湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

閉店|横浜温泉チャレンジャー|若葉台南|湯活レポート(温泉編)vol.126

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【所在地】神奈川県横浜市旭区上川井町2287番地

Google マップ

【入浴日】2021/8/25
【閉店日】2021/12/31
【泉質】ナトリウム‐塩化物泉(等張性・弱アルカリ性・高温泉)ph7.6

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この日は閉店の一報を受け、「横浜温泉チャレンジャー」さんへ行って参りました。
横浜温泉チャレンジャーさんへのアクセスは、まず東急田園都市線 長津田駅南口1番バス乗場より横浜市営バス40系統に乗車。

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最寄りの若葉台南バス停で下車し、すぐ右手の脇道から下の路地へ。

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下の路地へ下りたら、そのままバス通りに沿って進行方向へ進むと横浜温泉チャレンジャーさんの建物が近づいてきます。

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裏手からは煙突らしきものが見えますが、建物はかなり年季が入っていそう。

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バス停から徒歩3分程で横浜温泉チャレンジャーさん到着。
館内は下の図の通りです。

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それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
※ココからは無人の折にお邪魔し、施設にご了承を得て撮影させて頂いた写真を交えてレポートします。
浴室に入ると正面に富士山のペンキ絵、バルコニー側は極彩色のステンドグラス。

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かけ湯にも薄黄緑色の源泉が贅沢に注がれています。

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まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
右手が寝湯で左手がジェットバス、センターが主浴槽。
左右の浴槽で血行促進し、主浴槽で湯口付近に陣取りじっくり温まります。
薄黄緑色の源泉は、地下1,500mから湧出するナトリウム‐塩化物温泉。成分総計8,857㎎/㎏と温泉規定値8倍の濃度。化粧水等に使用される保湿成分メタケイ酸も102㎎/㎏と規定値の倍、目薬の成分メタホウ酸に至っては196㎎/㎏と規定値の39.2倍を誇り、体を温め、肌を清浄にし、保湿もしてくれる健康と美肌の湯加水、加温、循環、消毒していますが、泉温が44℃ある高温泉の為、最小限の加水、加温となっているようで、浴槽からもザアザア掛け流されている為、比較的新鮮な源泉が堪能出来ます。温泉ファンの間では良く話題に上る強めの油臭(油粘土の香りに近いと言えば伝わりやすいでしょうか)。弱塩味で浴感は多少のツルツル感あり。心地よい浸かり心地。
バルコニー側を見ると、ステンドグラスの窓明りが湯面に反映して幻想的です。

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湯口から常時浴槽に源泉が投入され、浴槽の淵から源泉がザアザア掛け流し。

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心ゆくまで湯に浸かり、バルコニーで汗が引くまで暫し外気浴。

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本日も良い湯をありが湯ございました。

 

横浜温泉チャレンジャーさんは、陸の孤島というか、一番近い電車の駅からも徒歩で40分以上、長津田駅からバスで15~20分。帰りのバス停も遠くて、行きのバス停より行きのバス進行逆方向に進み、若葉台南側交差点を左折した先にようやく駅方面行のバス停があります。しかも幾つか路線があり、系統を間違うと見当違いの方向へw

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すぐ脇に横浜温泉チャレンジャーさんの看板があるので、これが目印です。

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さて、横浜温泉チャレンジャーさんの営業は年内一杯。2021/12/31で閉店との事。

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コロナ禍での閉店という事で、この自家源泉まで失われるかと思うと残念です。
フロントの方にお話を伺うと、既に施設ごと賃貸に出されているそうです。
※アットホームサイトより⇒https://www.athome.co.jp/jr_03/dtl_6969374334/

賃貸料、保証金が高額の為、なかなか借り手が付かないかも知れませんが、年末閉店までに引受先が見つからなければ、取り壊しなのだそうです。
温泉にも物件にもご興味のある方がいらっしゃいましたら、是非行ってみて下さい。

太平館|大倉山|綱島温泉の歴史に触れる旅|湯活レポート(銭湯編)vol.598

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Google マップ

【入浴日】2021/6/16

この日は綱島方面へ所用ついでに「太平館」さんへ行って参りました。
太平館さんへは、東急東横線  大倉山駅東口方向へ出て、東横線沿いを左手方向へ。

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東横線沿いを道なりに緩い坂を上って行きます。

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その先、大曽根商店街通りに入る頃、右手前方に太平館さんの煙突が見えて来ます。

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駅から徒歩で10分程、衝撃の商店シャッターの奥に太平館さんが顔を覗かせます。

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裏手の駐車場からは雨天に煙を吐く太平館さんの煙突が聳え立つのが見えました。

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暖簾を潜って中へお邪魔すると、男女振り分け式入口に昔ながらの番台式。

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屋号も貼り紙で隠れていますが、男湯にもタペストリが掛かり辛うじて左側に女湯と書いてある為、右手が男湯と判ります。入口からここまである意味秘湯w

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それでは昔ながらの番台で受付を済ませて浴室へ参ります。 
浴室正面は男女浴室に跨る黄金富士のペンキ絵で麓に熱帯魚が舞い踊るタイル絵、男女浴室仕切り壁には欧風の湖の見えるタイル絵とこれもレトロ銭湯の定番スタイル。

※浴室内の模様は神奈川浴場組合Webサイトの動画リンクをご参照願います。

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まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
太平館さんのお湯は黒湯のナトリウムー炭酸水素塩泉。
浴槽は3層で左手は白湯の超音波マッサージ座風呂、センターと右手が温泉浴槽で右手は浅湯、センターが深湯となっています。座風呂で軽く腰回りの凝りをほぐし、浅湯から深湯へと移動し、綱島の黒湯源泉をじっくり堪能。体の芯まで温もってから、最後は手桶に組んだ黒湯源泉で絞ったタオルで全身を拭き上げて上がりました。

 

こちらは開店前後には入口シャッターにもペンキ絵が描いてあるそうです。
また時間に余裕がある時に一度お邪魔してみたいですね。

 

太平館さんの最寄は大倉山ですが、実は歩いて綱島駅も徒歩で15分強で行けます。
帰りは散歩を兼ねて大曽根商店街通りを大倉山と逆方向へ直進。
商店街を抜けて大綱橋交差点へ差し掛かるところに綱島源泉の石碑があります。

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この辺りは以前は東京の奥座敷として綱島温泉街が形成され、最盛期は60軒余りの旅館が軒を連ねたそうです。その名残は現在では数軒の温泉銭湯と、一部のスーパー銭湯に引き継がれています。下の写真がラヂウム冷泉湧出記念碑。

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裏を見ると当時の泉質でラヂウム、エマナチオン。内務省東京衛生試験所所長名で大正三年七月三十一日に検定され、この石碑は昭和八年三月建立されたようです。

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鶴見川の畔で往年の綱島温泉街の歴史に想いを馳せることが出来ました。
帰りはそのまま大綱橋から鶴見川の夕景を眺め綱島駅方面へ向かいました。

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本日も良い湯をありが湯ございました。
綱島方面へお立ち寄りの際は是非♪

横浜温泉 黄金湯|和田町|湯活レポート(銭湯編)vol.597

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Google マップ

【入浴日】2021/6/28

 

この日は横浜方面へ足を伸ばし「横浜天然温泉 黄金湯」さんへ行って参りました。
横浜天然温泉 黄金湯さんへは、総鉄本線 和田町駅南口を出て左手に進み、突き当りを右折し和田駅前商店街通りへ。

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この通りの正式名は水道道といい、商店街が途切れたところで街頭の標識が水道道商店会へと変わりますが、暫くこのまま直進。

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左手に美容室・日焼けサロンクルークさんが見えたら、隣の駐車場先の路地へ左折。

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緩い坂を上る途中に横浜温泉 黄金湯さんを発見!

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駅から徒歩7~8分で歩きしか頭にありませんでしたが、保土ヶ谷駅か和田町駅からバスも出ているみたいですね。最寄の黄金湯前バス停は黄金湯の正面ですw

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裏手の駐車場からは、梅雨空の曇天にすっくと伸びる煙突も見る事が出来ました。

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入口を入ると男女振り分け式の入口。
誇らしげに掲げられた天然温泉の看板が湯情に誘います。

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中の番台で受付を済ませて、早速浴室へ参ります。
浴室正面は銭湯ペンキ絵師 田中みずきさんによる城と富士山のペンキ絵。
浴槽立ち上がりの鯉のタイル絵がお堀の池の中のようでちょっとほっこりします。
男女浴室仕切り壁にも富士山のタイル絵。入浴時には富岳三十六計の額が仕切り壁のタイル絵の上にズラリと並び、窓側の浴槽横の壁には、風神・雷神のタイル絵が飾られていました。

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いつも通り沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨

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浴槽は右手からバイブラバス、寝湯、温泉浴槽。
まずはバイブラバスと寝湯で軽く全身の凝りをほぐして温泉浴槽へ。
横浜温泉 黄金湯さんの温泉は、少し青みがかった黒湯で、少し透明感もあり、例えていうならドクターペッパーのような色。泉質はメタケイ酸泉で、成分はそんなに濃くありませんが、その分体への負担は少ない為、安心してゆったり浸かれます。
番台横の温泉分析書(平成11年9月16日)には、重炭酸そうだ泉(炭酸水素イオン)に分類されていますが、現在の温泉法に照らすと少し成分が足りず新しい分析の時点で変更となったようです。

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日本温泉協会の掲示によると、加水、加温、循環、消毒となっていますが、関東の黒湯はほとんどが冷鉱泉な為、沸かす必要があるのと、物価統制法で入浴料上限が決まっている公衆浴場では、エネルギー効率(光熱費抑制)の観点から循環はやむなしかと思います。むしろ公衆浴場の温泉は、そのほとんどが自家源泉で、泉源から浴槽の距離が極めて近いので、フレッシュな点を喜ぶべきでしょう。

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温泉浴槽横の壁には平成21年12月14日の新しい分析書が貼ってありましたが、こちらはさすがに撮れませんでしたので、下はWeb上から拝借したものです。

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つらつらと温泉についての蘊蓄について色々書き連ねましたが、浴感は心地良く、タップリの黒湯に身を委ねながら、珍しいペンキ絵やタイル絵を暫し鑑賞。

しっかり温まってから、手桶に汲んだ源泉で絞ったタイルで全身を拭き上げ、横浜温泉を全身でくまなく堪能して上がりました。

 

ちなみにHPの動画によると女湯正面のタイル絵は大阪万博のシンボル太陽の塔。
こちらもかなり珍しい面白い絵ですよね。

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横浜温泉 黄金湯さんを後にし、和田町駅に戻ると駅舎が面白くついでに一枚撮影。
(よく見ると湯も黒ければ、駅も黒いw)

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本日も良い湯をありが湯ございました。
横浜方面へお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、Googleインドアビューより拝借しております。

竹の湯(橘編)|生麦銭湯散歩③|湯活レポート(銭湯編)vol.596

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Google マップ

【入浴日】2021/6/25

 

この日は生麦銭湯散歩で「竹の湯」さんへ行って参りました。
竹の湯さんへは、京急本線  生麦駅東口階段を下り、そのまま直進。突き当りを踏切を背に左折し、「商栄会」の看板が架かった生麦駅前通りへ。

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生麦駅入口交差点で第一京浜を渡ってそのまま直進。

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駅から徒歩3分程で竹の湯さんの看板が見えて来ます。

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建物脇からは竹の湯さんの煙突も拝見する事が出来ました。

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それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
竹の湯さんでは以前は男女浴室入替を行っていたそうですが、現在は固定されていらっしゃり、男湯が「橘」で女湯が「カプリ」となっています。

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浴室に入るとモノトーンのタイルに彩られたコンパクトな室内。

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まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速内湯からライド温♨
内湯はジェットエステバスとフットエステバスの水流兄弟。
軽く血行促進&凝りほぐしを済ませ半露天風呂へ移動。
半露天風呂は広い高濃度炭酸泉の岩風呂で、奥の小窓から外気が緩く流れ込みます。
湯温36~37℃と正に不感温帯でいつまでも浸かっていられる心地よさ。


内湯と半露天の炭酸泉でしっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
竹の湯さんのサウナはロッキーサウナで、この日のコンディションは85℃。
発汗後はサウナ室前の水風呂へ。こちらは水温20℃。
バイブラが効いている為、天使の羽衣を纏う事が出来ない分、体感温度は18℃程。
クールダウン後は半露天エリアで露天外気浴を堪能。
この日は以下3セット楽しませて頂きました。

・ロッキーサウナ7分⇒水風呂1分⇒半露天外気浴3分
・ロッキーサウナ10分⇒水風呂1分⇒半露天外気浴3分
・ロッキーサウナ12分⇒水風呂1.5分⇒半露天外気浴5分

仕上げはそのまま露天の高濃度炭酸泉を心ゆくまで堪能し、熱めのシャワーで全身を流して上がりました。

 

湯上り後は、銭湯散歩ですから夕涼みを兼ねて付近を散策。
元来た道を竹の湯さんの先へ進むと突き当りの生麦の旧道の向かいがキリンビールの生麦工場。時間があればビール工場見学も出来ますよ。

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そこから右折し生麦の旧道を進むと、今度は高速道路が交錯する下辺りに生麦事件碑が立っています。生麦事件碑の向こう側はキリンの生麦工場。幕末から令和の歴史もこの地で交錯しています。

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横浜市教育委員会の案内板によると生麦事件が起きたのは江戸時代に遡り文久2(1862)年9月14日、江戸での任務を終えた薩摩藩士が行列を妨害したとして遭遇したイギリス人4人の内、1名を殺害、2名に重傷を負わせた事件。
それを機に薩英戦争に発展した物との事。

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石碑は明治16(1883)年12月、イギリス商人リチャードソンが落命した地に遭難碑を建てた物が現在に残されているのだそうです。
銭湯散歩で江戸から令和の生麦の歴史にも触れ、何だか感慨深い気分に。

 

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
鶴見方面へお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、神奈川県浴場組合Webサイトより拝借しております。
※コチラはその他の生麦銭湯散歩の入湯レポートです↓

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宮下湯|生麦銭湯散歩②|湯活レポート(銭湯編)vol.595

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Google マップ

【入浴日】2021/6/24

 

この日は生麦銭湯散歩で2湯目に「宮下湯」さんへ行って参りました。
宮下湯さんへは、京急本線 生麦駅西口より歩道橋でJR線路上を渡り、階段を下った先、踏切を背にして右手の神谷商栄会通りへ。

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神谷商栄会通り突き当りの安養寺の手前を左折。

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この辺りは寺社が多く、程なく右手に杉山神社が見えて来ます。

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杉山神社を過ぎてすぐの法政大学国際高等学校入口の案内に従って右手の坂道へ。
宮下湯さんへは、ここから一つ丘を越えます。正に丘を越え行こうよ~♬w

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丘の頂上付近の法政大学国際高等学校脇を素通りし、そのまま直進。

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この先、急な階段を下った先、突き当りを右折。

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駅から徒歩8分程で宮下湯さん到着。

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建物脇からは宮下湯さんの薪置き場と煙突も仰ぎ見る事が出来ました。

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それでは暖簾を潜って中へお邪魔します。男女振り分け式入口で男湯は左手。

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中へお邪魔して、「ん!?」誰も居ない、、、番台の女将さんにお伺いすると撮影のご許可を頂けましたので、脱衣場、浴室風景の写真を交えお届けさせて頂きます。
宮下湯さんはコンパクトな銭湯です。脱衣場には懐かしの籐籠も置いてあります。

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それでは準備を済ませて浴室へ参ります。
浴室正面はアルプスのタイル絵。創業85年余りとの事ですが、中普請され、浴室内は見た目もピッカピカで設備も新しい為、気持ちよく利用出来ます。

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この日2湯目ですので沐浴は簡潔に済ませ、早速お風呂へライド温♨

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浴槽は右手が超音波マッサージ座風呂で左手が浅湯。透明度の高い薪沸かしのお湯がタップリ注がれ、肌触りが柔らかく心地よい浴感。入っているとザァザァと微かな音が聞こえ、よく見ると浴槽から微かにオーバーフローしてかけ流し状態w

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家風呂では絶対味わえない贅沢な湯浴みを味わい大満足。
最後は軽く熱めのシャワーで流して上がりました。
湯上り時に気づきましたが、排水口の蓋がカニさんで可愛らしいです。

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アイドルタイムだった為かも知れませんが、結局この日は終始貸切状態でした。
「どうぞごゆっくり~♪」「いい写真が撮れた~?」と始終親切な女将さんに感謝。

 

本日も良い湯をありが湯ございました。
鶴見方面へお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、神奈川県浴場組合Webサイトより拝借しております。
※コチラはその他の生麦銭湯散歩の入湯レポートです↓

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朝日湯|生麦銭湯散歩①|日本一の黒湯|湯活レポート(銭湯編)vol.594

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Google マップ

【入浴日】2021/6/24

 

この日は生麦銭湯散歩で1湯目に「朝日湯」さんへ行って参りました。
朝日湯さんへは、京急本線 生麦駅東口階段を下り、京急線沿いを左手方向へ。

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居酒屋みさおの先を右折し、路地へ入ります。

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第一京浜にぶつかった角、駅から徒歩4分程で朝日湯さん。

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それでは暖簾を潜って中へお邪魔します。

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※実はこの日、こちらが日本一の黒湯と伺い、事前に女将さんにご了承を得て、開店前に中の様子を撮影させて頂きましたので、そちらの写真を交えてレポートさせて頂きます。

脱衣場の天井は見事な折り上げ格天井。

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準備を済ませたら早速浴室へ参ります。
浴室正面は渓流のグラフィック。

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まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
左手よりポイントマッサージ座風呂、赤外線風呂、温泉浴槽(浅湯)、温泉浴槽(深湯)。左手より順繰り湯巡りして温泉浴槽へ。

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朝日湯さんの温泉は地下152mから毎分227ℓ湧出するナトリウムー炭酸水素塩泉で温泉チャンピオンの郡司さんをして日本一の黒湯と言わしめた漆黒の温泉です。

www.gunjion1000.com

下の写真は開店前に撮影したものですが、手を差し入れると透過度は7~8㎝程。黒さが際立っている為、表面が反射して浴室内の景色が鏡のように映っています。東京都大田区や神奈川県川崎方面の黒湯は、コールタールのような黒褐色で化石海水の海藻ミネラル分を多く含む為かヌルヌル感があり、出し汁のような味覚ですが、こちらは墨汁のような漆黒で、多少ツルツル感はあるもののサラリとしていてモール泉特有の匂いや味覚はありません。
泉質はナトリウムー炭酸水素塩泉。成分総計は1,117㎎/㎏と正真正銘の療養泉で、主成分はクレンジング効果の高い炭酸水素イオン717㎎/㎏。保湿効果のメタケイ酸も66.3㎎/㎏含んでおりW美肌の湯と言えると思います。

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さて、黒湯温泉でしっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
朝日湯さんのサウナはガス遠赤外線ヒーターで、この日のコンディションは86℃。
1セット目は78℃程で徐々に室温が上がっていったので、開店間際にヒーターのスイッチを入れて、ベストコンディションになるのは開店1時間後位かも知れません。

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サウナ室内には微かにBGMが流れていて、この日は懐メロヒット歌謡。
※この日聴き取れた曲をUPしておきますので、皆様も懐メロヒット歌謡サウナの世界観をお楽しみ下さいw

一青窈「ハナミズキ」

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発汗後はサウナ室隣の黒湯水風呂へ。こちらの水温は約20℃。

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湯船よりもこちらの方が色が濃く感じ、開店前に手を差し入れた写真がコチラ↓

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透過度は5㎝程度でしょうか、かなり黒いです。
身を沈めると、最初こそヒヤリと感じますが、静水の為、すぐに天使の羽衣に包まれます。カランから泉温17.2℃の生冷鉱泉がドボドボ注がれており、本物の源泉かけ流し状態。ずっと浸かっていられる心地よさで至福のクールダウン体験。
この日は遠赤外線サウナとの温冷交互浴を以下2セット楽しませて頂きました。
・サウナ3曲⇒かけ流し黒湯冷鉱泉水風呂1.5分⇒休憩3分
・サウナ3曲⇒かけ流し黒湯冷鉱泉水風呂1.5分⇒休憩5分

仕上げは熱めの黒湯の深湯で再度全身で日本一の黒湯を堪能し、汗止めを兼ねて水風呂から汲んだ黒湯冷鉱泉で絞ったタオルで全身を拭き上げて上がりました。

 

湯上り後、第一京浜の向かい側から朝日湯さんの全景を一枚撮影し、この日2湯目の宮下湯さんへ向かいました。

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本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
鶴見方面へお立ち寄りの際は是非♪

※コチラはその他の生麦銭湯散歩の入湯レポートです↓

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閉店|湯の郷かずさ|木更津|湯活レポート(スーパー銭湯編)vol.13

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【所在地】千葉県木更津市潮見5ー7ー1

Google マップ

【入浴日】2021/8/23
【閉店日】2022/9/30

 

この日は木更津方面へ出掛けついでに「湯の郷かずさ」さんへ行って参りました。
湯の郷かずささんへは、JR内房線 木更津駅西口3番バス乗り場より、日東バスでイオンモール木更津、君津駅方面乗車。

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最寄りのバス停は県営住宅前(写真撮りますれました;;)。バス停からは徒歩3分程です。
表からは分かりづらいですが、裏手川沿いからは男女浴室の四角錘の屋根とその頂点に飛び出た湯気抜き窓、両浴室の間に聳える煙突等が見て取れます。

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入口を入るとペットのわんこがお出迎え、、、寝てましたね。

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何はともあれ、受付を済ませて浴室へ参ります。

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まずはいつも通り沐浴で全身お清めを済ませ、早速内湯からライド温♨
内湯は気泡風呂と手足を伸ばして寛げる広い浴槽。

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湯の郷かずささんは、温泉ではなく沸かし湯のスーパー銭湯ですが、水がとても良いです。千葉県で唯一平成の名水百選に選ばれた弱アルカリ性の「久留里の名水」を贅沢に使用しており、飲水所ではこのミネラルウォーターを飲む事も出来ます。
内湯で軽く温まったところで露天エリアへ移動。
露天エリアの入口は久留里の名水を惜しげもなく注いだ上総名水の湯。
鳥の囀りを聴きながらの露天風呂は極楽、極楽♪

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続いて上総名水の湯の上手にあるジャグジーバスでホッと一息。

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流れで高濃度炭酸泉へ移動し、シュワシュワの感触を堪能。
夏場は特に、このぬる湯のシュワシュワがたまりませんよね。

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名水のお風呂でしっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
湯の郷かずささんのサウナはガス遠赤外線ヒーターで、この日の室温は88℃。
マイルドな熱気で程よく蒸される中、じっくり発汗を楽しみます。

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発汗後は露天エリアにある水風呂へ。こちらは水温18℃。
久留里の名水かけ流しの水風呂は最高の心地よさでクールダウンを満喫。

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湯の郷かずささんには、実はもう一つの水風呂が。
それが源泉ぬる湯(光明石の鉱石を通した人工温泉)で水温28度。
ひんやりするプール程度ですが、水風呂との温冷交互浴でととのい間違いなし!

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この日は以下3セット楽しませて頂きました。

・サウナ7分⇒久留里の名水風呂1.5分⇒源泉ぬる湯1.5分⇒露天外気浴3分
・サウナ10分⇒久留里の名水風呂1.5分⇒源泉ぬる湯1.5分⇒露天外気浴3分
・サウナ12分⇒久留里の名水風呂1.5分⇒源泉ぬる湯1.5分⇒露天外気浴5分

仕上げは心地よかった高濃度炭酸泉を存分に楽しみ、久留里の名水の掛け湯で軽く流して上がりました。

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。

湯の郷かずささんの閉店が聞こえて来たのは、1年後の2022年9月。
閉店日は2022/9/30との事。
誠に残念ではございますが、ひとまずこの場をお借りしてこれまでのご営業に深謝♨

※浴室内は撮影不可の為、施設にご了承頂き、公式HPより拝借しております。

サウナきさらづ つぼや<男性専用>|湯活レポート(サウナ編)vol.61

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sauna-ikitai.com

【所在地】千葉県木更津市潮見7-3-2

Google マップ

【入浴日】2021/8/23

 

この日は夏休みの終わり3の付く日という事で、サウナ体験後の感覚を表す『ととのった』という言葉の発案者 濡れ頭巾ちゃんをして『家族経営サウナの頂点的存在』*1と言わしめた「サウナきさらづ つぼや」(以下「サウナきさらづ」)さんへ行って参りました。
サウナきさらづさんの最寄はその名の通りJR内房線 木更津駅。
徒歩でも行けなくはないですが、40分以上掛かる為、西口を出てバス停を探します。

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西口駅前でバス路線案内図を発見。どうやら3番バス乗り場で日東交通バスにてイオンモール木更津か、君津駅方面に乗れば良いようです。

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そうこうしている内に3番バス乗り場に日東交通バス到着。

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バスに揺られる事10分強で最寄りのソニー入口バス停に到着。
バスから降りてバス進行方向を見ると、既にサウナつぼやの看板が見えています。

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バス停からは徒歩1分で看板の先、広い駐車場の奥のサウナきさらづさん到着。

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早速玄関を入ると、そこには由緒正しいローカルサウナの佇まい。

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OPEN直後に伺いましたので、まだ空いていて下足箱37(サウナ)番GET!
招福の牛の置物がこの後のサウナでのご利益をお約束してくれているようですw

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それでは早速受付を済ませて、浴室へ参ります。
サウナきさらづさんは、HP等も無く、浴室写真もWeb上には出ていない為、私の拙い図解ではありますが、こちらをご覧頂きながらイメージして頂ければと存じます。

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広い浴室の左右に2つのサウナ、正面に浴槽が並んでいます。
まずは用意されたアメニティ*2を駆使して全身お清めを済ませます。
サウナ前の下茹ではセンターの広いジェットバス付ジャグジーバスからライド温♨
軽く温まったら、お隣の浴槽へ。ここで何だか違和感が、「お湯がく、黒い!?」
最初、薬湯かとも思いましたが、何か違う。湯触りも何だかツルツルするし、39℃程のぬるめの湯温とも相まって、絶妙の心地よさです。後で、女将さんに伺うと鉱泉風呂との事。正式に温泉分析等していらっしゃらないのか、もしくはごく僅かの差で温泉法の温泉ではないのかも知れませんが、浸かり心地は間違いなくマイルドなモール泉です。温泉ソムリエマスターでもある湯活のススメ管理人としては、事前情報の無い中で嬉しいサプライズ!時間はあるので、のんびり心行くまでモール泉の感覚を味わいました。

 

さて、鉱泉風呂でしっかり下茹でも仕上がったところで、いざサウナ室へ。
残念ながらスチームサウナの方はボイラー故障で暫く休止中との事で、こちらはまたの機会に。では遠慮なくメインディッシュのドライサウナを頂きます。
サウナきさらづさんのドライサウナはメトス社製のサウナストーブにフィンランド産の香花石を積み上げたロッキーサウナで、この日のコンディションは114℃‼
入ってすぐは、じんわりマイルドな温かさを感じますが、座面に腰を下ろして暫くすると強烈な熱気が対流で頭上の方からじわじわ噛みついて来ますw
発汗後はサウナ室前の広い水風呂へ。ザアザア冷水かけ流しで水温20℃。
プールのように広い水風呂で全身を冷水に包まれ、心地よくクールダウン。
クールダウン後は浴室中央の広いスペースに用意されたととのいスペースへ。
図面のグリーンの円形状の物はテーブル付きのビーチパラソルで、その周囲にととのい椅子が前後3脚ずつ並べられています。ととのい椅子に深く腰掛け、水風呂に冷水が注ぐドボドボという音に耳を傾けている内、至福のディープリラックスがw
間違いなく招福の牛さんの置物のご利益はありましたw
この日は都合で以下3セット。

・灼熱ロッキーサウナ7分⇒かけ流し水風呂1.5分⇒休憩3分
・灼熱ロッキーサウナ10分⇒かけ流し水風呂2分⇒休憩3分
・灼熱ロッキーサウナ10分⇒かけ流し水風呂2分⇒休憩5分

仕上げは鉱泉風呂で再度体の芯まで温まり、シャワーで軽く流して上がりました。

 

湯上り後、ドレッサーで身だしなみをととのえますが、サウナきさらづさんのドレッサーは脱衣場ではなく、ロビーの脇にあります。

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身だしなみをととのえたら、タップリ汗を流したので、レストスペースで水分補給。
広いレストスペースの正面には福禄寿の置物、その上の窓はステンドグラス。
この辺りのテイストも昭和の健康ランドを色濃く反映した雰囲気になっています。

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チョイスしたドリンクはスッキリしたい事もあり、Coke is it‼ 

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喉の奥から、体内まで爽快な気分になり、サウナきさらづさんを後にしました。

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本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
木更津方面へお立ち寄りの際は是非♪

*1:別冊SPA!「ベストサウナ」扶桑社でのコラムより

*2:サウナきさらづさんのアメニティはナイロンタオル、髭剃り、シェービングフォーム、ヘッドマッサージャー等が揃っています

閉店銭湯|古河浴場|古河市最後の銭湯|湯活レポート(銭湯編)vol.593

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【所在地】茨城県古河市東1-11-3

Google マップ

【入浴日】2021/5/30
【閉店日】2022/2/15

 

この日は宇都宮線沿線の立ち寄り湯で「古河浴場」さんへ行って参りました。
実はこれが茨城銭湯初訪問となります。
古河浴場さんへは、JR宇都宮線 古河駅東口より駅前の十間通りを直進。

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二本目の結城信用金庫と中古ゲーム店の間の路地へ左折。

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駅から徒歩2分程の駅近銭湯。
ビル型銭湯ですが、横の駐車場からは古河浴場さんの煙突全景も見られました。

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屋号入りの行燈看板下のこれも屋号入りの暖簾を潜り中へお邪魔します。

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外観と異なり、中は正統派のレトロ銭湯。大入の額の右方が殿方、左方が御婦人。

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昔懐かしい番台で親切な女将さんに入浴料を支払い、浴室へお邪魔します。
※古河浴場さんはHP等も無く浴室写真はWebにも出ていない為、拙い図解ですが、お付き合い願います。

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まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
浴槽はシンプルな2槽で、右手の小さいほうが浅湯で左手の弧を描いた広めの浴槽が深湯。古河浴場さんのお湯は地下150mからの天然井戸水を薪で沸かして提供しています。井戸水が良いのかとても澄んだお湯で、浴槽内の水玉のマーブル模様がクッキリ見えます。柔らかいお湯に包まれ、体の芯までしっかり温まってから上がりました。

 

本日も良い湯をありが湯ございました。
休業の知らせが届いたのは2021年も年の瀬を迎えた頃。

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その後、年が明けて2月に入り閉店のお知らせが貼り出されたとの事。
再訪叶わず、誠に残念ですが、これまでの永年のご営業に深謝♨♨

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これで古河市からも銭湯の灯が消え、茨城県で唯一の銭湯は日立市の福乃湯さん1軒のみとなってしまいました。少しでも長く続いて欲しいものです。

桜湯|熊谷銭湯散歩②|湯活レポート(銭湯編)vol.592

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www.saiyoku.jp

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Google マップ

【入浴日】2021/5/4

 

この日は熊谷銭湯散歩で2湯目に「桜湯」さんへ行って参りました。
桜湯さんへは、JR熊谷駅北口を出て駅前ロータリー正面の道を直進。

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筑波三丁目交差点を左折し、筑波中央通りへ。

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駅から徒歩3分程で右手に桜湯さんが見えて来ます。
建屋の裏手からは青空に映える桜湯さんの煙突全景も見られました。

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それでは暖簾を潜って中へお邪魔します。右手が殿方、左手が婦人です。

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桜湯さんの創業は何と大正8(1919)年!これまで100年超、湯を沸かし続け地域の方々に愛されてきた重みが感じられます。番台も最近では珍しい高い座面スタイル。

 

それでは準備を済ませて浴室へ参ります。
浴室は男女共、両袖に屋号の通り桜の木を従えた富士山のペンキ絵。
※写真は埼玉県浴場組合Webサイトからの拝借で女湯側の景色。ペンキ絵は描き換えられる前の物。

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この日2湯目の為、沐浴は簡潔に済ませ、早速お風呂へライド温♨
正面のメインバスは左手が座風呂で右手はミクロバイブラ付き浅湯。
軽く温まったら浴室サイドにある薬湯へ。この日はライトグリーンの「イヴタス森林浴の湯」。天然井戸水の沸かし湯と薬湯でお湯がとても柔らかく心地よい浴感。森林浴の薫りに包まれて心ゆくまで寛ぎ、最後は熱めのシャワーで流して上がりました。

 

湯上り後、辺りはすっかり夜の帳が下り、灯りが灯った桜湯さんに一礼して熊谷駅の方へ向かいました。

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本日も良い湯をありが湯ございました。
熊谷方面へお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、埼玉県浴場組合Webサイトより拝借しております。
※コチラは熊谷銭湯散歩①「見晴湯」さんの入湯レポートです↓

yukatsu.hatenablog.com