【入浴日】2019/8/26
【所在地】長野県大町市平大町温泉郷2861-4
【泉質】単純温泉(弱アルカリ性・低張性・温泉)
1.アルペンルートホテル
本日のお宿はアルペンルートホテルです。比較的リーズナブルな価格の為、外国人のバックパッカーの方の利用等も多いようです。
こちらの温泉は、大町温泉郷の源泉を引き込んでいるシンプルな岩風呂です。窓から外庭が望める為、半露天風呂気分が味わえます。
同じ弱アルカリ泉の単純温泉ながら、昼間立ち寄った「湯けむり屋敷 薬師の湯」とは、若干成分やphに違いがあり、これだけ近場で似て非なる温泉の入り比べが出来て、ちょっぴり贅沢気分です。
2.黒部ダムへの道
黒部ダムへは、大町温泉郷から扇沢へ移動し、トロリーバスで向かいます。
残念ながらトロリーバスは我々の乗車した昨年までの運行を最後に廃止となり、現在は電気バスで大町トンネルを移動します。この大町トンネルは、映画「黒部の太陽」の舞台ともなった、黒部ダム建設の為の資材を運び入れる為に日本アルプスを貫いた屈指の難工事の現場ともなった場所です。先に映画とドキュメンタリーで当時の模様を知っていると、そこかしこの濡れた路面、壁、天井を見るだけでも不思議な感情が沸き上がってきます。終着黒部ダムバス停からは階段を上って徒歩で黒部ダムに向かいます。
3.黒部ダム
黒部ダムは、7年の歳月と171名の殉職者の犠牲の上に誕生したアーチ式コンクリートダムで、高さ186m、幅492m、総貯水量2億立方メートル(東京ドーム160杯分)の規模を誇ります。堤の高さでは今でも日本一!富山県で最も高い建造物、北陸地方最大の人造湖(ダム湖100選)と記録を連ねるだけでもその凄さが伝わってくるものがあります。
我々が行ったときは丁度満水に近く、放流も見られました。
しばらく見ていると、太陽の位置との関係か、ダム放水に虹が!!
この後、立山黒部アルペンルートを抜けて立山連峰から富山を回ってみようかとも思いましたが、そうすると本日中には帰れないと判明し、そちらはまたの機会とすることにしました。
帰りに黒部ダムレストランで名物ダムカレーを頂きました。人造湖の色に見立てたグリーンカレーが程よい辛さで美味しゅうございました(^^)
黒部峡谷観光の際は是非ご参照ください♪
※浴室内は撮影不可の為、公式WEBサイトより転載しております。
※コチラは黒部渓谷湯巡り紀行①「湯けむり屋敷 薬師の湯」の入湯レポートです↓