湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

由縁別邸 代田|世田谷代田|湯活レポート(温泉編)vol.117

f:id:kenichirouk:20210426215150j:plain

www.uds-hotels.com

【入浴日】2021/4/26(良い風呂の日)
【所在地】東京都世田谷区代田2-31-26

Google マップ

【泉質】単純温泉(低張性・アルカリ性・低温泉)ph8.9「箱根 芦ノ湖温泉」

 

この日は独泉、沐浴を求め「由縁別邸 代田」さんへ行って参りました。
由縁別邸 代田さんへは、小田急線 世田谷代田駅東口正面、徒歩30秒w

f:id:kenichirouk:20210426215259j:plain

改札を抜けると、そこはもう由縁別邸の世界。

f:id:kenichirouk:20210426215503j:plain

角を曲がると由縁別邸入口への一本道。

f:id:kenichirouk:20210426215636j:plain

それでは暖簾を潜って由縁別邸の懐へ。

f:id:kenichirouk:20210426215840j:plain

中へ入ると侘び寂の静寂の空間が広がっています。

f:id:kenichirouk:20210426220204j:plain

事前予約の日帰り入浴のコースで、まずは茶寮でお茶と甘味を頂きます。
この日の私のチョイスは茶師十段の煎茶に茶師十段のほうじ茶プリンを合わせてみました。煎茶はぬるめに調節されたお湯で茶葉が開き、仄かな甘みが感じられます。ほうじ茶プリンの方は逆に甘さ控えめでほうじ茶の薫りが芳ばしい大人の味覚。
この両者のマリアージュは結果、大正解でした。

f:id:kenichirouk:20210426220903j:plain

 

さて、一服したところで、浴室へ参ります。
浴室へは受付で渡される木目のカードを浴室扉のセンサーにかざして入場します。

f:id:kenichirouk:20210426221340j:plain

まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速内湯からライド温♨
由縁別邸 代田さんのお湯は箱根芦ノ湖温泉からの運び湯。運び湯ながら、源泉成分が活きているのか、入るとジワ~ンと家庭の水道水の沸かし湯とは違った感覚に包まれます。アルカリ性で化粧水成分のメタケイ酸も89.2㎎/㎏と温泉法規定値の約1.8倍含有する美肌の湯をじっくり堪能。

f:id:kenichirouk:20210424132220j:plain

f:id:kenichirouk:20210424132253j:plain

内湯で軽く温まったところで露天風呂へ移動。
こちらは石庭を望む檜風呂。檜風呂の浴槽からはヒノキチオールという檜の精油成分が染み出し、ツルツルした肌触り。傾斜した壁面や石の配置の遠近法で奥行きのある絵画のような切り取られた坪庭を眺めながら、静かに時が流れてゆきます。

f:id:kenichirouk:20210424132444j:plain

 

露天風呂でしっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
由縁別邸  代田さんのサウナはボナサウナ*1で、この日のコンディションは86℃。
7~8分に1度オートロウリュ*2が作動し、ジュ―ッ、ジュワワーッという蒸気が爆ぜる音だけがサウナ室内にこだまします。

f:id:kenichirouk:20210424132701j:plain

発汗後はサウナ室前に設置された、贅沢に岩をくり抜いて作った円型の岩水風呂へ。
水温は16.7℃。吐水口と浴槽内から常時新鮮な水が注がれ、心地よい爽快感。
この日は以下3セット楽しませて頂きました。

・ボナサウナ7分⇒岩水風呂1分⇒露天外気浴3分
・ボナサウナ10分⇒岩水風呂1分⇒露天外気浴3分
・ボナサウナ15分⇒岩水風呂1.5分⇒露天外気浴5分

ガッチリ汗と一緒に浮世の煩悩を洗い流した後、仕上げは露天の檜風呂で再度全身に美肌の源泉を身に見に纏い、軽く拭き上げてから上がりました。

由縁別邸さんでのお風呂とサウナは、一言で言うなら「幽寂閑雅」という言葉がピッタリのミニマルで調和のとれた美的空間と体験でした。

 

本日も良い湯、良きサウナ、上品な甘味をありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、施設の了承を得て公式HPより拝借しております。

*1:座面の下にヒーターが仕込まれている。ストーブの面積や設置個所に左右されない為、面積の狭いサウナやレイアウトの自由度が求められるサウナで採用される。由縁別邸さんの場合は、静寂、ミニマルな空間造りを目指されている為、あえてボナサーム型を選択したものと想像します

*2:ロウリュとはフィンランド語で「蒸気」。座面下のサウナストーブにタイマーかセンサーで定期的に水が注がれ、高温の蒸気が発生する事で、サウナ室内を適湿に保つと同時に、入浴客の体感温度を上げ発汗を促進する

SaunaLab 神田(OKEエリア編、IKEエリア編)|神保町|湯活レポート(サウナ編)vol.54

f:id:kenichirouk:20210507054247j:plain

saunalab.jp

【所在地】東京都千代田区神田錦町3-9 神田ポートビル

Google マップ

【入浴日】2021/5/6(OKEエリア編)

この日は2021/4/26に東京初進出した「SaunaLab 神田」さんへ行って参りました。
SaunaLab 神田さんへは、最寄りの神保町駅A9出口を出て目の前の通りを左手へ。

f:id:kenichirouk:20210507054505j:plain

神保町一丁目交差点が見えたら右折。

f:id:kenichirouk:20210507054744j:plain

駅から徒歩3~4分でSaunaLabさんの入る神田ポートビルが見えて来ます。

f:id:kenichirouk:20210507054944j:plain

ちょっと分かり辛いですが、こちらの入口から中へお邪魔します。

f:id:kenichirouk:20210507055125j:plain

SaunaLabさんは入ってすぐのコチラの階段を下った地下にあります。
階段の上には巨大なサウナハットが!

f:id:kenichirouk:20210507055248j:plain

階段を下ったところがフロントで、そちらで受付を済ませます。
フロント周りのエントランスは大きく3つのゾーンに分かれています。

・FOREST LIBRALY(待合スペース)
現在、SaunaLab神田さんは完全予約制ですので、早めに到着した際やサウナ浴後の休憩、待ち合わせ時等、こちらで過ごす事が出来ます。サウナ関連本等も置かれていて、自由に手に取って眺める事が出来ます。

f:id:kenichirouk:20210507060404j:plain

・VIHTA MOUNTAIN(休憩スペース)

サウナ後に時間が余った際、予約時間終了後も、こちらでサウナの余韻を楽しむ事が出来ます。それにしても何でしょう、このエモい空間は!

f:id:kenichirouk:20210507060645j:plain

VIHTA MOUNTAINの上にクルクル回るものはよく見ると「サウナ」の文字ですw

f:id:kenichirouk:20210507060821j:plain

・SAUNA MARKET
こちらではサウナ関係の様々なグッズを購入する事が出来ます。サウナハットからロウリュ用のバケツ、ラドル等々さながらサウナグッズのショールームです。

f:id:kenichirouk:20210507061056j:plain

ロビー内のBGMは、とくさしけんご氏の「MUSIC FOR SAUNA NORNING SaunaLab LP Edition」。耳から聞こえる音までエモいですw

f:id:kenichirouk:20210520105624j:plain

それでは本日はOKEエリアとの事で、こちらのオフホワイトの暖簾から潜入します。

f:id:kenichirouk:20210507061319j:plain

暖簾を潜ると目の前に大木が!この脇の扉の先がOKEエリアです。

f:id:kenichirouk:20210507061454j:plain

 

ここからは写真撮影不可で、HP等に写真も出ておらず、公式サイト等からの流用も不可との事ですので、レポートで綴りますが、ご興味のある方は、是非現地に訪れてご自身の目でご確認ください。一応入口で配布される館内図を載せておきます。

f:id:kenichirouk:20210507061722j:plain

まずはシャワーブースで全身お清め。置いてあるシャンプー、コンディショナー等のアメニティもフィンランド製の物のようで文字が読めませんが、語感や中身の感じで何となく判ります。ちなみに使い心地や香りはなかなかGood♪

お清めが済んだところでサウナ室へお邪魔します。
OKEエリアのサウナは全部で4つ、ICE SAUNA以外は全てサウナストーンを使用した本格的なフィンランドサウナスタイルで、全てセルフロウリュ可能です。

・FOREST SAUNA(80℃)
上下二段、フィンランドの森のサウナ小屋のようなシンプルな造り。この日こちらのロウリュ用の水にはヴィヒタ*1のアロマで香りづけがされていました。マイルドなサウナですが、ロウリュする事で体幹温度を上昇させます。

・OKE SAUNA(82℃)
OKEエリアのシンボル的なサウナ。サウナストーブも他の2つよりも大きく、全体が桶サウナのような円筒形の樽上の構造になっています。最もオーソドックスなサウナ浴が楽しめます。

・KARA FURO(85℃)
薄暗い一人用サウナで中で寝そべる事も可能です。サウナベンチ脇にサウナストーブがあり、セルフロウリュ用のアロマはほうじ茶の薫りでした。サウナストーブと近い事もあり、天井も低くロウリュの蒸気がすぐ降り注ぐ為、一番熱く感じました。

・ICE SAUNA(ー25℃)
シャワーブース横の引き戸の奥、二重扉の中が一人用のアイスサウナ。SaunaLabさんでは水風呂が無い代わりにこちらのアイスサウナが設置されています。
ー25℃と伺い身構えましたが、足元にはトナカイの毛皮が敷いてあり、サウナで火照った後は、意外と心地よくクールダウンする事が可能です。ラップランドでオーロラを眺めながら外気浴するのはこんな気分かな等と夢想しながらクールダウン。ただ油断すると1分を超えた辺りで髪の毛がバリッパリに凍りビックリ!
意外と居心地が良いですが、無理はしないようにしましょう。

KARA FUROとICE SAUNAは一人用の為、最初は物珍しく待ち時間が出ますが、現在は人数制限を加えた完全予約制の為、後半は入り放題に。但し90分という時間は意外とタイトで各サウナを1セットずつ楽しむので時間いっぱいとなりました。

・FOREST SAUNA10分⇒温水シャワーで汗を流し、ICE SAUNA2分⇒休憩3分
・OKE SAUNA10分⇒温水シャワーで汗を流し、ICE SAUNA2分⇒休憩3分
・KARA FURO10分⇒温水シャワーで汗を流し、ICE SAUNA2.5分⇒休憩3分

個人的にはKARA FUROが一人の為、自分のペースでロウリュが楽しめるのと、ほうじ茶アロマの薫りが素晴らしく、一番好みのセッティングだったかも。

仕上げは温水シャワーで汗を流し、ICE SAUNAでパリッパリになった髪をコンディショナーでととのえてから上がりました。湯上り後のドライヤーがダイソンなのも入浴客にとっては嬉しいポイントですね。

本日も良いサウナをごちそうさまでした。

 

【入浴日】2021/5/19(IKE SAUNA編)

水曜のみ男女サウナエリアが入替制の為、この日はもう一つのサウナエリア「IKE SAUNA」が男性サウナになる日。SaunaLab神田さんへ再訪しました。

f:id:kenichirouk:20210520090617j:plain

パッと見分かり辛いですが、玄関脇にはサウナラボ神田と書かれた表札が。

f:id:kenichirouk:20210520090752j:plain

受付を済ませ、早速IKE SAUNAエリアへ参ります。

f:id:kenichirouk:20210520090912j:plain

サウナエリア内は撮影不可の為、こちらもフロアマップを参考にご覧ください。

f:id:kenichirouk:20210507061722j:plain

この日もシャワーブースで全身お清めを済ませ、早速サウナゾーンへライド温♨

・IKE SAUNA(70℃)
IKE SAUNAエリアの象徴的サウナ。奥に水盆のような浅いIKE(池)が設けられており、水の流れる音だけがする静寂のサウナ。座面が高く床上げされており、天井は低く、枕も用意されている為、寝そべりサウナが楽しめるようになっています。

・FOREST SAUNA(88℃)
サウナストーンが積まれたストーブ前にヴィヒタアロマ水のバケツが置いてあり、セルフロウリュが楽しめます。マイルドなサウナですが、サウナストーブが大き目で天井が低い為に、ロウリュする度にドカンと体感温度が上がる仕様。

・NKY(常温)
入口には両面に「眠」と「空」と書かれた札が掛かり、空き状況が判るようになっています。NKYとは何ぞや!?と思い、中に入るとヴィヒタが全面に釣られた一人用の小部屋で、外気浴に対する「内気浴」の意味だそうです。ヴィヒタの薫りに包まれ、一人静かにリラックスする事が出来ます。

・ICE SAUNA(ー25℃)
OKEエリア同様、ー25℃の極冷空間。北極圏のラップランドでの疑似外気浴を実体験出来ます。この日は足元のトナカイの毛皮も若干氷ぎみでした(苦笑)w

この日はNKYでの内気浴体験を挟みつつ、以下3セット。

・IKE SAUNA10分⇒温水シャワーで汗を流し、ICE SAUNA2分⇒休憩3分
・FOREST SAUNA10分⇒温水シャワーで汗を流し、ICE SAUNA2分⇒休憩3分
・NKYでの内気浴でヴィヒタの薫りを堪能
・OREST SAUNA12分⇒温水シャワーで汗を流し、ICE SAUNA3分⇒休憩5分

サウナ、ICEサウナ後は髪の毛がパリッパリになるので、最後は温水シャワーでトリートメントしつつ、軽く温まってから上がりました。

 

サウナ浴後の余韻に浸りながら、VIHTA MOUNTAINに別れを告げてSaunaLabさんを後に。何となくスキーヤーやスノーボーダーが雪山に別れを告げる気分ですかねw

f:id:kenichirouk:20210520091201j:plain

本日も良いサウナをごちそうさまでした!
帰りに自宅最寄り駅の夕焼けが素晴らしく記念に一枚。

f:id:kenichirouk:20210605210947j:plain

SaunaLab神田さんは、現在完全予約制。上記公式サイトの予約フォームにて要予約です。毎日0時に6日後の予約枠が解放されますが、現在は人数制限があるのと人気の為、午前中の内には予約がいっぱいになるようです。ご希望日がありましたらお早目のご予約がおススメです。

*1:白樺の枝葉の抽出エキス

第二宝湯|荻窪銭湯散歩②|湯活レポート(銭湯編)vol.512

f:id:kenichirouk:20210610200352j:plain

suginami1010.com

f:id:kenichirouk:20201011125458p:plain

Google マップ

【入浴日】2020/10/11

 

この日は荻窪銭湯散歩で二湯目は「第二宝湯」さんへ。
実は第二宝湯さんへは、この日1湯目の藤乃湯さんから真っ直ぐ進んだ先。駅からの道程は、藤乃湯さんまでについては、先の藤乃湯さん入湯レポートをご参照下さい。

yukatsu.hatenablog.com

藤の湯さんまで通って来た路地をそのまま直進すると、突き当りの先に第二宝湯さんの屋号入り煙突が顔を出しています。

f:id:kenichirouk:20201012063336j:plain

駅からですと徒歩15分弱で第二宝湯さん到着。

f:id:kenichirouk:20210610200443j:plain

大きなお風呂が気持ちいい~!のフレーズに誘われますw

f:id:kenichirouk:20201012063812j:plain

建物裏手からは屋号入りの白亜の煙突が綺麗に見られます。

f:id:kenichirouk:20201012063917j:plain

中に入ると巨大な富士山の絵が入浴客を出迎える明るいロビー。

f:id:kenichirouk:20201012064354j:plain

 

それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
浴室内は男女浴室仕切り壁上に鳥居のような赤い梁。正面には富士山のペンキ絵。
こちらは昨年描かれた物で令和元年5月31日丸山清人画と雅号が入っていました。

f:id:kenichirouk:20201011131219j:plain

まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
第二宝湯さんは、お風呂も水風呂も地下92mからの天然地下水を使用しています。
この日はラベンダー湯の日で、100%国産の天然ラベンダーがたっぷり詰まった袋が各浴槽に浮かび、薄茶のラベンダーティーのようなお湯で香りも素晴らしいです。
奥から電気風呂、座風呂、バイブラバス。順繰り湯巡りで体を温めます。

f:id:kenichirouk:20201011131259j:plain

 

ラベンダーの香りに包まれ、体もすっかり温まったところでサウナ室へ。
第二宝湯さんのサウナはコンフォートサウナ。この日のコンディションは91℃。
この時は人数制限で入場が8名、同時入室5名までとなっていました。

f:id:kenichirouk:20201011131328j:plain

f:id:kenichirouk:20201011131345j:plain

燻された木の香りも心地よいサウナでじっくり発汗が楽しめます。
十分発汗した後は、朱塗りの大鳥居のような大梁の下の水風呂へ。
水温20℃程で、天然地下水が掛け流されており、爽快なクーリングを満喫。

f:id:kenichirouk:20201011131400j:plain

この日は以下3セット。

・コンフォートサウナ7分⇒天然地下水風呂1.5分⇒休憩3分
・コンフォートサウナ10分⇒天然地下水風呂1.5分⇒休憩3分
・コンフォートサウナ15分⇒天然地下水風呂2分⇒休憩3分

仕上げは100%国産の天然ラベンダー湯でラベンダーの豊潤な香りに包まれながらの至福のバスタイムを楽しみ、しっかり体の芯まで温まり直しました。

 

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、Googleインドアビューより拝借しております。
※TOPの写真はブログUP後に第二宝湯さんよりツイッターにて玄関更新のお知らせを頂いたものです。

閉店銭湯|藤乃湯|荻窪銭湯散歩①|湯活レポート(銭湯編)vol.511

f:id:kenichirouk:20201011213343j:plain

【所在地】東京都杉並区天沼2-17-20

Google マップ

【入浴日】2020/10/11
【閉店日】2022/7/3

 

この日は荻窪銭湯散歩で1湯目に「藤乃湯」さんへ。
藤乃湯さんへは、まずJR荻窪駅北口ロータリー右手の荻窪銀座街へ。

f:id:kenichirouk:20201011213435j:plain

道なりに進んで突き当りの青梅街道を右折、その先下の路地を左折。

f:id:kenichirouk:20201011213806j:plain

駅から徒歩8分程で藤乃湯さん。やわらかい薪焚きのお湯、楽しみですね。

f:id:kenichirouk:20201011214004j:plain

建物脇には大量の薪が積まれ、煙突からは薪焚きの白煙が上がっていました。

f:id:kenichirouk:20201011214844j:plain

丁度ご主人がボイラーに薪をくべていらっしゃるところで、声をお掛けしたところ、快くボイラーを見せて頂きました。このボイラーの熱が湯を沸かし、上の窓を通って煙突から排煙されるそうです。

f:id:kenichirouk:20201011215047j:plain

それでは早速お邪魔します。
入口のステンドグラスが美しいロビー。

f:id:kenichirouk:20201011220258j:plain

 

それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
浴室正面は大海原のサンセットクルーズのタイル絵。

f:id:kenichirouk:20201009112148j:plain

この日1湯目ですので、沐浴で丁寧に全身お清めを済ませてから、お風呂へライド温♨

f:id:kenichirouk:20201009112302j:plain

右手からミクロン気泡風呂、超音波寝風呂・座風呂、左手が深湯の備長炭風呂。
浴槽も赤いスポットライトが照らし、夕陽を反映させたように揺れる湯面がキラキラと輝いています。この日は日曜で地域のご家族やお年寄りで賑わい、小さな子供の背中も、ツルピカご年配の頭もテラテラと赤く染まって体も心もポカポカする光景に。
順繰り湯巡りし、最後は深湯に肩まで浸かって赤いスポットライトに照らされながら、薪沸かしの備長炭ぬる湯に包まれサンセットクルーズ気分を満喫。
しっかり体の芯まで温まったところでシャワーで軽く流して上がりました。
ちなみにシャワーブースも3色でこちらもカラフル♪

f:id:kenichirouk:20210603224437j:plain

 

湯上り後、藤の湯さんを後にし、2湯目の第二宝湯さんに向けて出発。

f:id:kenichirouk:20201011222341j:plain

本日も良い湯をありが湯ございました。

その藤乃湯さんの閉店が聞こえて来たのは2022/6月も最終週に差し掛かってから。
釜の水漏れ、設備の老朽化、店主の高齢化等で断念されたようです。

閉店日は2022/7/3(日)釜のトラブルでいつ営業不可になってもおかしくない事から、残り1週間の営業期間となってしまいました。店休日は土曜日、営業時間は16:00~23:30です。お別れ訪問に行かれる方、東京銭湯お遍路未湯の方は空いている平日お早めに行かれる事をおススメ致します。

ひとまずこの場をお借りして、90余年の永きに渡るご営業に深謝♨♨

※浴室内は撮影不可の為、Googleインドビューより拝借しております。
※コチラは荻窪銭湯散歩2湯目の「第二宝湯」さんの入湯レポートです↓

yukatsu.hatenablog.com

㊗リニューアル|天神湯|中野|湯活レポート(銭湯編)vol.510

tenjin-yu.tokyo

Google マップ

アクセス

天神湯さんへは、JR中野駅北口を出て、中央線沿いに右手方向へ。

線路沿いの壁がアートな路地をひたすら直進。

突き当りの織田学園中野高等専修学校を右折し、更に中央線沿いを直進。

こちらの駐車場が見えて来たところで左折。

駅から徒歩7分程で白い塀に宮造りの唐破風を備えた天神湯さん到着。

建屋脇の路地からは、古いコンクリートの煙突と現役のステンレスの煙突が並立しているのを見る事が出来ます。

付近に伏見稲荷天神があり、天神商栄会や自治会があるのが屋号の由来のようです。

 

【入浴日】2023/12/16:リニューアル後

この日は中野区「天神湯」さんリニューアルの一報を受け、再訪。
今回は今をときめく今井健太郎建築設計事務所の設計施工との事。
※コチラは今井健太郎建築設計事務所の手掛けた浴場の入湯記録です↓

yukatsu.hatenablog.com

中温風呂、高温風呂、水風呂とあるようですが、夏場は高温風呂が低温風呂に変わる心配りもあり、一年を通じて楽しめるようです。

それでは暖簾を潜って新生「天神湯」さんへお邪魔してみます。

この日は空いていた為、下足箱は26(風呂)番を拝借。

改装で番台からフロントに変更になりましたが、コチラで受付を済ませ浴場へ。

さて、ココからは事前連絡の上、OPEN前にお邪魔し、館内の撮影をさせて頂きましたので、そちらの写真を交えてレポートを進めて参ります。

コチラは男湯側脱衣場。中普請で綺麗になりましたが以前の面影を残しています。

レトロな体重計も残っており、新しいながらどこか懐かしい感じ。

男湯脱衣場の縁側から見た中庭の池には鯉が泳いでおり、外気浴も楽しめそう。

それでは準備を整えて、いざ浴室へ。

浴室正面のペンキ絵は2018.11.8丸山清人氏・勝海麻衣氏の手による河口湖から望む富士山の絵で、コチラはリニューアル前から残された貴重な作品です。

足元の排水口にはカニさんが踊り、お子さんも楽しくお風呂に入れそう。

まずは沐浴でお清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
浴槽は左手手前から縦と横の2種のジェット水流のマッサージ風呂、奥が電気風呂。
中央が中温風呂で右手は水風呂になっています。

主浴槽の手前には高温風呂もあり、天然井戸水の沸かし湯で温冷交互浴を満喫。

実はこの日、今井先生も偶然入浴にいらしていてご挨拶させて頂きました。
湯巡りで十分温もったところで最後は大口径の「オーバーヘッドシャワーに生まれ変わったシャワーブースで熱めのシャワーで流して浴室を後にしました。

さて、この日はOPEN前に女湯側も撮影させて頂きましたので紹介しておきますね。

女湯_脱衣場(コチラにはおかまドライヤーが置いてあります)

女湯_縁側(コチラにも池があり鯉が泳いでいます)

女湯_浴室(コチラは四国最南端の足摺岬のペンキ絵です)

女湯_浴槽(男湯とシンメトリのレイアウトです)

古き良き部分を残しつつ、新しく昭和モダンに生まれ変わった新生「天神湯」さん。
本日も良い湯をありが湯ございました♨

 

【入浴日】2020/10/10:リニューアル前

この日は中野方面の「天神湯」さんへ足を運びました。
入口脇には天神湯さんの案内板。

f:id:kenichirouk:20201010214021j:plain

それでは暖簾を潜って中へお邪魔します。左手が殿方で右手が婦人。

f:id:kenichirouk:20201010214812j:plain

番台で受付を済ませて、いざ浴室へ。

まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
正面には2018.11.8丸山清人、勝美麻衣(河口湖)と雅号の入った今となっては希少な河口湖から富士山を仰ぎ見る構図のペンキ絵。写実的な富士山が際立ち美しい銭湯アートです。ペンキ絵の下は熱帯魚が泳ぐタイル絵の上下二段構成。

尚、ここからは、撮影不可なのとHPにも全体写真等無い為、HPの図解を拝借し、レポートを交えてお届けしたいと思います。

f:id:kenichirouk:20201010214854g:plain

右手が座風呂で左手が寝風呂、センターの気泡風呂は止まっていましたが、その分白湯としてゆったり寛いで湯を楽しめます。順に湯巡りし、センターの白湯で希少な銭湯アートのペンキ絵を暫し鑑賞。じっくり体の芯まで温まったところで、熱めのシャワーをサッと浴びて上がりました。

湯上り後、陽はトップリ落ちて宵闇に天神湯さんの看板の屋号が浮かんでいました。

f:id:kenichirouk:20201010215559j:plain
本日も良い湯をありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪

藤の湯|多磨|楕円のお任せ風呂|湯活レポート(銭湯編)vol.509

f:id:kenichirouk:20201010220055j:plain

www.1010.or.jp

Google マップ

【入浴日】2020/10/10(銭湯の日)

 

この日は多磨方面へ足を伸ばし「藤の湯」さんへ行って参りました。
藤の湯さんへは、西武多摩川線 多磨駅改札を都立多磨霊園方向へ進み、すぐ右折。
西武多摩川線の踏切を渡り人見街道へ。

f:id:kenichirouk:20201010220142j:plain

その先一つ目の朝日町二丁目の信号を右折し、今度は朝日町通りを進みます。

f:id:kenichirouk:20201010221132j:plain

駅から徒歩4分程で藤の湯さんの緑の看板が見えて来ます。

f:id:kenichirouk:20201010221226j:plain

玄関の券売機で入浴券を求めて入場するスタイル。

f:id:kenichirouk:20201010221341j:plain

藤の湯さんのお湯は深さ135.3の深井戸より汲み出す清水を使用しています。

f:id:kenichirouk:20201010221454j:plain

ビル型ながら和風の趣きのロビー。

f:id:kenichirouk:20201010221627j:plain

 

それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
白基調のこじんまりとシンプルな浴室。

f:id:kenichirouk:20201009105101j:plain

まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
メインバスは奥手前がハイパージェット、その奥がボディジェット。手前側は広い白湯になっています。順に巡りながら天然地下水の沸かし湯でじっくり温まります。
続いて手前側の小さな楕円浴槽へ。浴槽の1/3程湯?が貼ってあり、足を入れてみるとひんやりした感触。きっとこれは水風呂で水量が足りていないのだろうと、他に入る方もいらっしゃらない様子でした為、天然井戸水を張って水風呂として入浴。
この日はこちらの楕円浴槽水風呂と沸かし湯を行ったり来たりの温冷交互浴を二度三度と楽しみ、最後はシャワーで軽く流して上がりました。

 

湯上り後、にこやかな若女将に楕円浴槽の事をお伺いすると、あちらはお任せ風呂となっていて、普段は1/3程ぬるま湯を張っていて、入浴客の好みでお湯か水を足して、好みの温度で入浴して頂いているとの事。お湯の方のカランも36~38℃程度でぬるめの為、普段はぬる湯になっている事が多いとの事。こんなお任せ風呂は初めてお目に掛かりました。自分好みの湯を張るというのは面白い試みですね。

 

興味深い話を伺った藤の湯さんを後に帰りに再び西武多摩川線 で帰路に。武蔵境から是正までの6駅の路線、滅多に乗る機会も無いので記念に一枚撮影させて頂きました。

f:id:kenichirouk:20201010222326j:plain


本日も良い湯をありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、店舗紹介ページより拝借しております。

香藤湯|中野|湯活レポート(銭湯編)vol.508

f:id:kenichirouk:20201019104907j:plain

suginami1010.com

f:id:kenichirouk:20201019104956p:plain

Google マップ

【入浴日】2020/10/18

 

この日は阿佐ヶ谷銭湯散歩の帰り道に中野の「香藤湯」さんへも立ち寄り湯。
香藤湯さんへは、JR中野駅南口右手の線路沿いの道へ。

f:id:kenichirouk:20201019110648j:plain

トワイライトの中、陽は傾き、線路の反対側からは三日月が上るのが見えました。

f:id:kenichirouk:20201019110742j:plain

中野は大学や短大が多いようで学園都市です。
線路の向こうには明治大学と帝京平成大学が並んで見えました。

f:id:kenichirouk:20201019110902j:plain

下の写真のAEONが見えて来たらその先を左折。

f:id:kenichirouk:20201019111006j:plain

路地の途中に新渡戸文化短期大学があり、中野の学園都市を実感。

f:id:kenichirouk:20201019111540j:plain

その先路地の突き当りを右折し、駅から徒歩12~3分で香藤湯さん。
最寄駅は中野ですが、住所は杉並区です。

 

それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
浴室正面には雄大な富士山の麓から伏流水が浴槽へ流れ込む構図のペンキ絵。

f:id:kenichirouk:20201019112132j:plain

この日3湯目ですので、沐浴は簡潔に済ませ、早速お風呂へライド温♨
香藤湯さんのお風呂はシンプルで、左手がポイントマッサージ座風呂、右手がバイブラ付きの浅湯で、ピリッと熱めの43℃。ポイントマッサージ座風呂で軽く凝りをほぐし、浅湯でじっくり温まります。

 

お風呂でしっかり温まったらサウナ室へもお邪魔します。
香藤湯さんのサウナはボナサウナでこの日のコンディションは92℃程。
数分おきにシュンシュングツグツ座面下部から音が聞こえる為、オートロウリュ*1が働いているのかも知れません。

f:id:kenichirouk:20201019112212j:plain

心地良く発汗したらサウナ室前の水風呂へ。22℃程ですが、バイブラが効いている為、体感温度は2~3℃低めで爽快なクールダウンが楽しめます。

この日は銭湯サウナ連湯の為、水通しを挟みつつ以下2セット。

・ボナサウナ10分⇒水風呂2分⇒休憩3分
・ボナサウナ10分⇒水風呂2分⇒休憩5分

仕上げは浅湯でピリ熱の湯を堪能し、体の芯まで温まったところでシャワーで軽く流してフィニッシュ。銭湯サウナ3連湯の最後を、香藤湯さんの北欧サウナで〆る事が出来、本日の湯活も大満足の内に終了する事が出来ました。


本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、店舗紹介ページより拝借しております。
※ちなみにコチラは阿佐ヶ谷銭湯散歩のレポートです↓

yukatsu.hatenablog.com

yukatsu.hatenablog.com

*1:「ロウリュ」はフィンランド語で蒸気。サウナストーブにタイマーやセンサーで定期的に注水し高温蒸気を発生させて発汗を促進し、サウナ室を的湿に保つ装置をオートロウリュと呼ぶ

玉の湯|阿佐ヶ谷銭湯散歩①|湯活レポート(銭湯編)vol.506

f:id:kenichirouk:20201019093719j:plain

suginami1010.com

f:id:kenichirouk:20201019093937p:plain

Google マップ

【入浴日】2020/10/18

 

この日は阿佐ヶ谷銭湯散歩で1湯目に「玉の湯」さんへ。
玉の湯さんへは、阿佐ヶ谷駅北口右手の中杉通りを左手方向へ。

f:id:kenichirouk:20201019093849j:plain

世尊院前交差点を右折。

f:id:kenichirouk:20201019094040j:plain

この辺りは寺社が多いようで左手に阿佐ヶ谷神明宮があり、この日は週末で七五三の時期でもあり賑わっていました。

 

1.阿佐ヶ谷神明宮

f:id:kenichirouk:20201019094232j:plain

shinmeiguu.com

御祭神は、国家の最高神とされる太陽神 天照大御神(アマテラスオオミカミ)。
入口左手には赤い傘の下に御朱印帳や御守等が陳列されています。

f:id:kenichirouk:20201019094849j:plain

右手には神楽殿。年中行事で初能や狂言等も行われるそうです。

f:id:kenichirouk:20201019095239j:plain

この日は参拝客も多かったようで、本殿には参詣の列が出来ていました。

f:id:kenichirouk:20201019095456j:plain

私も参詣を済ませ、いざ玉の湯さんへ参ります。

 

2.玉の湯

玉の湯さんを目指し、阿佐ヶ谷神明宮の先へ。
駅から徒歩7分程で右手路地の先に玉の湯さんが見えて来ます。

f:id:kenichirouk:20201019095707j:plain

入口左手には玉の湯さん紹介の案内板。

f:id:kenichirouk:20201019095840j:plain

入口右手にはカラフルな玉の湯さんの看板。入浴が楽しみになりますね。

f:id:kenichirouk:20201019100324j:plain

中に入ると現役で動いている大きな柱時計が掛かる賑やかなロビー。
奥には脱衣場の折り上げ格天井も見えています。

f:id:kenichirouk:20201019100503j:plain

 

それでは受付を済ませて浴室へ。
浴室正面には23.11.7(西伊豆)と書かれた西伊豆から望む富士山のペンキ絵。

f:id:kenichirouk:20201015110143j:plain

1湯目ですので、まずは沐浴で全身お清めを済ませ、お風呂へライド温♨
メインバスは左手手前からリラックスバス、ジェットエステバス、右手が電気風呂。
この日はこちらも薬湯でクリスタルブルーの氷的クールの湯。ハッカ含有でサッパリした浴感が楽しめます。

f:id:kenichirouk:20201015110236j:plain

続いてお隣の本来の薬湯槽へ。
この日こちらは天然生薬の温浴素じっこう。
天然生薬の香りに包まれ、こちらでじっくり体の芯まで温まります。

f:id:kenichirouk:20201015110428j:plain

 

体がしっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
玉の湯さんのサウナはガス遠赤外線ヒーターでこの日のコンディションは115℃!?
体感はそこまで激熱では無かったので、室温計が故障していて100℃前後かも。

f:id:kenichirouk:20201015110715j:plain

しっかり発汗したら、サウナ室前の水風呂へ。
水温19℃の天然井戸水が全身を包み込む至福のクールダウンタイム♪

f:id:kenichirouk:20201015110810j:plain

クールダウン後は、水風呂横のベンチゾーンで暫し休憩。
この日は銭湯散歩ですので、以下2セット。

・サウナ10分⇒水風呂1分⇒休憩3分
・サウナ10分⇒水風呂1分⇒休憩5分

仕上げは再び薬湯で温浴素じっこうの生薬の香りに包まれ、しっかり温まり直してから、シャワーで軽く流して上がりました。

 

帰りに自転車置き場入口(出口)の「とまれ」のイルカの絵が目に留まりました。

f:id:kenichirouk:20201019100807j:plain

二間隣のクリーニング店壁面のエンジェルのレリーフが珍しく、こちらもパチリ。

f:id:kenichirouk:20201019101004j:plain

帰り道でも神に出会い、何だか身も心もおめでたい気分になりました。

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、Googleインドアビューより拝借しております。
※コチラは阿佐ヶ谷銭湯散歩2湯目の「天徳泉」さんの入湯レポートです↓

yukatsu.hatenablog.com

閉店銭湯|松の湯(カリブの湯編・和笑の湯編)|牛田・京成関屋|湯活レポート(銭湯編)vol.505

f:id:kenichirouk:20201008093406j:plain

【所在地】東京都足立区柳原1-24-8

Google マップ

【閉店日】2022/8/10

【入浴日】2020/10/7:カリブの湯編

 この日は足立方面へ出掛けた流れで「松の湯」さんへ。
松の湯さんの最寄は、東武スカイツリーライン(東武伊勢崎線)牛田駅。下の写真を見て頂ければお分かりいただけますが、京成関屋駅も同様に最寄駅になります。
※東京スカイツリーライン牛田駅の場合は、正面に京成関屋駅を見ながら駅前通りを左手方向へ。

f:id:kenichirouk:20210301175019j:plain※京成関屋からの場合は、正面に牛田駅を見ながら駅前通りを右手方向へ。

f:id:kenichirouk:20210301175334j:plain

駅前通りを進み、こちらの京成線のガード手前を左折。

f:id:kenichirouk:20201008093816j:plain

その先すぐの東武スカイツリーのガードを潜り、直進します。

f:id:kenichirouk:20201008093948j:plain

駅から徒歩4分程で左手に松の湯さんの電光掲示板が見えて来ます。

f:id:kenichirouk:20201008094059j:plain

入口脇の案内板には和笑の湯とカリブの湯の表示が。松の湯さんではこちらの2タイプの浴室を週替わりで提供していらっしゃいます。松の湯さんは創業80年。初代のお爺様が富山県ご出身の松次郎さんだったので、松の湯さんなのだそうです。

f:id:kenichirouk:20201008094328j:plain

 

それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
この日は男湯がカリブの湯でした。カリブってどんなだろう、想像しながら中に入ると浴室正面にはまさかの鯉の滝登りの和風なデザインのタイル絵w

f:id:kenichirouk:20201006153537j:plain

まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
松の湯さんはHP等に浴室写真が出ていませんので、ここからは私の拙い図解とレポートでお届けして参ります。

f:id:kenichirouk:20201008100631p:plain

メインバスは奥左手が熱湯でヒップアップエステ、リラックスバスと続きますが、リラックスバスの方はこの日はジェットが止まっていました。手前の薬湯も白湯で設備的には幾つか不具合が出ているようでした。天然井戸水薪沸かしのお湯が心地よく、バイブラの無いゾーンで揺ら揺ら揺れる湯面に身を任せ暫しリラックス。
続いて奥の洞窟風呂も覗いてみます。どうやらコチラがカリブの湯の由来の様で、オレンジの色調のレンガ風タイルに極彩色のモザイクタイルが施されていてカリブ風のイメージになっていますが、広い浴槽は水風呂でした。
松の湯さんのカリブの湯にはもう一つ深めの水風呂がありますが、この日は白湯とコチラの洞窟水風呂を2~3度、行ったり来たりの温冷交互浴。
最後は立ちシャワーで熱めのシャワーを浴びて上がりました。

 

湯上り後、脱衣場ではドライヤー無料で立ち寄り湯としては助かりますね。
この日は設備トラブルもあったようで、フルスペックの松の湯さんは堪能出来ませんでしたが、もう一方の和笑の湯にも機会を見つけてお邪魔してみたいと思います。

本日も良い湯をありが湯ございました。

 

【入浴日】2021/3/8:和笑の湯編

この日は在宅ワーク終わりに「松の湯」さんへ再訪。

f:id:kenichirouk:20210312053445j:plain

先日「和笑の湯」と事前確認した上で某週月曜日と別週月曜日二度訪問しましたが、臨時休業という事で、今回は実は再々々訪問となります(笑)
※まあ、銭湯お遍路を続けていれば、こういう場面にも稀に出くわします(汗)

f:id:kenichirouk:20210301180140j:plain

f:id:kenichirouk:20210312051125j:plain

四度、東武スカイツリーラインのガードを潜り松の湯さんへ。

f:id:kenichirouk:20210303220116j:plain

写真では見づらいですが、この日建物裏手煙突からは白煙が立ち上っていました。
(ここだけの話、ホッと一安心(^^))

f:id:kenichirouk:20210312051300j:plain


それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
予定通りこの日は男湯が和笑の湯。

f:id:kenichirouk:20210312051728j:plain

ここからは松の湯さんは和笑の湯の浴室レイアウトの分かる写真がHP等にも無い為、私の拙い図解とレポートではございますが、お届けしてみたいと思います。

f:id:kenichirouk:20210312052005p:plain

浴室正面は、カリブの湯でも紹介した鯉の滝登りのタイル絵です。
まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
浴室レイアウトは図解の通り、センター配置型の一風変わった浴槽です。
手前の薬湯はイベントデーのみのようで、この日は43℃とピリッと熱めのお湯が注がれていました。奥の各種水流マッサージを湯巡りし、軽く血行促進されたところで手前の熱湯へ。手前側に深く腰掛け、浴室正面のタイル絵を眺めていると、背中側浴槽内から新湯が注がれていて、優しく背中を撫でられるようで大変心地よかったです。

十分体も温まったところで、手前奥にある洞窟風呂へ。

f:id:kenichirouk:20210312052820j:plain

こちらは水風呂で、20℃の天然井戸水がしずしずと満ちています。
薄暗い洞窟風で照度の為か水温よりも冷たく感じ、爽快にクールダウン。
この日は熱湯と洞窟水風呂で2~3度と温冷交互浴を楽しみ、最後に軽くシャワーで流して上がりました。

 

ご常連様が、ご主人に「大丈夫?開いてるか心配したわよ」と仰られていたので、最近の不定休は、ご主人のご都合か体調だったのかも知れません。
ご無理なさらずお続け頂ければと案じながら松の湯さんを後にしました。

この日の帰路は京成関谷駅を利用しましたが、夕陽に向かって走る京成線が何だかセンチメンタルな空気を纏っていました。

f:id:kenichirouk:20210303220302j:plain

本日も良い湯をありが湯ございました。

 

その松の湯さんですが、私が訪問した当初から臨時休業の多い銭湯として有名でしたが、その後長期休業に入り、ひっそりと2022/8/10幕を下ろされたそうです。
※既に東京銭湯マップでも廃業リストに掲載されていました。

adachiru.tokyo

※浴室内は撮影不可の為、店舗紹介ページより拝借しております。

富の湯|国領|湯活レポート(銭湯編)vol.503

f:id:kenichirouk:20201009064749j:plain

www.1010.or.jp

f:id:kenichirouk:20201007070156p:plain

Google マップ

【入浴日】2020/10/8

 

この日は狛江方面へ足を伸ばし「富の湯」さんへ。
富の湯さんへは、京王線  国領駅下車、南口より正面の狛江通りを左手方向へ。

f:id:kenichirouk:20201009064828j:plain

品川通りを超えた辺りに富の湯さんの電柱看板がありました。

f:id:kenichirouk:20201009065413j:plain

東京慈恵大医科大学を左手に見ながら通過し、その先の慈恵医大第三病院前交差点を左折し慈恵東通りへ。

f:id:kenichirouk:20201009065651j:plain

下の写真の路地の先に富の湯さんの煙突が見えて来ます。

f:id:kenichirouk:20201009065902j:plain

駅から徒歩20分弱で富の湯さん到着。こちらは真下から見上げた煙突。

f:id:kenichirouk:20201009070055j:plain

煙突の下には富の湯さんの案内板。富の湯さんは露天風呂が日替り薬湯だそうです。

f:id:kenichirouk:20201009070304j:plain

看板に沿って進むと、こちらの路地の先が富の湯さんの玄関。

f:id:kenichirouk:20201009070217j:plain

中に入ると正面に洋画の額が掛かった朱色のカーペットのロビー。

f:id:kenichirouk:20201009070512j:plain

 

それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
浴室正面には月夜に照らされた湖のタイル絵。

f:id:kenichirouk:20201007072722j:plain

沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
メインバスは左手よりポイントマッサージ(座風呂)、エレキマッサージ(電気風呂)、ミクロンバイブラ。まずはこちらで軽く血行促進。

f:id:kenichirouk:20201007072938j:plain

体が温まって来たところで露天岩風呂へ移動。写真はGoogleインドアビューの物ですが、この日はクリスタルブルーの深層海洋水の薬湯。露天岩風呂奥のコーナーには蛙や狸の置物に混じってブランデーの酒瓶が並び露天風呂バーの様相w
すっかり秋めいてきた外気を感じながら、こちらでじっくり温まります。

f:id:kenichirouk:20201007073308j:plain

 

体がしっかり温まったらサウナ室へもお邪魔します。
富の湯さんのサウナはガス遠赤外線ヒーターでこの日のコンディションは77℃。
かなりマイルドな温度で、奥の2段目に座っても物足りず、2セット目からはスタンディングスタイルw*1

f:id:kenichirouk:20201007073438j:plain

しっかり発汗したらサウナ室前の水風呂へ。
こちらは19℃でバイブラも効いており、適度にキンキンです。

f:id:kenichirouk:20201007073616j:plain

サウナ、水風呂の温冷交互浴の後は露天風呂脇のベンチで外気浴。
この日は以下3セット。

・サウナ10分⇒水風呂1分⇒露天外気浴3分
・サウナ(スタンディングスタイル)10分⇒水風呂1分⇒露天外気浴3分
・サウナ(スタンディングスタイル)12分⇒水風呂1.5分⇒露天外気浴5分

仕上げはそのまま露天薬湯に潜り込み、露天風呂バーの調度を愛でながら改めて体の芯まで温まり直し、熱めのシャワーで軽く流して上がりました。

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、googleインドアビューより拝借しております。

*1:サウナ室内で熱は対流によって上部に熱気が溜まり、徐々に冷えた空気が下に降りて決ます。結果頭上側の方が熱く、足元がぬるめの為、サウナ室内では上段が熱く、下段はマイルドとなっています。スタンディングスタイルは最上段より高い位置の熱気を感じる為のスタイル