湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

共同浴場 鯖湖湯と旧堀切邸|飯坂温泉|湯活レポート(温泉編)vol.214

www.iizaka-onsen.jp

【所在地】福島県福島市飯坂町湯沢32

Google マップ

【入浴日】2023/3/22
【泉質】単純温泉(低張性・アルカリ性・高温泉)ph8.6<湯沢分湯槽>

アクセス

この日は飯坂温泉湯巡り紀行で「鯖湖湯」へ行って参りました。
鯖湖湯へは、飯坂温泉駅より案内標識に従い、湯沢通りを左手方向へ。

湯沢通りをそぞろ歩く事、駅から徒歩5分程で通りの左手に鯖湖湯が見えて来ます。

 

あ~しあわせの湯

その鯖湖湯の手前にあるのが、「あ~しあわせの湯」と名付けられた足湯。
飯坂温泉は激熱湯が多いですが、コチラは適温の足湯。
そっと両足を浸すと、足と一緒に心までほっこり気分に浸れます。

 

旧堀切邸

kyu-horikiritei.fckk.jp

【所在地】福島県福島市飯坂町東滝ノ町16-16

Google マップ

【泉質】単純温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)ph8.4<公民館分湯槽>

さて、鯖湖湯まで来たら、先に旧堀切邸まで足を延ばしてみましょう。
旧堀切邸は、江戸時代から続く豪農・豪商の旧家で、その歴史的建造物は文化庁の登録有形文化財にも指定され一見の価値があります。

ココからは旧堀切邸で撮影した写真を少々ご紹介させて頂きます。

旧堀切邸_主邸宅

旧堀切邸_主邸宅内部

旧堀切邸_十軒蔵:安永4(1775)年築

旧堀切邸_中央に井戸小屋のある中庭

さて、わざわざコチラの先に寄ったのには、訳があります。
旧堀切邸には、上の写真の中庭の先に手湯と足湯があるからです。

左手に足湯、右手に手湯があり、奥の湯口から、中央の湯尻に向けて温泉が掛け流されています。源泉は5カ所の源泉を集めた公民館分湯槽。湯口付近は熱湯で湯尻付近は適温の為、好みの場所に足を浸せば、湯巡り行脚の疲れも解けていきます。

 

共同浴場 鯖湖湯

旧堀切邸の足湯で湯巡りの疲れも取れたところで、この日の〆湯は鯖湖湯です。
まずは鯖湖湯神社に参詣し、本日の湯巡りの御礼をお伝えします。

鯖湖湯神社の脇には、鯖湖湯等に湯を配当する湯沢分湯槽も屹立しています。

さて、鯖湖湯神社に参詣も済ませたところで、いざ鯖湖湯へ。

コチラは元々日本最古の木造建築共同浴場でしたが、老朽化の為、平成5(1993)年に当時の姿を再現する形で改築されました。名前の由来は、西行法師がこの湯を訪れた際、「あかずして 別れし人のすむ里は 左波子(さわこ)の見ゆる 山の彼方か」と詠み、そこから「鯖湖の湯」という名が定着したとも言われています。今なお、飯坂温泉のシンボルとして地元の人のみならず、観光客からも広く愛される共同浴場です。

それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
浴室は当時を再現した木造りの湯小屋に石造りの一槽の湯船。

まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
湯船には湯沢分湯槽の熱湯が注がれていますが、45~6℃ですので、飯坂の共同浴場の中では入りやすい方かも知れません。タップリ掛け湯で湯慣らしして湯船に浸かると、ひたひたと源泉が身を浸し、飯坂の熱湯が身に沁みます。

広い湯小屋を眺めつつ、贅沢な源泉掛け流しの湯浴みを心ゆくまで楽しみました。

本日も良い湯をありが湯ございました。
福島方面へお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、福島県観光開発㈱HPより拝借しております。

共同浴場 波来湯|飯坂温泉|湯活レポート(温泉編)vol.213

www.iizaka-onsen.jp

【所在地】福島県福島市飯坂町十綱町30

Google マップ

【入浴日】2023/3/22
【泉質】単純温泉(低張性・アルカリ性・高温泉)ph8.5<波来湯分湯槽>

アクセス

この日は飯坂温泉湯巡り紀行で4湯目に「波来湯」へ行って参りました。
波来湯へは、飯坂温泉駅改札を出たら、摺上川沿いにそのまま直進。

駅から徒歩1分程で程なく波来湯の特徴的な外観が姿を現します。

 

波来湯公園

波来湯の先、波来湯公園の入口には手湯があります。

その先の階段を下ると広場が広がっており、奥には波来薬師と波来湯分湯槽があります。湯巡りの御礼に参詣を済ませ、波来湯へと戻ります。

 

波来湯

波来湯は、駅から徒歩1分と飯坂温泉でも最も駅近の共同浴場です。
開湯以来1,200年の歴史があると言われ、飯坂温泉最古の共同浴場なのだそう。
現在の建屋は平成23(2011)年、往時の姿を再現し改築された物との事。

コチラは掲示板に貼ってあった波来湯のご案内。浴室風景等も分かりますね。

フロント、浴室は地下1階にあり、下の階段で浴室フロアへ下りていきます。

フロントを挟んで右手が男湯、左手が女湯。
波来湯は、飯坂温泉の共同浴場で唯一300円となります(それでも安いですけどね)

それでは早速、受付を済ませて浴室へ参ります。

飯坂温泉の共同浴場の中でも広めの浴室にはカランが4基。
この日4湯目ですので、お清めは簡潔に済ませ、早速お風呂へライド温♨
湯船は奥がぬる湯(42℃程)で手前が熱湯(45℃前後)。

波来湯の源泉は、波来湯公園で見たあの波来湯分湯槽。6つの源泉を集めています。
波来湯のぬる湯は比較的適温ですが、熱湯はしっかり熱めです。
それでも他の共同浴場よりは入りやすい温度で、じっくり浸かり体の芯まで温もらせて頂きました。最後はやはり源泉掛け湯&源泉タオルで拭き上げて湯を上がり、フロント脇のテラスで火照った体に摺上川の川風を浴びれば、最高の湯巡りです。

本日も良い湯をありが湯ございました。
福島方面へお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、福島県観光開発㈱HPより拝借しております。

切湯とちゃんこちゃんこの足湯|飯坂温泉|湯活レポート(温泉編)vol.212

www.iizaka-onsen.jp

【所在地】福島県福島市飯坂町湯野切湯ノ上5番地

Google マップ

【入浴日】2023/3/22
【泉質】単純温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)ph8.3<若竹分湯槽>

アクセス

この日は飯坂温泉湯巡り紀行で3湯目に「切湯」へ行って参りました。
切湯へは、飯坂温泉駅より右手の十綱橋で摺上川を渡り、すぐ一本目を左折。

左折してすぐ、駅から徒歩2分程で、まず右手に「ちゃんこちゃんこの湯」の看板と桜色の提灯が見えて来ます。

 

ちゃんこちゃんこの湯

【所在地】福島県福島市飯坂町湯野切湯ノ上32

Google マップ

【泉質】単純温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)ph8.3<若竹分湯槽>

まずはちゃんこちゃんこの足湯で旅の疲れを癒します。
コチラでは、若竹分湯槽の源泉を湯口から湯尻に向けて掛け流しています。

ちょいと熱めの湯に足を浸すと、ココまでの疲れが解けていくようです。

 

切湯

さて、ちゃんこちゃんこの湯で疲れを癒したところで、更にその先へ進むと、切湯の看板が見えて来ます。駅から徒歩4分程で、目指す切湯に到着。
切湯の看板の脇の階段で摺上川の方へ下って行ったところに切湯があります。

階段を下ると右手の壁にへばりつくように料金所と券売機。

受付を済ませ、更に階段を下ると切湯の入口が見えて来ます。

半地下のようなコチラが切湯の入口。正面にはお地蔵さまが祀られています。

切湯の歴史は古く寛永元(1624)年。開湯時は上湯と呼ばれていたそうですが、切り傷に良く効くとの言い伝えから桐湯、それが転じて現在の切湯となったそうです。

さて、それでは浴室へ参ります。
浴室にはカランも何もなく、一槽の湯船だけがズドンと中央にあります。
掛け湯を何杯も被り、湯慣らしした後に一気に湯船に肩まで浸かります。
熱湯の場合、末梢神経が集中する足先や手指が一番痺れるので、ソロソロ入ると足先が激熱湯の中をゆっくり動く為、痺れて腰が砕けますw タップリ掛け湯して湯に慣れて来た頃、手の先を入れて浸かれると判断したら一気に肩まで浸かるのをおススメします。最初熱いですが、しっかり湯慣れしていれば意外とスッと湯に馴染みます。
とは言ってもかなりの熱湯ですから、長湯は禁物ですけどね。

窓を開けると外は摺上川。川風が入って多少涼めるので、温まったら一息ついて、一息ついたらまた浸かってと何度か浸かるのが熱湯の入浴法。

しっかり温まったところで、上り湯も湯船から手桶で何杯か掛け流しの源泉を頂いてから、源泉で絞ったタオルで全身を拭き上げて上がりました。

 

本日も良い湯をありが湯ございました。
福島方面へお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、福島市観光開発㈱のHPより拝借しております。

共同浴場 仙気の湯|飯坂温泉|湯活レポート(温泉編)vol.211

www.iizaka-onsen.jp

【所在地】福島県福島市飯坂町湯野愛宕前35

Google マップ

【入浴日】2023/3/22
【泉質】単純温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)ph8.3<若竹分湯槽>

 

この日は飯坂温泉湯巡りで2湯目に共同浴場「仙気の湯」へ行って参りました。
仙気の湯へは、福島交通飯坂線より右手の十綱橋を渡って、更にその先へ。

その先KOBANの看板の手前を左折。

途中、湯野分湯槽の前を通過。飯坂温泉には共同浴場同様、幾つもの源泉を集合させて、各温泉施設に配湯する為の分湯槽も各地区で見掛けられます。

湯野分湯槽の前を通り過ぎ、駅から徒歩6分程で仙気の湯に到着。

1湯目の導専の湯と同じく、なまこ壁に大きな木の看板の入口。

暖簾を潜って、入口の券売機で入浴券を購入し、早速浴室へお邪魔します。

この日2湯目ですので、お清めは簡潔に済ませ、早速お風呂へライド温♨
浴槽は2槽で奥がぬるい湯(43~4℃)、手前が熱い湯(46~7℃)。

兎の湯口から導専の湯と同じ若竹分湯槽の弱アルカリ性単純温泉が両の湯船に滔々と注がれ、浴槽の縁からサラサラと湯が掛け流されています。

よく考えたら、各地の銭湯や温浴施設が光熱費の高騰で悲鳴を上げる中、加水も加温も無く、これだけの熱湯に浸かれるのは、本当に贅沢な事ですよね。

 

湯上り後、「その疲れ、温泉で溶かせ」のポスターが目に飛び込んできました。
疲れは水溶性ッ!!!って書いてあります。ホンマかいなw でも確かに熱湯に身を浸すと、多少疲れていた体もシャキッとしますね。

本日も良い湯をありが湯ございました。
福島方面へお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、福島市観光開発㈱より拝借しております。

共同浴場 導専の湯|飯坂温泉|湯活レポート(温泉編)vol.210

www.iizaka-onsen.jp

【所在地】福島県福島市飯坂町湯野導専16

Google マップ

【入浴日】2023/3/22
【泉質】単純温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)ph8.3<若竹分湯槽>

 

この日はリモートワークを利用し、飯坂温泉へ行って参りました。
飯坂温泉へは、福島駅より福島交通 飯坂線に乗り換えて終点の飯坂温泉駅へ。

観光地だけあって、改札前にはゆるキャラや顔出しパネルも並んでいます。

コチラが飯坂温泉駅の外観です。都内からローカル線乗り継ぎで6時間程w

駅前にこの地を訪れた松尾芭蕉の像も立つ飯坂温泉は、「ぶらり湯のさと坂のまち ぶらぶら歩いてひと風呂あびて・・・」の碑にあるように温泉と坂に囲まれた町です。

導専の湯へは、飯坂温泉駅より右手の十綱橋を渡って、その先の緩い坂を上ります。

駅から徒歩3分程で通りの右手に導専の湯が見えて来ます。

コチラの建屋は昭和37年に建てられたものだそうですが、飯坂温泉には同様の共同浴場が全部で9つもあり、どこも源泉かけ流し。料金も200~300円で利用可能です。

暖簾を潜ると入口に券売機があり、入浴券を購入するのも共通のスタイル。

それでは受付の回収箱に入浴券を入れたらいざ、浴室へ参ります。
浴室には大きな浴槽が二つ。その中央の兎の湯口から源泉が注がれています。

まずはこの日一湯目ですので、沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
飯坂温泉の泉質はどこも単純温泉(低張性・アルカリ性・高温泉)で多くの源泉を各地区の分湯槽に集め、各温泉施設に配湯しています。導専の湯は、11本の源泉を集めた若竹分湯槽より配湯を受けており、ph8.3の弱アルカリ性のお湯。

これまた飯坂温泉に共通しているのは、どこもかなりの激熱湯です。
源泉温度50~70℃弱ですが、源泉地から近くフレッシュなお湯が注がれている為、共同浴場は大体どこも45℃以上。加水しないままだと50~60℃だそうで、『観光客は熱い湯が苦手な方もいるので、水で埋めて43℃前後での入湯をお願いします』と貼り紙がありますが、朝一、平日等観光客の少ない日等は50℃前後の共同浴場もあります。

ただ、地元の入浴者にも様々いらっしゃるようで、「良く熱いのに入れるね」「〇〇浴場は熱過ぎて入れないから、もう1年以上行ってない」等の声もあれば、「共同浴場は殺菌の為にも熱くしてるんだから、40℃台なんて気持ち悪くて入れない」等の水埋めNG派の声まであり、必ずしも地元民が全員熱湯好きでは無いようです。

私は銭湯の熱湯では45~50℃まで浸かって来ましたし、50℃までなら長時間は入れませんが1分程度は浸かれると自負していますが、ここ飯坂の熱湯は半端なく、何度もかけ湯してようやく浸かれるレベルで、一ヵ所のみ最後まで浸かれず、足だけ突っ込んでみて、かけ湯で上がったところがありましたが、そこはまた後程・・・
(勿論「導専の湯」はしっかり肩まで浸かって、じっくり温まりましたよ)

という事で、1湯目の導専の湯から推定46~7℃の熱湯の洗礼を受ける飯坂温泉湯巡りのスタートとなりました。

 

本日も良い湯をありが湯ございました。
福島方面へお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、福島市観光開発㈱HPより拝借しております。

小江戸川越温泉KASHIBA|川越|湯活レポート(温泉編)vol.209

kashiba-onsen.jp

【所在地】埼玉県川越市松郷1333-1

Google マップ

【入浴日】2023/2/9
【泉質】ナトリウム・塩化物泉(低張性・アルカリ性・低温泉)ph7.7

川越散策

この日は家族で川越方面へ出掛けついでに「小江戸川越温泉KASHIBA」さんへ。
久し振りに川越に来たので、まずは蔵の町「小江戸川越」を散策。
東武東上線 川越駅からですと結構歩きますので小腹も空いて来ますw
本来でしたら湯上り後サ飯というところですが、たまにはプレサ飯も良いでしょう。

さて、小江戸川越と言えばやはりうなぎ屋さん!
この日は数ある名店の中から「林屋」さんをチョイス。

nasu-hayashiya.co.jp

築130年以上の米問屋を改装した屋内は、江戸時代より続く古民家の風情を残し、中央には今も米蔵へと続くトロッコの軌道も残されています。

うな重とも思いましたが、ここは一つ「ひつまぶし」に挑戦!
山椒、薬味、出汁茶漬風と3種の味変が楽しめる贅沢な逸品を堪能。皮目がパリッとし、身はふっくらふんわり、たれの香りも香ばしくペロリと頂いちゃいました。

他にも「小川菊」や「いちのや」等々、うなぎの名店がありますので、皆様も小江戸川越散策の折には、是非うなぎの名店をお共にどうぞ♪

www.ogakiku.com

tabelog.com

更に小江戸川越を散策し、デザートを求めて川越プリンへ。

kawagoe-purin.com

デザートは店舗でしか注文できない「どんだけ~芋プリン」をチョイス。
パリパリチップス、ほっこりモンブラン、しっとりプリン、ホクホクダイスの4つの食感で川越のお芋スイーツを大満喫💛

 

小江戸川越温泉KASHIBAさんへのアクセス

さて、小腹も満たしたところで、腹ごなしも兼ねて東武東上線 川越駅まで戻り、一路、小江戸川越温泉KASHIBAさんへ。コチラへは川越駅、川越市駅から送迎バスが出ています。川越駅の場合、西口ペデストリアンデッキ先の右手階段を下ります。

駅から徒歩3分程、駅前通りの右手docomoの前辺りの川越送迎バス4番乗場か、その奥の5番乗場辺りに送迎バスが停車します。

さて、送迎バスに揺られる事20分程で小江戸川越温泉KASHIBAさん到着。

それでは、大きな提灯が吊るされた入口から館内へお邪魔します。

 

小江戸川越温泉KASHIBAさん館内

さて、コチラが小江戸川越温泉KASHIBAさんの館内案内図です。

小江戸川越温泉KASHIBAさんは、何といってもコストパフォーマンスが素晴らしいです。大人850円で時間無制限。温泉・サウナ付きの大浴場に岩盤浴まで料金に含まれており、お食事処やレストスペースまであるので、終日過ごす事が出来ます。
また館内には瓦版風の絵も随所にあり古民家風の造りで小江戸川越を感じさせます。

さて、早速受付を済ませたら、岩盤浴着に着替えてまずは岩盤浴エリアへ♪
小江戸川越温泉KASHIBAさんの岩盤浴は全部で4室。
いつも通り温度の低い所から順に巡って参ります。

・檜間(麦飯石7床、黄土5床)45℃

・翠間(甲翠7床、翠石5床)46℃

・胡桃間(麦飯石)48℃

・墨間(トルマリン7床、ブラックゲルマニウム5床)50℃

発汗後はクールダウン用の涼間(7~8℃)へ。

その日の体調にもよりますが、私的には墨間のブラックゲルマニウムが一番ビビビッと効いた気がします。

岩盤浴エリアには他にもコミックコーナーや寝ころび処、マッサージチェアコーナーにコワーキングスペース、外気浴テラス等もあり、ここだけでも半日過ごせます。

コミックコーナー

マッサージチェアコーナー

外気浴テラス

コワーキングスペース

 

さて、岩盤浴でタップリ発汗した後は、大浴場へ移動。

まずは岩盤浴での汗を沐浴で洗い流し全身お清めを済ませます。
サッパリしたところで早速内湯からライド温♨

まずは電気風呂で軽く凝りを解し、続いてシルク湯で軽く温まります。

その後は炭酸泉と内湯の天然温泉を順繰りはしご。

内湯・炭酸泉

内湯で体も温まってきた頃合いで露天風呂へ移動。

露天風呂ではジェット湯、壺湯でまずは軽く湯慣らし。

壺湯は美泡湯、アラジン美泡湯、白湯と3タイプあるので、お好みで。

続いて四季の湯でこの日はピンクグレープフルーツの湯。
無色透明ですが、湯面に顔を近づけると柑橘系の爽やかな香り。

湯巡りの〆は露天の天然温泉浴槽で源泉をじっくりと堪能。
小江戸川越温泉さんの源泉はナトリウムー塩化物泉。無色透明無臭ですが、湯口の湯を掌で受けて一舐めすると仄かな塩味の中に微かな苦み。正に塩化物泉の特徴を感じる事が出来ました。塩化物泉は温泉成分が濃い事が多いですが、コチラも成分総計5,630㎎/㎏と温泉規定値の5倍以上の濃度ですので、良く温まるお湯です。

湯巡りでしっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
小江戸川越温泉KASHIBAさんのサウナは遠赤外線ヒーターで、この日の室温は86℃。
4段タワー型で毎時00分、30分にオートロウリュが落ちる仕様。最上段に陣取ると、室温計よりも15℃も20℃も熱く感じられるなかなかのストロング系です。

発汗後はサウナ室前の水風呂へ。こちらは水温17℃で心地よくクールダウン。
この日は寝ころび湯と露天外気浴を挟みつつ以下2セット楽しませて頂きました。
※小江戸川越温泉KASHIBAさんの寝ころび湯は緩いRの背面が体にフィットし、お湯の浮遊感も感じられる為、特に冬場の季節は寝ころび湯での温冷同時ととのいタイム、おススメです!

・サウナ7分⇒水風呂1分⇒寝ころび湯外気浴3分
・サウナ12分⇒水風呂1分⇒露天外気浴5分

仕上げは露天の源泉岩風呂で再度体の芯まで温まり、源泉を頭から数杯被って上がり湯を頂き、同じく源泉で絞ったタオルで全身を拭き上げて上がりました。

 

本日も良い湯とサウナ、素敵な岩盤浴、楽しい川越散策をありが湯ございました。
川越方面へお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、施設のご了承を得て公式HPより拝借しております。

INSPA横浜|コットンハーバー|湯活レポート(温泉編)vol.208

www.inspa.co.jp

【所在地】神奈川県横浜市神奈川区山内町15-2

Google マップ

【入浴日】2022/8/24
【泉質】ナトリウム-塩化物強塩泉(高張性・中性・低温泉)ph7.4

アクセス

この日は横浜方面へ足を延ばし「INSPA横浜」さんへ行って参りました。
INSPA横浜さんへのアクセスは2通り。

<無料シャトルバス>

無料シャトルバスは1h2本程度の運行ですので、時間が合えば便利です。

<路線バス>

もう一つのルートはJR横浜駅より路線バスを利用。
横浜駅は大きなターミナルですが、きた東口C出口よりPORTA内を通過。

PORTAを抜けたところで右手に進み、SOGOのエスカレーターを上ります。

横浜駅東口バスセンターにはA~C乗場がありますが、目指すはA4乗場。

コチラのA乗場4番バス停よりコットンハーバー経由の循環バスへ。

最寄りのコットンハーバーバス停で下車すると、向かいがINSPA横浜さん。
循環バスの為、帰路もこちらのバス停を使用します。

ちなみにコットンハーバーというのは、旧浅野造船所ドック跡に開発された地区で、現在は高層マンションや結婚式場等が立ち並ぶ横浜ベイエリアです。この日は散策しませんでしたが、時間あれば散策してみるのも良いかも知れません。

 

館内案内

それでは入口より館内にお邪魔します。

語呂遊びですが、この日は37(サウナ)番の下足箱をチョイス。

コチラが館内INFORMATION。

受付の際、QRコードで会員登録が必要との事ですが、入会金や年会費は不要です。
さて、受付を済ませたら湯活の前に館内着に着替えて、まずは館内お散歩。

2F_ビューティーサロン・会員制フィットネス

3F_レストラン客座

4F_TOP OF TERRACE(水盆の中のカフェテラス)・カフェ・休憩スペース

 

4F 岩盤浴

さて、館内散歩はこの位にして、まずは4F岩盤浴室へ参ります。
まずはSTONE SPA熱石(ネッシー)へ。

岩床はインパラブラックストーンを使用しており、体の深部まで温まります。

熱石のお隣には七色健美という岩盤浴室もありますが、コチラは女性専用。

続けて同じく4Fの遠赤ドーム・ナチュへ移動。室温は58℃程。
コチラは富士山の溶岩石を800度の窯で焼く事で、遠赤外線・バナジウム・マイナスイオンが大量放出され、体の深部を温め、細胞を活性化させるのだそう。
80畳以上ある琉球畳のフロアと、横浜港に面した50畳以上ある小上がりフロア。
この日は横浜ベイエリアを眺めながら小上がりでしっかり蒸されました。

 

3F 大浴場(ハーバーの湯)

さて、岩盤浴でタップリ発汗した後は3F大浴場へ移動。

浴室レイアウトにつきましては、以下のフロア案内もご参照下さい。

まずは沐浴で岩盤浴での汗を流し、早速内湯からライド温♨
内湯は広~い1槽の白湯。まずはこちらで軽く温まります。

内湯で軽く温まってきたところで露天風呂へ。
男湯は格子窓が横浜ベイエリアに面したハーバーの湯。

露天風呂にはナトリウムー塩化物泉の源泉が満ちています。源泉が泉温30.4℃の低温泉の為、加温、循環はしていますが、成分総計26,940㎎/㎏と温泉規定値の約27倍の特濃源泉で加水もされていない為、源泉の個性はしっかり感じられます。色は鮮やかなオレンジ色でツルツルした肌触り、湯口の湯を掌に掬い一舐めしてみるとしっかり強塩味。ドップリ湯に浸かると髭剃り跡がヒリヒリ来る程で肌荒れにも効きそう。

 

特濃源泉でしっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
INSPA横浜さんのサウナは、サウナストーンを積んだロウリュサウナで、15~20分に1度ストーブ上からオートロウリュが落ちる仕様。この日は室温90℃程。

発汗後はサウナ室手前の水風呂へ。こちらは水温18℃。
深さも十分あり、壁面に背を付けて足を延ばすと、浴槽内足元中央辺りからジェット水流のように新水が注がれるポイントがあり、全身が水流につつまれます。
クールダウン後は、露天エリアの椅子に腰かけ汐風を浴びる外気浴♪
この日は以下3セット楽しませて頂きました。

・ロウリュサウナ7分⇒水風呂1.5分⇒休憩3分
・ロウリュサウナ10分⇒水風呂1.5分⇒休憩3分
・ロウリュサウナ12分⇒水風呂2分⇒休憩5分

仕上げは露天のハーバーの湯で再度源泉をじっくり味わい、手桶に汲んだ源泉を数杯被って上がり湯を頂き、源泉で絞ったタオルで軽く拭き上げて上がりました。

 

本日も良い湯、良きサウナ、素敵な岩盤浴をありが湯ございました。
みなとみらい方面へお立ち寄りの際は是非♪

※岩盤浴室内・大浴場は撮影不可の為、施設のご了承を得て公式HPより拝借しております。

横浜みなとみらい万葉倶楽部|湯活レポート(温泉編)vol.207

www.manyo.co.jp

【所在地】神奈川県横浜市中区新港2-7-1

Google マップ

【入浴日】2022/8/18
【泉質】ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)ph7.62

※湯河原温泉の複数泉源からの運び湯

アクセス

この日は横浜方面へ立ち寄りついでに「横浜みなとみらい万葉倶楽部(以下「みなとみらい万葉倶楽部」)」さんへ。この日行きはみなとみらい線 みなとみらい駅から、帰りは最近新しく開業したロープウェイ、YOKOHAMA AIR CABINの運河パーク駅から帰路に着きましたので、その両方のアクセスをご紹介しておきます。

みなとみらい線 みなとみらい駅ルート

みなとみらい線 みなとみらい駅からは、6番出口が最寄です。
Queen’s SquareのエスカレーターでB3Fから一気に地上1Fへ。

エスカレーターからは、第九の原詞を作ったフォン・シラーがデンマーク王子アウグステンブルク公にあてた「美学的なことに関する書簡27号」からの詩が見られます。

表に出たら正面にみなとみらいのシンボル「コスモクロック21」の観覧車。
まずは、コスモクロック21を背景にけやき通りを左手へ進みます。

その先、パシフィコ横浜手前の国際橋交差点を右折し国際大通りへ。

国際橋を渡ると、駅から徒歩6分程で通りの左手にみなとみらい万葉倶楽部さん到着。

 

YOKOHAMA AIR CABIN 運河パーク駅ルート

YOKOHAMA AIR CABINへは、JR根岸線 桜木町駅南改札(東口)より乗車。

片道1,000円との事。意外と高いですね。まあ、観光料金か。

無事チケットを入手。遊園地か映画館のチケットのようです。

順番を待って乗車口よりゴンドラに乗車。
YOKOHAMA AIR CABINはロープウェイですので、次々ゴンドラが到着し、電車やバスのように出発や到着時間はありません。ただ並んでれば順番が巡って来ます。

そしてこちらがゴンドラからの景色。運河とみなとみらいの景色が絶景です。

運河パーク駅からは階段を下り、横浜ワールドポーターズに沿って進み、角を右折。

その先カップヌードルパーク入口交差点を渡れば、駅から徒歩4分程で左手正面にみなとみらい万葉倶楽部さんが見えて来ます。

 

無料シャトルバス

他に横浜駅西口から無料シャトルバスも出ています。
1hに1本程ですが、時間が合えば利用するのはアリですね。

 

館内

さて、館内に入ると古民家風のエントランス。

こちらは館内案内です。1、2、3Fが駐車場でフロントは7Fですね。

受付を済ませたら、まずは岩盤浴着に着替え、岩盤浴前に館内お散歩。

フロントの一つ上、8Fにはベイブリッジデッキとゲームコーナー

フロントの一つ下6Fは食堂・宴会場。

その下5Fはリラクゼーションスペース。女性専用スペースもあります。

横浜みなとみらい万葉倶楽部さんには、他にも世界のマッサージコーナーが各所にあります。温浴施設のマッサージやボディケアは良く見ますが、10種は圧巻!!!!!!!!!!

 

4F 岩盤浴

さて、お待ちかね。4F岩盤浴「心石庵(ここちあん)」フロアへ到着。

心石庵では全12種の岩盤を用意。
女性専用もありますが、そちらを除いても8種の岩盤が楽しめます。

通常、岩盤浴は入口上に室温計が表示されている物が多いですが、こちらは表示されていないので、手始めに右手の「玄(くろ)」の間から順番に。

「玄」トルマリン、ゲルマニウム、ブラックシリカ、光窯石(48℃)
玄の間の名の通り、暗い部屋。正面の壺のオブジェの上のLEDが七色に変化

続いて左手の「碧」「燈」の間へ。

「碧」翡翠・青緑(50℃)
コチラも薄暗く落ち着ける空間で翡翠の岩盤浴を静かに堪能。

「燈」黄土石、モンゴル岩塩(50℃)
壁面にモンゴル岩塩、背もたれに黄土石。イメージは汗蒸幕に近いです。

他にも女性専用とプレミアム会員の間もあります。

「朱」女性専用:麦飯石、翡翠・黄、トルマリン、ゲルマニウム

「空」プレミアム会員専用:ミストサウナ

さて、発汗後はクールダウンの間へ。

「彩」22℃
※クーラーの効いた室内でじんわりクールダウン。

汗で失われた水分は、選べる日本の名水で水分補給。

その日のコンディションや好みもありますが、個人的には「燈」の間が優勝!

 

7F 大浴場

岩盤浴でタップリ発汗したら、7Fに戻って大浴場へ移動。

まずは沐浴で岩盤浴での汗を流し、早速内湯からライド温♨
露天風呂に面した窓に沿うように弧を描く広い内湯。

内湯で軽く温まったら露天エリアへ移動。
露天では手始めに寝湯でゆったりリラックス。

続いて円型の檜風呂へ。檜風呂からは港の景色が一望出来、絶景です!

湯巡りの〆は広い露天岩風呂へ。
コチラは湯河原温泉からの運び湯ですが、岩風呂一杯に満々と温泉を湛えています。
泉質はナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩泉。無色透明の湯は低張性でそこまで強烈な個性は感じられませんが、その分安心してゆったり浸かっていられます。

しっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
みなとみらい万葉倶楽部さんのサウナは何と3種!!!

・ハーブスチームサウナ(50℃)定期的にハーブ薫るスチームが室内に発生!
・ハーブサウナ(82℃)5段タワー型のマイルドな遠赤外線サウナ
・(期間限定)超高温サウナ(104℃)3段座面の遠赤外線灼熱サウナ

それぞれサウナマットも用意されていますが、超高温サウナは足元も焼けるように熱いので、サウナマット2枚使いを推奨します。発汗後はサウナ室横の冷え冷え水風呂(17℃)でクールダウンし、露天のインフィニティチェアへダイブ。

この日は以下3セット楽しませて頂きました。

・ハーブスチームサウナ10分⇒水風呂1.5分⇒露天外気浴3分
・ハーブサウナ10分⇒水風呂1.5分⇒露天外気浴3分
・(期間限定)超高温サウナ12分⇒水風呂1.5分⇒露天外気浴5分

仕上げは露天岩風呂で再度じっくり温まり、シャワーで軽く流して上がりました。

 

本日も良い湯、良きサウナ、素敵な岩盤浴をありが湯ございました。
みなとみらい方面へお立ち寄りの際は是非♪

※岩盤浴室内、大浴場は撮影不可の為、施設のご了承を得て公式HPより拝借しております。
※コチラはその他の万葉倶楽部ホテルグループの入湯レポートです↓

yukatsu.hatenablog.com

yukatsu.hatenablog.com

 

四万清流の湯|四万温泉|湯活レポート(温泉編)vol.206

nakanojo-kanko.jp

【所在地】群馬県吾妻郡中之条町大字四万3830-1

Google マップ

【入浴日】2023/3/5
【泉質】ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩泉(低張性・中性・高温泉)ph7.4

 

四万温泉日帰り弾丸湯巡り旅のラストは「四万清流の湯」さんへ行って参りました。
四万清流の湯さんへは、四万清流の湯バス停より、バス進行方向左手の四万大橋で四万川を渡るとすぐ左手に見えて来ます。

四万清流の湯は、四万温泉の入口「温泉口」地区に位置します。

この日は四万温泉バス停側から歩いて来ましたので、途中もう1軒立ち寄るつもりでしたが、塩の湯飲泉所は調整中、山口 川音の足湯は11/23より4月下旬まで冬季閉鎖。

山口川音の足湯

お目当ての上之湯は15:00までの営業で途中道に迷った事もあり、あえなく時間切れ;;

上之湯

まあ、この辺りは次回、沢渡温泉にでも来る機会があれば、まとめて回りましょう。

 

さて、四万清流の湯ですが、コチラは中之条町の町営共同浴場です。
入湯料は500円で2時間制。それでは早速受付を済ませて、いざ浴室へ。

コチラは浴室入口に掲示されていた温泉分析書です。

簡素な脱衣場には籐籠だけですが、脱衣場手前にロッカーがあるので、貴重品はそちらへ預けましょう。

まずはかけ湯と沐浴で全身お清めを済ませ、早速内湯からライド温♨
浴槽は広い一槽の湯船で、クリアな硫酸塩泉がタップリと注がれています。

内湯で軽く温まったところで、露天風呂へ移動します。
開放的な岩風呂で、すぐ脇を四万ブルーの清流が流れていきます。
季節柄、森を吹き抜ける風も心地よく、湯巡りの〆を心ゆくまで堪能。

最期は、源泉掛け湯で全身を流して、美肌の源泉成分をしっかり纏ってから四万清流の湯さんを後にしました。

 

本日も良い湯をありが湯ございました。
四万温泉は、2018年温泉総選挙で女子旅部門第1位に選ばれた温泉地です。

kanko.onsen-ouen.jp

皆様も機会があれば、四万温泉へお出掛けしてみてはいかがでしょうか♪

※浴室内は撮影不可の為、Googleインドアビューより拝借しております。


御夢想の湯とゆずりは飲泉所・杜の足湯、日向見薬師の足湯|四万温泉|湯活レポート(温泉編)vol.205

nakanojo-kanko.jp

【所在地】群馬県吾妻郡中之条町四万4372−1

Google マップ

【入浴日】2023/3/5
【泉質】カルシウム・ナトリウムー硫酸塩泉(低張性・アルカリ性・高温泉)ph8.7

アクセス

この日は四万温泉日帰り弾丸湯巡りの旅で「御夢想の湯」へ行って参りました。
御夢想の湯へは、四万温泉バス停より、バス進行方向に見える味と遊びの散歩道へ。

鄙びた温泉街を絵に描いたような落合通りを進み、、、

落合橋で四万川を渡って、緩やかに山側へ上って行きます。

途中通りの山側と谷川に10数頭のニホンザルの群れと遭遇。
人間を警戒しているのか、目が合った瞬間、一斉に逃げ出しましたが、2頭だけがじっと残ってコチラを見ていたので、記念に一枚撮影させて頂きました。

 

ゆずりは飲泉所・杜の足湯

さて、御夢想の湯に向かうルートには二つの足湯があります。最初に登場するのは、バス停から徒歩10分ちょっと、ゆずりは温泉地区の「ゆずりは飲泉所・杜の足湯」。

四万温泉と一口に言っても地区ごとに少しずつ泉質が異なり、泉温やphも違います。
ゆずりは飲泉所・杜の足湯の泉質はカルシウム・ナトリウムー硫酸塩泉。四万温泉では最もアルカリ性が高くph9.0となっています。

飲泉してみると、積善館の飲泉所のものよりクリアで飲みやすいですね。
足湯に足を浸すと、山歩きの疲れもフワリと湯の中に解けていきます。

 

日向見薬師の足湯

ゆずりは飲泉所・杜の足湯を出て更に先へ進むと、小泉の滝休憩所があります。

休憩所から四万川を見下ろすと、眼下に小泉の滝が見えます。
この辺りから滝も多く、四万川もかなり上流のエリアになります。

その先、日向見橋を渡ると日向見温泉街。

日向見橋を渡った先は、右手が四万川ダム、左手が日向見温泉街。

暫く進むと階段を含む変則三差路に着きますが、コチラは迷わず真ん中の道へ。

すぐ次のY字路は看板に従って左手へ進みます。

ここまでバス停から徒歩25分程で御夢想の湯、日向見薬師の足湯に到着。

コチラが日向見薬師の足湯の温泉分析書。河原の湯や積善館は源泉温度60℃以上の高温泉で比較的中性でしたが、コチラは泉温48.2℃、phは8.9のアルカリ性です。

足湯は長方形の木桶に注がれており、丸太の椅子に座って浸かるスタイル。

そろりと足を入れてみると40℃前後の軟らかな湯の中に、ここまでの山歩きのむくみも溶けていくようでした。

 

御夢想の湯

日向見薬師の足湯の向かいにあるのが、今回目指して来た御夢想の湯。
四万温泉はその名の通り、四万の病傷を治すと称えられた古湯ですが、中でもコチラの御夢想の湯が、四万温泉発祥の地なのだそうです。

泉質は、カルシウム・ナトリウムー硫酸塩泉でph8.7のアルカリ性。
中を覗くと、この日貸切状態でした為、撮影した浴室内の写真も紹介しておきます。

シンプルな浴室に大人二人が入ったら一杯になりそうな黒い岩風呂が一つ。
まずは掛け湯で軽くお清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨

窓の外は四万川。川のせせらぎとトボトボと湯の流れる音だけが浴室内に響きます。
上を見上げると高い天井に湯気抜き窓。

これらの足湯や共同浴場を守り続ける湯守の皆様に感謝しつつ、温まったところで湯を上がり、御夢想の湯を後にしました。

 

帰りに日向見橋の向こう側に四万川ダムの雄姿が見えました。

本日ここまでのゆずりは・日向見の二つの足湯と御夢想の湯を四万温泉「湯さんぽMAPに」プロットしましたので、最後になりましたがUPしておきたいと思います。

本日も良い湯をありが湯ございました。
四万温泉へお出掛けの際は是非お立ち寄り下さい♪