのスープに平打ち麺、トッピングに豚の背脂ミンチを乗せたスタイルから始まり、現在ではそれをベースに様々なバリエーションがあるようです。本日は尾道ラーメンと日乃出ラーメンを頼んでみました。
尾道ラーメンは伝統的な尾道ラーメンスタイル。日乃出ラーメンは唐辛子やニラがトッピングされていて、ピリ辛仕上げ。共に平打ち麺を使用しています。シェアしながら頂きましたが、両方共、大変美味しかったです。
2.大和湯
日乃出食堂さんでランチの後、腹ごなしを兼ねて尾道商店街をブラ~リ♪
その他の尾道ラーメンさんのメニューやら、雑貨屋さん、尾道商業会館記念館等の風情ある建物を眺めながら散策していると、その中にひと際異彩を放つ建物がw
こちらはかつて100年続いた歴史ある銭湯だったようですが、現在は閉店し、ゆーゆーというカフェ&雑貨屋さんにリノベーションされて生まれ変わっています。
店内も当時の面影を残す風情ある佇まいでしたが、銭湯よろしく「店内撮影不可」の張り紙がありましたので、撮影は差し控えました。ご興味ある方は、是非尾道に寄られた際に、中も覗いてみてください。
3.栗原温泉
尾道商店街を抜けると尾道の海と山が見えました。
今度は山側へブラ~リ♪尾道の山側は尾道城方面まで寺社仏閣が沢山ありますが、本日はこの後の予定もある為、寺社仏閣巡りはせず、映画やドラマの舞台にも度々取り上げられる尾道の坂側の風情を楽しみながら、駅方面まで登ったり下りたりを繰り返しながら散策します。
途中電車のレール下のガードをくぐる箇所が何か所かあり、電車が通ると大迫力、、、というかちょっと怖いですw
そうこうしながら、スマホのナビを頼りに駅側に向かうと何やら駅すぐ裏手に「銭湯」の文字がw そちらへ向かってみるとありました。栗原温泉の看板が!
屋上給水タンクのサウナの文字が味があります。
こちらは1Fが銭湯で2Fがサウナ付き銭湯。それぞれ男女有、料金が異なります。
この日は前後湯活に挟まれた臨時立ち寄りでしたので、1F銭湯にお邪魔することとしました。
沐浴で汗を流し、湯に浸かります。
浴槽は浅湯と深湯のシンプルな2槽式(この言い方何だかレトロな洗濯機っぽいですねw)。
湯温は適温の40℃前後で心地よく温まれます。
最後は水シャワーで軽くクールダウンし汗を止めてから上がりました。
湯上り後、ご主人に話を伺う事が出来ました。
屋号は栗原温泉ですが、温泉ではなく沸かし湯で、大阪以西は昔「~湯」ではなく、「~温泉」と付けるのが流行したとの事。今ほど源泉の定義とか、温泉法とか厳格ではなく、大らかな時代の名残との事でした。また、尾道も昔は20軒以上の銭湯があったようですが、現在営業しているのは、栗原温泉さんを含め3軒との事。「いつまで続くか」と仰っておられましたが、私達のような入浴家(ニューヨーカー)にとっては、お体に気を付けて末永く続けて頂きたいと願うばかりです。
最後に脱衣所入口のカーテンが面白いので、内側から番台側に向けて1枚だけ写真を撮らせてもらって良いかお伺いしたところ、「誰も居ないから全部撮っていいよ」との有難いお言葉を頂きましたので、お言葉に甘えて撮影させて頂いたものを掲載しておきたいと思います。
脱衣所側から番台側を見た景色
入口を入るとカーテンで仕切りがあり、すぐ脱衣所。西日本の昔ながらの銭湯は、こういう大らかな所が多いようです。番台上に神棚が祭ってあるのが見えます。
ロッカーも白基調の木にペンキでNoを入れたレトロなタイプ。
浴室は先程紹介した2槽式。奥にミストサウナが見えますが、故障中で使用は出来ませんでした。ミストシャワー向かって左隣りが立ちシャワーです。
本日も良い湯をありがとうございました。
栗原温泉を出るとすぐ斜め前に小さな若宮神社があり、参詣しました。
帰りは山陽本線で福山駅まで戻り、そこから一路九州は博多を目指します。
福山駅ホームから福山城を見ることができました。
尾道方面へお越しの際は是非足を運んでみてください♪
※コチラは実家帰省弾丸湯巡り紀行のその他レポートです。併せてどうぞ♪↓