湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

鉄輪むし湯|別府鉄輪温泉弾丸ツアー②|湯活レポート(岩盤浴・他編)vol.2

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www.city.beppu.oita.jp

【入浴日】2018/10/6

1.鉄輪温泉の開祖 一遍上人

鉄輪温泉には一遍上人伝説があります。
その昔、鎌倉時代中期、この地に布教に訪れた一遍上人は、荒れ狂う地獄を目の当たりにし、経文を書いた石を村人と地獄に投げ入れ、地獄を埋めていった。どうしても噴気が収まらないところを、ここには「むし湯」を作りなさいと指示して出来たのが、現在の「鉄輪むし湯」と言われています。

 

さて、地獄めぐりを終えて、まず腹ごしらえします。

鉄輪といえば蒸し料理。近くの釜場には好きな食材を買って温泉蒸しが作れる場所があります。シンプルに柚塩やカボス酢でいただきます♪

素材の旨味が生きていて旨い!!

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地獄蒸し料理

 

 

2.足蒸し

【所在地】大分県別府市風呂本

Google マップ

お腹も落ち着いたところでまずは足蒸しから。

こちらは鉄輪の中心地にあり、誰でも無料で利用することが可能です。

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無料の足蒸し体験

足湯とはまた違った蒸気浴でいい具合に蒸され、身体全体が温まってきます

【泉質】メタケイ酸系単純温泉

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成分分析表・足蒸し / 成分分析表・むし湯

3.むし湯

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むし湯入口

【所在地】大分県別府市鉄輪上1組

Google マップ

 

足湯でちょっとポカポカして来たところで、いざ「むし湯」へ。

むし湯に入るとまず内湯に通され、軽く沐浴した後、むし着に着替えてむし湯に入る順番を待ちます。

この間に水分補給など済ませておきましょう。

むし湯の中には石菖(せきしょう)が敷き詰められています。石菖は、清流にしか生息しない菖蒲科の多年生植物で古くから薬草として珍重されているそうです。神経痛や通風に効くとされ、高温で蒸したアロマを呼気や皮膚から吸収することで、鎮痛効果もあるとされています。

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石菖

さて、順番が来て、いよいよむし湯の中へ。入口は腰高程度で屈んで中に入ります。

約75℃に熱せられた室内には、石菖がびっしり敷き詰められ、芳醇な和のアロマを五感で体験出来ます。石菖は床面の方から蒸されている為、石菖が薄いと熱い為、部分によってはそっと周りの石菖を体の下に集めます。石菖が熱いこともあり、一つの態勢では厳しい為、10分程度の入室中に、まずは仰向けで5分、それから左右横向き、最後はうつ伏せで3分程度態勢を変えながら全身蒸されます
以下はむし湯公式WEBサイトにUPされた「正しいむし湯」の入り方です↓↓

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むし湯の入り方

4.内湯

【泉質】ナトリウム・塩化物泉

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成分分析表・内湯

さて、むし湯を出たら、内湯で汗を流します。
まあ、その時の開放感!汗を出し尽くしたスッキリ感!石菖の香りに包まれたうっとり感!言葉では語りつくせない気持ちよさです。石菖の薬草効果と、蒸気浴の温泉成分による温浴効果との合わせ技で、サウナ後の水風呂とはまた違った爽快感を感じることができます。

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内湯

地獄めぐりの後は、鉄輪むし湯ですっかり「ととのい」極楽気分でした♪

 

鉄輪へお立ち寄りの際は是非♪
※浴室内は撮影不可の為、公式WEBサイト・他より転載しております。

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