【入浴日】2019/6/7
【所在地】東京都台東区上野6-9-9
1.熱波道凱旋パレード
その情報が飛び込んで来たのは、今週火曜日の夜でした。
サウナ界で井上勝正氏がどの位凄いかというと、その肩書が物語っています。
1992年ボディビルディングMr.大阪バンタム級3位、元プロレスラー。
熱波師検定講師、ロウリュアドバイザー、熱波道を率いるプロ熱波師
第10回熱波甲子園社会人の部優勝
人呼んで「サウナ皇帝」、自ら「サウナそのもの」を名乗る
詰まり、井上勝正氏そのものが正にサウナなんです!!
(実は趣味がプラモデル制作らしいです。私も学生時代ハマったクチなので、ちょっぴり親近感^^)
その熱波道のサウナ❝そのもの❞が熱波甲子園の優勝を引っ提げ上野に凱旋です。
都内で20:00の回なら早出して仕事を片付けたら間に合うから行くっきゃない!との事でこの挑戦状を受ける事にしました!
そして予告入湯からの・・・
勿論、謹んでお受けします!パネッパ―‼
2.上野「オリエンタルI」
早出して何とか18:00に仕事を片付け、山手線に飛び乗り一路上野へ向かいます。
19:00予告入湯通りオリエンタルⅠ到着。
オリエンタルグループのホテル&サウナはその名の通り、ジャポネスクオリエンタルワールドです。カラフルな和柄がプリントされた障子、EV内の鶴の絵。そのEV脇の柱に見覚えのある炎に包まれた熱波道のサウナ❝そのもの❞が!
ロウリュ開始の20:00までに熱波を受けられるよう準備を始めます。
サウナ室入口横のレモン水を一杯貰い、まずは沐浴から。
サウナには髭剃りやボディスクラブ等、一通り用意されていますので、髭を剃り、ボディスクラブでゴシゴシ洗体し、全身サッパリ洗い上げます。
それから人工ラジウム温泉「天照温泉」大浴場でじっくり温まります。
<内湯>天照温泉(ジェット・バイブラ)
オリエンタルⅢもそうですが、こちらも天照温泉(人工ラジウム泉)です。
しっかり体が温まったら、サウナ⇔水風呂⇔ととのいタイムのゴールデンループを軽め3セットで軽く汗を流し、サウナ室の熱気と熱波に耐えられる体制を作ります。
<サウナ>ikiサウナ
オリエンタルIのikiサウナは、100℃前後のストロングサウナ。
湿度も適度にある為、入室後ほどなく発汗します。
発汗後は掛け水からの水風呂でクールダウンし、大浴場内の椅子に腰かけてホメオスタシスが灼熱から寒冷の間で揺れ動く血流を正常化させるに任せ、静かにととのいます。
おおよそ準備が出来た頃、いよいよ20:00!!
サウナ皇帝 サウナ❝そのもの❞井上勝正氏が熱波道の復火真二氏を従え入口より堂々入場して来ます。いよいよ熱波道始まりです。いや、来る前からもう始まってたかもw
3.熱波道の爆風を浴びる
熱波道では、まずサウナ皇帝 サウナ❝そのもの❞井上氏の熱波講和から始まります。
「ロウリュはご存知ですかぁ~?これからやりますからネ!」
「もうすぐサウナ紳士の毛穴という毛穴から悲しみと苦しみと煩悩が顔を出します」
「今日はそれを汗と共に洗い流して、煩悩を水風呂の奥底へ沈めてもらいます。」
「ロウリュのジェットストリームアタックが来ますから気を付けてくださいね!」
いよいよikiサウナのサウナストーン上のシャワーから大量の水が解き放たれ、一気にサウナ室内の湿度が上昇します。
「今からこのラドル(ロウリュ水を掬う柄杓)、いえエクスカリバーで、オリエンタルのスペシャルアロマを注ぎ込みます!!」
アロマの芳香と共に熱気のジェットストリームアタックがサウナ紳士の頭上から降り注ぎます。
それから恒例と言われているサウナの讃美歌(熱波=ネッパ)唱和の儀式が始まります。「上野公園のパンダにも届くように盛大にお願いします。」
サウナ皇帝 サウナ❝そのもの❞井上氏「ネェ~ネェ~ネェ~」
サウナ進士達「パァ~パァ~パァ~」
「ネェ~ネェ~ネェ~」「パァ~パァ~パァ~」・・・・・(続く)
猛烈な熱気の中、熱波道講和から既に5~7分が経過しています。
「それでは只今より熱波連続108回行きますからね!終わったらオリエンタル最高~でご唱和願います!!」
何と北斗百烈拳を陵駕する熱波百八連撃!
「1・2・3・4・5・6・7・8・9・10・11・12・13・14・15・16・17・18・19・20・21・22・23・24・25・26・27・28・29・30・31・32・33・34・35・36・37・38・39・40・41・42・43・44・45・46・47・48・49・50・51・52・53・54・55・56・57・58・59・60・61・62・63・64・65・66・67・68・69・70・71・72・73・74・75・76・77・78・79・80・81・82・83・84・85・86・87・88・89・90・91・92・93・94・95・96・97・98・99・100・101・102・103・104・105・106・107・108!オリエンタル最高~!!」
(ココ途中省略しようかと思いましたが、この数字一つ一つが熱波で、煩悩が一つずつ消えていく有難い唱和という事であえて108まで全部記載しましたw)
「どうですかぁ!?皆さんの体にロウリュ桜の花がきれいに咲きましたね!」
確かにあまみというよりはロウリュ桜の方がしっくり来る感じがして、サウナ皇帝からまたまたサウナ名言頂いてしまいましたw
4.熱波ロウリュ後の楽しみ
サウナ室からサウナ紳士が吐き出され、サウナ室脇のレモン水を流し込んで水風呂に沈みます。オリエンタルIの水風呂は15.5℃、体中に巡った熱気を爽快にクールダウンしてくれます。砕け散った煩悩が水風呂の底深く沈んでいきます。
熱波ロウリュの後は長めの「ととのいタイム」でしっかり整い、最後のサウナタイムへ向かいます。実は私は熱波ロウリュ後のサウナタイムが一番好きかも知れません。熱波にやられたサウナ紳士が水風呂や休憩コーナーへ逃げ込んで、ひとときの静寂が訪れている事、ロウリュのアロマの芳香と熱気が立ち込め、自分ペースで心地よい発汗を得られること。正に聖闘士聖矢のバルゴのシジマの境地です。
サウナを終え、水風呂、ととのえタイムから最後は天照温泉で温まりながらラジウム温泉の揮発成分を吸入してホルミシス効果を得ます。
帰りに入口の武者鎧に見送られる上野オリエンタルⅠの夜でした。
本日も良き蒸され、熱波、ありがとうございました!
熱波道くせになりそうです。
(自宅に帰って嫁に話したら、「何それw」と言いながら「ネェ~ネェ~ネェ~」「パァ~パァ~パァ~」を連呼してました。何かツボにハマったみたいです。話すだけで人を虜にする熱波道、恐るべし・・・)
皆様も熱波道を受ける機会がありましたら是非!
何を言ってるのかよく分からないけど気になるという方は、お声掛け頂けたら僭越ながらサウナ手ほどき含めてお連れします。
またオリエンタルIへもお近くへお立ち寄りの際や仕事が終わらない夜は是非♪
※浴室内は撮影不可の為、公式WEBサイトより転載しております。
※コチラはその他のオリエンタルシリーズの入湯レポートです↓