【入浴日】2021/8/1:TOKYO SENTO Festival:湯覧線
この日はTOKYO SENTO Festival「金春湯×湯覧線」を観覧すべく銀座へ。
初回訪問時はガラケー撮影で夜間でした為、昼間のアクセスもご紹介しておきます。
最寄りの新橋駅ターミナルより3番出口を出て左手方向へ進みます。
銀座ナインを通過し、難波橋交差点を右折し御門通りへ。
続いて博品館劇場の手前を左折し、金春通りへ。
この辺りは江戸時代、金春流の能役者のお屋敷があった事から金春通りと呼ばれています。この日は奇しくも金春祭の最中で通りにはお能の雅楽が流れていました。
それにしても週末の銀座に人が居ない・・・
駅から徒歩4分程、金春通りの左手に金春湯さんが見えて来ます。
ココからの湯覧線の世界は、下記レポートに纏めましたのでご参照下さいませ↓
【入浴日】2019/6/24
この日は仕事の都合で銀座方面へ立ち寄ることがあり、その足で「金春湯」さんへお邪魔しました。御門通りから左手に入った先、銀座の歓楽街のど真ん中に「金春湯」さんはあります。
金春湯さんの歴史は古く、文久3年(1863年)開業で昭和32年に現在のビル型銭湯に生まれ変わりました。金春という屋号は、江戸時代、この界隈に金春流の能役者の屋敷があったことから発せられているそうです。
ちなみにコチラは「昼のセント酒」第八湯でもご紹介されています。
玄関を入ると手前側右手が男湯、奥側左手が女湯です。
脱衣所に入るとセンターに番台がある伝統的スタイル。
女将さんが愛想よくてきぱきと入浴客の受付をされています。
脱衣所正面には大きな神棚。
黒光りする織り上げ格天井と耐震工事の大きな梁が巡る白亜の浴室入口、金春湯さんには、江戸時代からの伝統と、令和の今日の技術が融合しています。
浴室に入ると正面には中島絵師による富士山のペンキ絵。
男湯は赤富士を正面から捉えた構図、女湯は東伊豆辺りから望む富士山の構図。
仕切り壁は桜と花鳥風月の豪華絢爛なタイル絵。
銀座という街柄でしょうか?金春湯の浴室は華麗な芸術に彩られています。
いつも通り沐浴して、お湯を頂きます。
リンスインシャンプー、ボディーソープ完備は立ち寄り湯には嬉しい配慮です。
<内湯>浅湯:白湯、深湯:座湯・2連の超音波マッサージ風呂
浴室正面には池に泳ぐ鯉のタイル絵、スカイブルーの浴槽には43.5℃のお湯がなみなみと注がれています。金春湯壁面の芸術的絵画達を眺めながらゆったり湯に浸かるのは、至福のひとときです。
湯上りにぬるめのシャワーで流して上がりました。
本日もいいお湯をありが湯ございました!
銀座方面へお立ち寄りの際は是非♪
※浴室内は撮影不可の為、許可を得て公式Webサイトより借用しております。