湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

富の湯|京成立石銭湯散歩①|湯活レポート(銭湯編)vol.387

f:id:kenichirouk:20200813082350j:plain

katsushika1010.com

f:id:kenichirouk:20210612195355p:plain

Google マップ

【入浴日】2020/8/12

 

この日は京成立石銭湯散歩で1湯目に「富の湯」さんへ。
富の湯さんへは京成押上線 京成立石下車、北2出口が最寄口です。

f:id:kenichirouk:20200813082455j:plain

左手に京成線沿いの道をひたすら直進。こちらのスカイツリーの見える交差点を右折し、歩道橋の脇をすぐ右に入ります。

f:id:kenichirouk:20200813082615j:plain

駅から徒歩10分程度で富の湯さんの看板が見えて来ます。

f:id:kenichirouk:20200813082758j:plain

建物裏手から、富の湯さんの煙突から立ち昇る白煙を見る事が出来ました。
富の湯さんは薪沸かし。微かに薪を燃す香りが漂ってきて湯が恋しくなります。

f:id:kenichirouk:20200813082915j:plain

玄関を入ると下足入れを挟んで、中に男女別入口。
実は富の湯さんは、入口周りを改装した際に、フロントへの変更を予定していたそうですが、湯にのぼせて具合が悪くなるご高齢のお客様の事が気に掛かり、急遽番台を残されたのだそうです。入浴客にはそれぞれ好みもありますが、現在のスタイルへのご判断を伺うと、個々の銭湯が現在に至った経緯が伺え、有難さが増しますね。

f:id:kenichirouk:20200813083651j:plain

それでは受付を済ませて浴室へ。

 

正面には歌川広重作 東海道五十三次の「箱根湖水図」をモチーフにしたタイル絵。

東海道五十三次之内 箱根 湖水図 | 知足美術館

f:id:kenichirouk:20200813084058j:plain

この日一湯目ですので、備え付けのリンスインシャンプー、ボディーソープをお借りし、沐浴で全身お清めを済ませて、お風呂へライド温♨

浴槽は右手が浅湯で左手はバイブラ付き深湯の薬湯。この日は紫根の湯で、薬湯の香りを楽しみながらこちらでじっくり温まらせて頂きました。

湯上り後は立ちシャワーで軽く流し、汗が引くまで脱衣所で休憩。

 

行きに令和の東京スカイツリーを眺め、浴室で江戸時代の浮世絵を拝む一湯。
本日も良い湯をありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、店舗紹介ページより拝借しております。
※コチラは、その他の京成立石銭湯散歩の入湯レポートです。併せてどうぞ♪

yukatsu.hatenablog.com

yukatsu.hatenablog.com

中湯(仲屋湯)|埼玉最北端 深谷の1軒銭湯|湯活レポート(銭湯編)vol.386

f:id:kenichirouk:20201227222415j:plain

f:id:kenichirouk:20210104202839p:plain

www.enjoytokyo.jp

Google マップ

【入浴日】2020/12/27

 

この日は埼玉方面へ出掛けついでに「中湯(仲屋湯)」さんへ。
※以下「中湯」さんで統一させて頂きます。
中湯さんの最寄はJR深谷駅。ホームから見えるレンガ造りの駅舎が豪華です。

f:id:kenichirouk:20201227222504j:plain

深谷駅の駅舎を表から見るとこんな感じ。何だか東京駅を髣髴とさせますね。

f:id:kenichirouk:20201227222551j:plain

深谷と言えば、大河ドラマに一万円札にと今や時の人、澁澤栄一翁の銅像が南口の駅前ロータリーで乗降客を見守っていらっしゃいました。

f:id:kenichirouk:20201227222756j:plain

 さて、中湯さんへは、その南口ロータリーを渡り、左手の通りを直進します。

f:id:kenichirouk:20201227222831j:plain

右手に足利銀行深谷支店を過ぎた先のこちらの路地を左折。
バーバーポールのあるヘアーアロンの先、セットバックしたところが中湯さん。

f:id:kenichirouk:20201227222959j:plain

ここまで駅から5~6分、こじんまりとコンパクトなレトロ銭湯です。

f:id:kenichirouk:20201227223051j:plain

裏手からは夕陽に映える中湯さんの外観と煙突が素敵な佇まいです。

f:id:kenichirouk:20201227223130j:plain

シャワランの暖簾を潜ると中は男女振り分け式入口で男湯は左手側。

f:id:kenichirouk:20201227223213j:plain

東京式と異なり、駄菓子屋のカウンターのような低い番台、中庭に面した脱衣場、ロッカーはなく今も籐籠に衣類や荷物を纏める昭和レトロスタイルです。
※脱衣場内は無人時にご主人にご了承頂き、撮らせて頂きました。

f:id:kenichirouk:20201227223316j:plain

 

それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
コンパクトでシンプルな浴室、カランが仕切り壁側に2つ、センターに3つ向かい合わせで6つ、外壁側に4つ、シャワーは外壁側のカランの内3つだけ。
洗い場に今となっては貴重なケロリンの白桶が置いてありました。
まずは沐浴で全身お清め。カランで桶に湯を溜め、シャワーで頭から洗い流していきますが、このカランとシャワーのお湯が熱い、熱い‼ ずっと浴びているとシャワーだけで茹で上がりそうなので、手早く全身を洗い流します。

f:id:kenichirouk:20201227223416j:plain

全身お清めが済んだところで、いざ!お風呂へライド温♨
浴槽はシンプルに2槽。左手がジェット付きの浅湯、右手は深湯。
カランとシャワーが激熱でしたので、警戒しながらそっと足先から入りましたが、こちらは41~2℃の丁度良い温度。浅湯のジェットで軽くひといきついて、深湯でじっくりお湯を堪能。これはもう、入って頂かないと分からない感覚ではありますが、井戸水薪沸かしの肌触り滑らかなお湯が全身をソフトに包み込んで、心からほっとする心地よさです。

しっかり体も温もった辺りで、最後に熱っついシャワーで軽く流して上がりました。

 

湯上り後、汗が引くのを待ちながら帰り支度する際、ご主人にお話を伺う事が出来ました。こちらは埼玉県浴場組合HPやLet'sエンジョイ東京さんのような店舗紹介ページには仲屋湯さんとあり、Googleマップ等には中湯さんと出ていて、正式な屋号はどちらですか?とお尋ねしたところ、『保健所への営業許可は「中湯」なので、こちらが正式。ただ、住所地が仲町のせいか、常連さん中心に皆さん、仲屋さん、仲屋さんと呼ぶので、浴場組合への届出は仲屋湯のままになって、直してなかったな。』との事。ですので、正式名称は中湯さんなのです。
また、井戸水薪沸かしのお湯が素晴らしかったですとお伝えすると、『冬場(12~3月位)は荒川の水位が下がって井戸が渇水する為、水道水に切り替える。今はまだギリギリ井戸水。』との事。そうなんですね、井戸も自然の天然水ですから、枯れる事や季節変動もあるんですね。今回はギリギリ井戸水の季節に入れてラッキーでした。
そういえば、埼玉の銭湯の常連さんから「埼玉県も銭湯がドンドン減って、今じゃ40軒程」と伺っていたので、「埼玉も随分銭湯が少なくなりましたね」と話し掛けると、ご主人より『そう、深谷市じゃウチ1軒。熊谷で2軒だけになっちゃった。』との事。埼玉県内にはここから北には銭湯は残っていない為、現存ではこちらが埼玉最北端の銭湯となるそうです。「また機会があったらお邪魔します」とご主人に別れを告げ、中湯さんを後に。シャワランの暖簾を潜ると深谷の町に沈む夕陽が綺麗でした。

f:id:kenichirouk:20201227223450j:plain

来た時の一本内側の通りを進むと、深谷市に銭湯は1軒と伺っていたのですが、突然煙突に出くわして一枚。どうやら閉店銭湯でも無さそうです。

f:id:kenichirouk:20201227223549j:plain

帰宅してから調べると、こちらは「東白菊」という日本酒を製造する藤橋藤三郎商店という造り酒屋。こういう風情ある煙突が深谷市にはまだ沢山あるようです。

saisake.com

深谷の駅前に着く頃には、すっかり夜の帳が下りて駅前広場がイルミネーションでライトアップされていました。

f:id:kenichirouk:20201228071039j:plain

本日も良い湯をありが湯ございました。
深谷方面へお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、Let'sエンジョイ東京より拝借したものです。

お風呂café白寿の湯|本庄|湯活レポート(温泉編)vol.108

f:id:kenichirouk:20201227223706j:plain

ofurocafe-hakujyu.com

【入浴日】2020/12/27
【所在地】埼玉県児玉郡神川町渡瀬337-1

Google マップ

【泉質】ナトリウム-塩化物強塩泉(高調性・中性・低温泉)ph6.7

f:id:kenichirouk:20201227223757j:plain

 

この日は冬休みを利用して「おふろcafé白寿の湯」さんへお邪魔しました。
「おふろcafé白寿の湯」さんへはJR本庄駅より路線バス。
バス乗場のある南口では大きなシルバーのオブジェがお出迎えしてくれます。

f:id:kenichirouk:20201227224251j:plain

本庄駅南口ロータリー右手の3番バス乗場より朝日自動車バス乗車。

f:id:kenichirouk:20201227224511j:plain

バスに揺られる事30分、新宿の次が最寄の下渡瀬朝日工業前バス停。
同じ新宿でも東京のとは発音が違うようです。東京は新宿「→→→」、本庄の方は新宿「↑↓→」英語のように頭の「シ」にアクセントがある呼び方になっていました。

f:id:kenichirouk:20201227224626j:plain

さて、無事に下渡瀬朝日工業前で下車。右手のフラワーパークを通り抜けてバス進行逆方向に少し進んだところが、おふろcafé白寿の湯さん。

f:id:kenichirouk:20201227224710j:plain

バス停からだと徒歩2~3分、フラワーパークを抜けるとすぐ看板が見えて来ます。

f:id:kenichirouk:20201227224739j:plain

こちらが入口。それでは中へお邪魔します。

f:id:kenichirouk:20201227224819j:plain

玄関内には沢山のぼんぼり飾りが、入浴客をお出迎えしてくれます。

f:id:kenichirouk:20201227224852j:plain

それでは受付を済ませ、早速大浴場へ。大浴場は館内奥の階段から2Fです。

f:id:kenichirouk:20201227224934j:plain

それでは暖簾を潜っていざ浴室へ!

f:id:kenichirouk:20201227225010j:plain

 

まずは洗い場で全身丁寧にお清めを済ませ、早速内湯からライド温♨

f:id:kenichirouk:20201223085315j:plain

実はこちらは先日、温泉ビューティー&ダイエットソムリエ講義の際に、温泉ソムリエの遠間家元より教えて頂いたのですが、日本屈指の炭酸水素塩含有の温泉なのだそうです。お風呂café白寿の湯さんの源泉は、埼玉県 神流川(かんながわ)の流れを汲む、地下750mの古生層から湧出する特濃の温泉で、成分総計は溶存物質32,300㎎/㎏。美肌成分 硫酸塩イオン1,230㎎、炭酸水素イオンは日本有数の5,305㎎を含有するも、それを凌駕する塩化物イオンが13,559㎎/㎏含まれる為、泉質名はナトリウム-塩化物強塩泉となるとの事。驚異の美肌保温の湯です。温泉分析書を良く見ると目薬成分のメタホウ酸も規定値の165倍以上の827㎎含む消毒効果も非常に高いお湯です。鉄分も若干含む為、赤茶けた色の湯に浸かると、何と言うかドッシリと身を包み、ひたひたと源泉成分が肌に迫って来るような湯の迫力を感じられます。

内湯で体も温まってきたところで露天風呂へもお邪魔します。
この日露天はゆず湯になっており、大きな袋に詰めたゆずが湯に浮かび、仄かな柑橘系の香りを漂わせていました。暫く浸かって体が火照ってきたら、露天に置いてある椅子かベンチに腰掛けて外気浴も楽しめます。この日は冬の晴天で澄んだ空に御嶽山の紅葉が映えて素晴らしい景色も堪能出来ました。

f:id:kenichirouk:20201227225226j:plain

湯のパンチは内湯の方が効いており、最後は内湯の湯口付近に陣取り、じっくり体の芯まで温まり、手桶に汲んだ源泉に浸したタオルで全身を吹き上げて上がりました。
ちなみに女湯では特製麹泥パックも楽しめるようです。女性には嬉しい特典ですね。

f:id:kenichirouk:20201223074850j:plain

 

さて、今回は家族で参りましたので、湯上り後の待合せ時間を過ごす場所探し。
ライブラリースペース「葉隠」ではライブラリからマンガや書籍を借りて読む事も、WiFiを使える為、ちょっとしたリモートワーケーションも出来ます。

f:id:kenichirouk:20201227225301j:plain

f:id:kenichirouk:20201227225331j:plain

また、微睡んできたら、うたた寝処「宵月」で横になるもよし、、、
湯上り後火照っている時は、露天涼み「朝凪」と「夕凪」での外気浴も良いですね。

f:id:kenichirouk:20201227225739j:plain

f:id:kenichirouk:20201227225910j:plain

館内見学している間に家族が揃ったので、寝かせ玄米と麹料理「俵屋」へ移動。
本日はコチラの麹料理をランチで頂く事も目的の一つです。

f:id:kenichirouk:20201227230041j:plain

私は数あるメニューより「地元赤城鶏の醤油麹漬けからあげ定食」と「自家製ぬか漬けの天ぷら」をチョイス。寝かせ玄米はズッシリと食べ応えがあり、醤油麹漬けの赤城鶏は柔らかく、大変美味しゅうございましたw

f:id:kenichirouk:20201227230433j:plain

素晴らしいお湯と食事で体もお腹も大満足!
本日も良い湯をありが湯ございます♨
本庄方面へお越しの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、施設にご了承頂き、公式HPより拝借しております。

初音湯|成増|2021年初湯|湯活レポート(銭湯編)vol.385

f:id:kenichirouk:20210102124948j:plain

1010itabashi.or.jp

f:id:kenichirouk:20201226150346p:plain

Google マップ

【入浴日】2021/1/2

 

この日は自宅からチャリ銭で「初音湯」さんへ。
元旦はお休みが多い為、こちらが2021年初湯です。「初音湯」さんで初湯w
我が家からはチャリンコで行けますが、電車で来られる方の為に、最寄りの東武東上線  成増駅からのアクセスも紹介しておきます。
まずは成増駅北口を出て正面のロータリーより東武線沿いに成増北口通りを直進。

f:id:kenichirouk:20210102125239j:plain

道なりに線路から逸れて、こちらの成増北口商店街の坂を下ります。

f:id:kenichirouk:20210102125521j:plain

駅から徒歩なら9分程で左手に初音湯さんが見えて来ます。手前の駐車場側からは、新年の朝日を浴びて輝く屋号入りのシルバーの煙突も見られました。

f:id:kenichirouk:20210102125658j:plain

入口には年末年始営業の案内が貼ってありました。
明日(2021/1/3)はお休みで、1/4~通常営業ですね。

f:id:kenichirouk:20210102125836j:plain

玄関脇には天使のレリーフが初湯を祝福してくれています。

f:id:kenichirouk:20210102130044j:plain

中に入ると奥に広く明るいロビー。親切な女将さんが対応してくださいました。

f:id:kenichirouk:20210102130147j:plain

 

それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
浴室に入ると床タイルの花柄模様が可愛らしいです。
まずは沐浴で全身丁寧にお清めを済ませて、いざお風呂へライド温♨

f:id:kenichirouk:20201226151425j:plain

お風呂は左側より電気風呂、座風呂、寝風呂。「ふろふろ太郎」の案内板があり、メインバスのお湯はミネラル鉱石を通したラドン風呂との事。浄化作用が高く、保温効果もあり、嬉しいですね。右手は薬湯でこの日はゆず湯。袋にこれでもかと詰められたゆずが湯に浮いており、既に揉みしだかれて湯の色も香りもゆず湯そのもの。ゆずの薫りが半端なく、私の中では果汁10%の柚子ジュース超えてますw

f:id:kenichirouk:20201226151615j:plain

 

ゆず湯でしっかり温まったところで2021年初朝ウナでサウナバスへもお邪魔します。
初音湯さんのサウナバスは、壁の内側にこれまでで初めて拝見するタイプのサウナヒーターが収められており、この日のコンディションは92℃。心地よい熱が頭上から優しく降り注いでくるようでじっくり体の芯まで温まれます。

f:id:kenichirouk:20201226151816j:plain

発汗したら、隣のジュビナバスで汗を流し、サウナ室前の水風呂へ。
水風呂は水温20℃程で天然井戸水がザバザバ注がれており、爽快クールダウン。
この日は以下3セット。

・サウナバス7分⇒天然井戸水風呂1.5分⇒休憩3分
・サウナバス10分⇒天然井戸水風呂1.5分⇒休憩3分
・サウナバス12分⇒天然井戸水風呂1.5分⇒休憩5分

仕上げはゆず湯でじっくり温まり直し、軽くシャワーで流して上がりました。

 

実は受付時に初湯のお年玉を頂いていたのを思い出しました。
中には5円玉。本年も良い湯、良きサウナとご縁がありますように。

f:id:kenichirouk:20210102132455j:plain

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、板橋区浴場組合Webサイトより拝借しております。

中延温泉 松の湯(露天風呂編)|東急大井町線銭湯散歩②|湯活レポート(銭湯編)vol.384

f:id:kenichirouk:20201230233733j:plain

shinagawa1010.jp

 

f:id:kenichirouk:20201231074947p:plain

f:id:kenichirouk:20201230234220j:plain

f:id:kenichirouk:20201230234254j:plain

Google マップ

【入浴日】2020/12/30

 

この日は東急大井町線 温泉銭湯サウナ散歩で2湯目に「中延温泉 松の湯」さんへ。
中延温泉 松の湯さんへは、東急大井町線 中延駅改札を出て、まずは正面の大原通りを右手の都営浅草線方面へ進行。

f:id:kenichirouk:20201230233847j:plain

中延駅入口交差点で第二京浜を渡り、そのまま正面の路地へ。

f:id:kenichirouk:20201230234011j:plain

駅から徒歩2分程で左手に宮造りの中延温泉 松の湯さんが見えて来ます。

f:id:kenichirouk:20201230234117j:plain

入口脇には案内板。オール天然温泉!おお、こりゃ又楽しみです‼

f:id:kenichirouk:20201230234420j:plain

間にガラスがあるので反射しちゃってますが、玄関脇の坪庭が美しいです。

f:id:kenichirouk:20201230234549j:plain

温泉分析書も掲示してある広くて寛げそうなロビー。

f:id:kenichirouk:20201230234627j:plain

 

それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
通常、中延温泉 松の湯さんは、男女浴室週替わりですが、現在は短縮営業の入替無しとの事で、男湯が露天風呂側で固定となっています。浴室に入ると正面にはセンター富士のペンキ絵。写真はGoogleインドアビューからの拝借ですが、この後描き変えられたのか、富士山の麓を滝が流れる構図に変わっていました。

f:id:kenichirouk:20201226172852j:plain

この日2湯目ですので、沐浴は簡潔に済ませ、早速メインバスからライド温♨
内湯メインバスは左手がハイパワージェットとボディーマッサージ、センターにバイブラバス、右手が浮き風呂。まずはこちらの湯巡りで軽く血行促進。

f:id:kenichirouk:20201226173102j:plain

メインバスに続いてお隣の薬湯へ。写真はGoogleインドアビューからの拝借の為、グリーンですが、この日はクリスタルピンクの「トレンド美容バス コラーゲン配合の湯」でのんびり温まらせて頂きました。

f:id:kenichirouk:20201226173435j:plain

体も温まって来た頃合いで露天炭酸泉岩風呂へ。
中延温泉 松の湯さんの源泉名は「中延温泉」という自家源泉。泉質は化粧水成分のメタケイ酸泉。美肌の源泉が全浴槽に注がれており、ココまで美肌の温泉巡りで全身にしっかり源泉成分を染み渡らせます。

f:id:kenichirouk:20201226173529j:plain

岩風呂の前には足つぼ石が敷いてあり、足つぼ刺激も楽しめます。
脱衣場の縁側とこちらの露店側からは綺麗な中庭も眺める事が出来ますよ。

f:id:kenichirouk:20201226173856j:plain

 

湯巡りで体も十分温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
こちらの浴室のサウナはロッキーサウナで、この日のコンディションは85℃。
ログハウスのような丸太の壁に囲まれたサウナ室。サウナストーブには10分おき程度オートロウリュ*1が発生し、心地よく発汗。

f:id:kenichirouk:20201226174119j:plain

しっかり発汗したら、サウナ室隣の水風呂へ。この日の水温は16℃でバイブラも効いており、ギンギンにクールダウンされます。中延温泉 松の湯さんの源泉は泉温18.6℃の冷鉱泉の為、実はこちらがほぼ生の源泉状態w 源泉成分に微量の鉄分が含まれているせいか、若干薄緑色の目にも美しく肌にも嬉しい贅沢水風呂です。

f:id:kenichirouk:20201226174139j:plain

クールダウン後は暮れなずむ空の色と中庭の緑を眺めながら露天外気浴。
この日は以下3セットしっかり楽しませて頂きました。

・ロッキーサウナ7分⇒冷鉱泉水風呂1分⇒露天外気浴3分
・ロッキーサウナ10分⇒冷鉱泉水風呂1分⇒露天外気浴3分
・ロッキーサウナ15分⇒冷鉱泉水風呂1分⇒露天外気浴5分

仕上げは露天炭酸泉岩風呂でしっかり温まり直し、桶に汲んだ温泉水で絞ったタオルで軽く拭き上げてから上がりました。

 

ちなみに本来週替わりの「檜風呂側」はこんな感じ。サウナは遠赤外線です。

f:id:kenichirouk:20201226174541j:plain

f:id:kenichirouk:20201226174557j:plain

f:id:kenichirouk:20201226174616j:plain

こちらも良いですね。コロナが落ち着いて週替わり再開の際はお邪魔してみたいです。本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、Googleインドアビューより拝借しております。
※コチラは東急大井町線銭湯散歩①「八幡湯」さんの入湯レポートです↓

yukatsu.hatenablog.com

*1:ロウリュはフィンランド語で蒸気の意味。サウナストーブへ水を注ぎ高温蒸気を発生させてサウナ室の湿度を適度に保ちつつ、発汗を促進させるサービスまで含めてこう呼ぶ。こちらのオートロウリュは頭上のシャワーがライトアップされ、一定期間水がサウナストーブへ注がれる

八幡湯|荏原町|東急大井町線銭湯散歩①|湯活レポート(銭湯編)vol.383

f:id:kenichirouk:20201230204702j:plain

www.shinagawa1010.jp

f:id:kenichirouk:20201230205248p:plain

f:id:kenichirouk:20201230214724j:plain

Google マップ

【入浴日】2020/12/30

 

この日は今年の温泉銭湯サウナ納めで東急大井町線の2湯を訪問。
1湯目は「八幡湯」さん。八幡湯さんの最寄駅は東急大井町線 荏原町。
正面口を出て駅前の仲通りを左手方向へ。

f:id:kenichirouk:20201230205531j:plain

そのまま東急線の踏切を渡り、仲通りを直進。
左手に法蓮寺が見えるので分かりやすいですね。その先の旗岡八幡神社も通過。

f:id:kenichirouk:20201230211243j:plain

駅から徒歩4分程で左手に八幡湯さんが見えて来ます。

f:id:kenichirouk:20201230211904j:plain

建物脇では屋号入りの煙突が冬晴れの空ににょっきり伸びていました。

f:id:kenichirouk:20201230213121j:plain

玄関を入って半地下に降りた所がフロントとロビー。

f:id:kenichirouk:20201230212323j:plain

 

それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
浴室正面には葛飾北斎の富嶽三十六計「神奈川沖浪裏」のタイル絵。

f:id:kenichirouk:20201226161837j:plain

まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速メインバスからライド温♨
右手が超音波マッサージ座風呂、センターがエレキマッサージ、左手がドリームバスとその手前にミクロバイブラ。湯巡りしながら軽く血行促進。この日のメインバスはエメラルドグリーンの薬湯「米ぬかオリーブ配合の湯」でした。ミクロバイブラの細かい気泡の感触が心地よく、こちらで暫し温まります。

f:id:kenichirouk:20201226162027j:plain

大分温まってきたところでお隣の絵付けタイル絵が美しい黒湯温泉浴槽へ。
紅梅と竹林の絵付けタイルに囲まれた湯船に紅茶色のモール泉*1が満ちています。ph8.5のアルカリ性、化粧水成分のメタケイ酸を規定値の1.2倍含みツルツル感もある美肌の温泉を贅沢に満喫。

f:id:kenichirouk:20201226162550j:plain

 

黒湯温泉でしっかり温もったところで、サウナ室へもお邪魔します。
八幡湯さんのサウナはガス遠赤外線サウナで、この日のコンディションは89℃。
木の燻された薫りも芳ばしく私好みのセッティングで心地よい発汗を楽しめます。

f:id:kenichirouk:20201226162910j:plain

BGMは洋楽のヒットチャートが流れていました。
皆さんもこちらを視聴しながら洋楽サウナの世界を想像してみてくださいw

youtu.be

タップリ発汗したところで、サウナ室向かいの水風呂へ。
水温は19℃でバイブラも効いている為、スッキリクールダウン。
この日は温泉銭湯サウナ連湯の為、水通し*2を挟みつつ以下2セット。

・洋楽サウナ10分⇒水風呂1.5分⇒休憩3分
・洋楽サウナ10分⇒水風呂1.5分⇒休憩5分

仕上げは黒湯温泉浴槽でしっかり温まり直し、源泉を桶に汲んで絞ったタオルで軽く拭き上げて上がりました。

 

ちなみにGoogleインドアビューによると、女湯正面はサンゴ礁と熱帯魚や亀の舞い踊るタイル絵だそうです。こちらも楽しげで良いですね。

f:id:kenichirouk:20201230233401j:plain

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、Googleインドアビューより拝借しております。
※コチラは東急大井町線銭湯散歩②「中延温泉 松の湯」さんの入湯レポートです↓

yukatsu.hatenablog.com

*1:古代海水由来の植物質のミネラルを豊富に含んだ所謂「黒湯温泉」。湯色は淡褐色~黒色を呈する

*2:サウナ浴前に予め水風呂に浸かって皮膚を引き締め体幹温度を下げておく事で、火照りやすい1セット目からじっくりサウナ浴を楽しめる

宮の湯|大神宮下銭湯散歩②|湯活レポート(銭湯編)vol.382

f:id:kenichirouk:20201226072148j:plain

chiba1126sento.com

Google マップ

【入浴日】2020/12/25

1.船橋大神宮

この日は大神宮下銭湯散歩で2湯目に「宮の湯」さんへ。
宮の湯さんへは、京成線 大神宮下駅正面の通りを船橋大神宮方向へ。

f:id:kenichirouk:20201226072339j:plain

程なく右手に船橋大神宮の大鳥居が見えて来ます。折角なので参詣する事に。

f:id:kenichirouk:20201226072708j:plain

www.oohijinja.jp

駅名の由来ともなった船橋大神宮、正式名「意富比(おおひ)神社」。皇子日本武尊(やまとたけるのみこと)が天照皇大御神を祀り祈願したという歴史ある由緒正しい神社なのだそうです。参道を進み、境内へ上ります。

f:id:kenichirouk:20201226073129j:plain

それでは無病息災、家内安全、商売繁盛を祈念し、ご利益を頂きます。

f:id:kenichirouk:20201226073403j:plain

参詣が済んだら裏手の二の門から元来た道へ戻ります。
神社裏手の二の門ですが、こちらも風格がありますね。

f:id:kenichirouk:20201226073514j:plain

 

2.宮の湯

船橋大神宮参詣を済ませ、二の門を下ったところが大神宮下交差点。
こちらを渡って、さらにその先へ、宮の湯さんを目指します。

f:id:kenichirouk:20201226073743j:plain

暫く進むと、通りの右側に宮の湯さんの煙突が顔を出します。

f:id:kenichirouk:20201226073931j:plain

駅から徒歩7~8分で宮の湯さんの青いファザードと看板の前へ。

f:id:kenichirouk:20201226074104j:plain

表から見るとビル型銭湯然としていますが、建物横手に回ると一気に銭湯の風景に。

f:id:kenichirouk:20201226074242j:plain

裏手から拝見する釜場と煙突は圧巻です!

f:id:kenichirouk:20201226074403j:plain

それでは建物鑑賞はこの辺に暖簾を潜ってお邪魔します。男湯は左手側。

f:id:kenichirouk:20201226074452j:plain


昔ながらの番台で受付を済ませて、早速浴室へ。
浴室正面には野尻湖6.9.16と書かれたペンキ絵。仕切り壁から垣間見える女湯側は富士山のペンキ絵の様です。ペンキ絵の下には鯉の滝登りのタイル絵。仕切り壁は屋号の「宮の湯」にちなんだものか、宮島のタイル絵のようです。

f:id:kenichirouk:20201214215533j:plain

この日2湯目ですので、沐浴は簡潔に済ませ、早速お風呂へライド温♨
お風呂は左手よりミクロン気泡風呂、座風呂で右手は薬湯。この日は天然生薬の実宝湯でした。順に湯巡りし、実宝湯で天然生薬の薫りとほうじ茶色の薬湯に包まれて至福のバスタイムを楽しみます。

f:id:kenichirouk:20201214215555j:plain

 

体がしっかり温まったところでサウナ室へお邪魔します。
宮の湯さんのサウナは初めてお目に掛かるタイプの電気式ヒーターで、この日のコンディションは85℃。終始貸切状態で、思う存分発汗し、クールダウンは立ちシャワーで頭から冷水を。この季節は流水の冷水シャワーが一番キンキンかもw
この日は以下2セット楽しませて頂きました。

・サウナ10分⇒冷水シャワー0.5分⇒休憩3分
・サウナ10分⇒冷水シャワー0.5分⇒休憩3分

仕上げは薬湯「宝寿湯」で生薬の香りと心地よい湯に浸かり、暫しリラックスした後、熱めのシャワーで軽く流して上がりました。

 

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、Let's Enjoy TOKYOより拝借しております。
※コチラは大神宮下銭湯散歩①「湊町松の湯」さんのレポートです↓

yukatsu.hatenablog.com

湊町松の湯|大神宮下銭湯散歩①|極冷水風呂のレトロ銭湯|湯活レポート(銭湯編)vol.381

f:id:kenichirouk:20201226062617j:plain

chiba1126sento.com

Google マップ

 【入浴日】2020/12/25

 

この日は大神宮下銭湯散歩で1湯目に「湊町松の湯」さんへ。
湊町松の湯さんへは、大神宮下駅下車、出口右手後方の京成線沿いの側道へ。

f:id:kenichirouk:20201226063334j:plain

こちらの路地の突き当りを左折。

f:id:kenichirouk:20201226063413j:plain

程なく魚のモニュメントがある八千代橋で海老川を渡り、そのまま直進。

f:id:kenichirouk:20201226063503j:plain

三つ目の路地を右折すると、すぐ左手に湊町松の湯さんが見えて来ます。
この日は開店少し前に到着した為、湯沸かし中なのか、薪を燃す白煙が豪快に冬晴れの青空に立ち上っていました。

f:id:kenichirouk:20201226063636j:plain

何とも風情のある佇まいです。

f:id:kenichirouk:20201226064009j:plain

建物裏手からは屋号が微かに残る煙突の全景も見られました。
この頃は湯を沸かし終えて保温運転に切り替えたのか、白煙も大分おとなしめに。

f:id:kenichirouk:20201226064244j:plain

それでは暖簾を潜って中へお邪魔します。コインランドリーを抜けた先がロビー。

f:id:kenichirouk:20201226064431j:plain

赤い絨毯の賑やかなロビー。フロントで受付を済ませ、いざ浴室へ参ります。

f:id:kenichirouk:20201226064600j:plain

脱衣場には、アクアリウムが置いてあり、ロッカー上には大きな牛のぬいぐるみ、浴室入口には実物大かと思う程のキリンのぬいぐるみ、さながらサファリパークw
また、浴室入口には強烈なインパクトの熱風呂表記❕き、気になる~w

f:id:kenichirouk:20201226071735p:plain

中に入るとシンプルでコンパクトな浴室。

f:id:kenichirouk:20201214213144j:plain

まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
お風呂は左手が浅湯のミクロバイブラ、センターが座湯、右手が薬湯で9種の生薬の「宝寿湯」。ミクロバイブラと座湯は泡が細かい為かお湯が白濁して見え、湯触りが柔らかく大変心地よいです。その後は噂の熱風呂、宝寿湯の薬湯へ。湯温計は確かに48℃を指していますが、これまで江戸前熱湯を渡り歩いた感覚からすると熱いは熱いですが、体感では45~46℃。これならしっかり浸かれるのでじっくり勝負!
※写真はWebサイトからの拝借で女湯の写真しか無い為レイアウトは逆です。

f:id:kenichirouk:20201214213158j:plain

元々湊町松の湯さんにはサウナもありましたが、設備の故障で止めてしまわれたとの事。サウナ室横には水風呂が残っており、薬湯熱湯で火照った体を水風呂へ沈めたところ、、、❕❕コチラはこれまでの銭湯体験でも最上級の極冷水風呂。推定11~12℃。30秒耐えるのがやっとで、サウナが無くても薬湯熱湯と極冷水風呂で十分ととのえるレベルです。

この日は薬湯熱湯と極冷水風呂の温冷交互浴を2~3度楽しみ、最後に熱めのシャワーで軽く流して上がりましたが、湯上り後もメチャメチャシャッキリしましたw

 

超レトロな外観とモンスター級のお風呂と水風呂の突っ込みどころ満載の面白銭湯、湊町松の湯さん。また再訪してみたい銭湯が一つ増えました。
本日も良い湯をありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、Let's Enjoy TOKYOさんより拝借しております。
※コチラは、大神宮下銭湯銭湯散歩2湯目の「宮の湯」さんの入湯レポートです↓

yukatsu.hatenablog.com

閉店|天然温泉八千代ほっこり湯|湯活レポート(温泉編)vol.107

f:id:kenichirouk:20201226052352j:plain

【入湯日】2020/12/25
【閉店日】2021/1/31
【所在地】千葉県八千代市八千代台南1-8-1

Google マップ

【泉質】ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉(弱アルカリ性・低張性・高温泉)ph8.23

f:id:kenichirouk:20201226053624j:plain

 

この日は閉店の一報を受け、「天然温泉八千代ほっこり湯」さんへ。
※以下「八千代ほっこり湯」で表記させて頂きます。
八千代ほっこり湯さんへは、最寄りの京成線 八千代台駅より二つある東口の内、右手の八千代台東・南方面の階段を下ります。

f:id:kenichirouk:20201226053733j:plain

駅を出たら駅前ロータリーの正面左手の道へ。

f:id:kenichirouk:20201226053912j:plain

四つ目の路地を左折し、下の写真の道へ。

f:id:kenichirouk:20201226054032j:plain

突き当りを左折し、道なりに進んだ先の大通り左手に八千代ほっこり湯さんの看板が見えて来ます。かなり色褪せていますが、辛うじて「ゆ」の文字でそれと判ります。

f:id:kenichirouk:20201226054207j:plain

看板の先、広い駐車場の奥、セットバックしたところが八千代ほっこり湯さん。

f:id:kenichirouk:20201226054433j:plain

入口脇の南天が空の青に映えて綺麗です。

f:id:kenichirouk:20201226060559j:plain

玄関を入るとすぐ閉店のお知らせが目に飛び込んで来ました(ノД`)・゜・。

f:id:kenichirouk:20201226054532j:plain

気を取り直して下足箱は37(サウナ)番号をチョイス。

f:id:kenichirouk:20201226054749j:plain

中に入ると手前がマンガコーナーのある休憩スペース、左手奥がフロントで、奥の屋根のあるゾーンはお食事処です。

f:id:kenichirouk:20201226054915j:plain

 

それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
館内及び浴室はこんな感じです。

f:id:kenichirouk:20201214195900p:plain

沐浴で全身丁寧にお清めを済ませ、早速内湯からライド温♨
街路灯風の照明がある内湯は白湯で、座湯、寝湯、ハイパージェットに泡付きが素晴らしい高濃度炭酸泉があります。まずはこちらで軽く血行促進。

f:id:kenichirouk:20201214200020j:plain

体も軽く温まってきたところで露天風呂へもお邪魔します。
露天風呂のお湯は、万葉集にも歌われる古湯・湯河原温泉からの運び湯ですが、鮮度が良いのか、明らかに内湯の白湯とは異なる浴感で、浸かっていると温泉成分がジーンと肌に押し寄せてくるような感触です。

f:id:kenichirouk:20201214200528j:plain

 

湯河原温泉でしっかり温もったところでサウナ室へも行ってみます。
まずは草蒸塩サウナから、室温は45℃。10分に一度程薬草成分を抽出した濃密な蒸気が拭き上げ白い闇に包まれます。こちらで全身に塩を盛ってじっくり発汗。
発汗後は体に残った塩と汗を流しサウナ室前の冷水風呂へ。こちらの水温は18℃。
タップリの水量で心地よくクールダウン出来ます。
クールダウン後は露天エリアの休憩椅子に体を預けるもよし、寝ころび処で寝そべり外気浴を楽しむもよし、寒すぎる場合は、内湯側の休憩椅子も選べます。
私はもっぱら露天エリアの寝そべり外気浴が心地よく、冬晴れの抜けるような蒼天を仰ぎ見ながらディープリラックスに身を委ねます。
続いてドライサウナへ。八千代ほっこり温泉さんのサウナは正面左右にツインの遠赤外線ヒーターを配する5段タワー型の千葉県最大級のタワーサウナなのだそうです。サウナ室のコンディションは92℃程で心地よい熱気が全身を包み込んでくれます。
この日は以下4セット、名残を惜しみつつ楽しませて頂きました。

・草蒸塩サウナ10分⇒冷水風呂1.5分⇒露天寝そべり外気浴3分
・ドライサウナ10分⇒冷水風呂1.5分⇒露天寝そべり外気浴3分
・ドライサウナ10分⇒冷水風呂1.5分⇒露天寝そべり外気浴3分
・ドライサウナ12分⇒冷水風呂1.5分⇒露天寝そべり外気浴5分

仕上げは泡付きのよい高濃度炭酸泉と露天湯河原温泉をはしごし、体の芯まで温まってから、桶に汲んだ湯河原源泉で絞った温泉タオルで軽く拭き上げて上がりました。湯上り後も、源泉効果か暫くぽっかぽかでした。

 

帰りに看板に別れの挨拶を告げ、八千代ほっこり湯さんを後にしました。
そう言えば陽の加減か、駐車場側の看板はまだ色褪せていませんでしたね。

f:id:kenichirouk:20201226060855j:plain

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。

 

八千代ほっこり湯さんの閉店は2021年1月31日。
露天寝そべり処の一部が朽ちていたり、掛け湯がぬるめだったり、施設や設備の老朽化が否めない部分はございますが、露天湯河原温泉といい、泡付きの良い高濃度炭酸泉といい、千葉県最大級のサウナといい、基本性能は十分満足させるレベルです。
お時間と機会がありましたら、是非一度ご体験されてみてはいかがでしょうか?

※浴室内は撮影不可の為、公式HPより拝借しております。
※コチラは株式会社楽久屋さんのその他温浴施設の入湯レポートです↓

yukatsu.hatenablog.com

yukatsu.hatenablog.com

yukatsu.hatenablog.com

yukatsu.hatenablog.com

yukatsu.hatenablog.com

yukatsu.hatenablog.com

 

ソロサウナ tune|神楽坂|湯活レポート(サウナ編)vol.41

f:id:kenichirouk:20201224080744j:plain

www.solosauna-tune.com

【入浴日】2020/12/23
【所在地】東京都新宿区天神町23−1 UNPLAN Kagurazaka1F

Google マップ

 

この日は今月新しくOPENした「ソロサウナ tune」にお邪魔してみました。
ソロサウナtuneさんへは、東京メトロ東⻄線「神楽坂駅」2番出⼝を出て右へ。

f:id:kenichirouk:20201224081049j:plain

セブンイレブンの手前一つ目の角を右折し、道なりに突き当たり(⽬印は⼤洋レコードさん)を左へ曲がり約120m進むと右⼿に見えて来ます。

f:id:kenichirouk:20201224081352j:plain

カフェ併設でランチタイムはこんな感じ。結構賑わっていますね。

f:id:kenichirouk:20201224081524j:plain

それでは中へお邪魔し、受付を済ませたらソロサウナ「シングルルーム」へ。
下の写真の左手の暖簾を潜った先がサウナルーム。案内されたのはNo3の個室。

f:id:kenichirouk:20201224081700j:plain


ソロサウナtuneさんは、完全予約の貸切制ですので、サウナ室内の撮影も可という事で、ここからは当日撮影した写真を交えてレポートさせて頂きます。
まず入口にはドレッサーとハンガー。ドレッサー下に籠があり、衣類等はこちらへ。

f:id:kenichirouk:20201224081923j:plain

最初はシャワーブースで軽く汗を流します。
ハンドシャワーは温度調節可能。頭上の400㎜のオーバーヘッドシャワーはチラー*1で年中15℃に維持された冷水を浴びる為の物でクールダウン専用です。

f:id:kenichirouk:20201224082137j:plain

アメニティもリンスインシャンプーで無く、コンディショナーが揃っていてGood!

f:id:kenichirouk:20201224082624j:plain

準備が整ったところで、いざ!本格的フィンランドサウナへ。

f:id:kenichirouk:20201224082858j:plain

こちらは奥側から入口側を写した物。ミニマルでエモい空間です。

f:id:kenichirouk:20201224083118j:plain

サウナストーブにはサウナストーンが詰められ、横の桶にはアロマ水があり、セルフロウリュ*2する事が出来ます。

f:id:kenichirouk:20201224083454j:plain

ちなみにこの日のアロマはGreen Birch(白樺)の薫り。

f:id:kenichirouk:20201224083725j:plain

サウナストーブに備え付けのラドル*3でGreen Birchのアロマ水を1杯、2杯と注ぐと、ジュワッーという音と共に仄かに森の薫りが立ち込め、暫くすると頭上から熱せられた高温蒸気が静かに全身に降り注ぎます。貸切の個室サウナでは、寝そべる事も可能な為、仰向けに寝て高温アロマの蒸気を全身で受け止めます。
発汗後は大口径オーバーヘッドシャワーで15℃の冷水を脳天から浴びクールダウン。
15℃の流水は滝行のようで、ギンギンにクールダウンされます。
クールダウン後はサウナ室前のアームチェアへ。

f:id:kenichirouk:20201224084424j:plain

アームチェアの横にはヴィヒタ*4が飾られています。

f:id:kenichirouk:20201224084810j:plain

頭上にはサーキュレーターとBOSEのスピーカーを配置。
自分好みに設定した風を浴びながら、Bluetooth対応スピーカーからスマートフォンやプレイヤーを接続して好きな音楽を流す事も出来ます。デフォルトはアースヒーリングミュージックが流れており、重低音の効いたクリアなサウンドに身を委ねます。

f:id:kenichirouk:20201224090106j:plain

この日は以下3セットで最高に❝ととのう❞*5事が出来ました。

・本格的フィンランドサウナ7分⇒オーバーヘッドシャワー0.5分⇒休憩3分
・本格的フィンランドサウナ10分⇒オーバーヘッドシャワー0.5分⇒休憩3分
・本格的フィンランドサウナ10分⇒オーバーヘッドシャワー0.5分⇒休憩5分

 

本日も良いサウナをありが湯ございました。
現在ソロサウナ tuneさんは、事前の完全予約制。14日前のAM11:00より予約開始ですが、予約開始と同時に午前中には全ての予約が埋まる人気ぶりです。ご興味のある方は是非事前予約されてみてはいかがでしょうか?
尚、現地利用者には優先予約等、更なる特典があるかも。。。
※一緒に行ってみたいという方がいらっしゃいましたら、最大3名同時利用可のグループルームもありますので、そちらを利用可能です。サウナに興味があるけど、一人で行く自信がという方はお声掛けください。

*1:水を冷却する装置

*2:ロウリュはフィンランド語で蒸気の意。サウナストーブへアロマ水等を注ぎ高温蒸気を発生させ、発汗を促す行為までを含みこう呼ぶ事も

*3:アロマ水を掬う柄杓

*4:白樺の枝葉を束ねた物

*5:本格的フィンランドサウナ⇒オーベーヘッドシャワー⇒休憩のループで魂がフルにチューン(tune)される様w